SNS広告の成果を変えるクリエイティブについて解説するECグロースチャンネルの動画サムネイル

この記事で分かること

  • SNS広告の動画で見直したい、セール訴求・使用シーン・冒頭3秒
  • 商品ページまでつながる広告を作るための構成例
  • 改善案を比較するときに確認したい指標と制作チェックリスト

SNS広告を配信しているのに、動画が見られない、商品ページまで来てもらえない。そんなときは、配信設定だけでなく、画面に出している情報の順番を見直してみましょう。

ECグロースチャンネルでは、EC事業者の広告運用経験をもとに、セール訴求、UGC風の動画、最初の3秒という三つの改善点を紹介しています。共通するのは、「今、自分がこの商品を見る理由」を早い段階で伝えることです。

本記事では動画の考え方を整理し、店舗で使える制作例と検証手順を補足します。事例は動画内で語られた経験であり、構成例・比較表は記事用の提案です。確認日:2026年10月2日。

執筆者プロフィール

この記事の監修者
この記事の監修者

株式会社Wacworks

代表取締役社長

舟瀬悠

株式会社Wacworks 代表取締役社長 舟瀬悠

2021年11月に創業し、店舗立ち上げ初期から月商1億円以上の店舗まで120社以上を支援してきました。自社サイト、楽天市場、Yahooショッピング、AmazonなどECサイト・モールに特化したコンサルティング事業を行っています。売上アップ率は233%。"売上をグロースさせたことがあるコンサルタント"のみをパートナーとしてアサインし、EC事業者さまの売上・利益を最大化するお手伝いをさせていただきます。

本記事は、楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピング・Qoo10などのECモール支援を手がける株式会社Wacworksの代表取締役社長 舟瀬 悠が監修しています。また、当サイトのコンテンツは、株式会社Wacworksが定める「コンテンツ制作・編集ポリシー」に基づいて制作しています。

1.セール訴求は「何がお得か」と「条件」を一緒に伝える

動画で最初に挙げられているのは、モールのセールに合わせた訴求です。商品画像を見せるだけでなく、割引などの買う理由が伝わるクリエイティブにすることで、反応が変わったと説明されています。

SNS広告で商品画像に加えてセール訴求を行う考え方を解説する場面
元動画より。セールに合わせたクリエイティブの考え方。 該当場面を見る(2:38〜)

実践するなら、対象商品・対象期間・適用条件を先に決めます。最大割引率だけを大きく出し、対象が一部の商品や特定日だけであることが分からない見せ方は避けましょう。広告の表示とリンク先の商品ページで、同じ条件を確認できる状態にします。

例えば、冒頭で「対象の収納用品が期間限定でお得に」と伝え、実際の収納シーンを見せ、最後に対象商品ページへ案内する構成です。セールの終了後も配信が続かないよう、広告と投稿の確認担当・終了日を制作時点で決めておきます。

2.UGC風の動画では、実際に使う様子を見せる

UGCは、一般にユーザーが作るコンテンツを指します。動画では、整ったCMのような映像だけでなく、スマートフォンで使い心地を伝えるような動画が広告で好反応だったという経験が紹介されています。クリームの例では、商品を置いた写真だけでなく、塗る様子や質感を見せるという考え方です。

クリームを例に商品の使用感が分かる動画について説明する場面
元動画より。見た目だけでなく使い方・質感を伝える例。 該当場面を見る(4:26〜)

ポイントは、画質をわざと悪くすることではありません。誰が、どこで、どのように使うかが具体的に分かることです。収納用品なら物を出し入れする手元、キッチン用品なら準備から片付けまでの動きなど、写真だけでは伝えにくい部分を撮影します。

企業が作る「UGC風」の広告と、実際のお客様による自発的な投稿は区別しましょう。購入者になりすました感想や架空のレビューは使いません。依頼・提供を伴う発信では、その関係が伝わる表示も確認します。広告であることを明瞭にする考え方は、消費者庁のステルスマーケティングQ&Aを参照してください。

3.冒頭3秒で、見る人と商品の接点を作る

動画の三つ目のポイントは、最初の3秒の作り替えです。最後まで見ないと魅力が伝わらない構成では、商品の良さに到達する前に離脱されることがあります。長いロゴ表示や挨拶から始める場合は、使う場面や困りごとを先に出す案と比べてみましょう。

「3秒」は、必ず成果が出る固定の境界ではなく、冒頭を短く点検するための目安です。TikTok for BusinessのCreative Codesでも、注意を引く冒頭、内容を伝える本編、行動を促す締めという構成が紹介されています。

見直す要素制作例一緒に確認すること
冒頭「引き出しの中で小物が迷子になる方へ」から使用場面を見せる実際の商品で解決できる悩みか
本編手元の動きと短い字幕で、使い方を一つ示す字幕と画面が重ならず読めるか
締め紹介した商品が見られるページへ案内する別の商品・終了済みセールに飛ばないか

一つの動画に機能を詰め込みすぎず、「誰の、どの不便を解決するか」を一つに絞ると比較しやすくなります。冒頭だけを変えた2案から始め、本編とリンク先はそろえる方法もあります。

改善は、再生数から購入まで段階を分けて確かめる

広告のクリックが増えても、購入につながるとは限りません。取得できるデータの範囲で、視聴、クリック、商品ページへの流入、注文を分けて確認しましょう。計測方法や確認できる指標は、広告媒体・モール・利用している分析機能によって異なります。

見えた変化次に点検する場所
冒頭で離脱が多い最初の映像、文字量、対象者への呼びかけ
視聴されるがクリックが少ない商品の便益とリンク先への案内
クリック後に注文が伸びない価格・送料・在庫・商品説明と広告の一致
注文は増えたが利益が残らない広告費、値引き、原価を含む採算

比較するときは、配信期間、予算、対象者、セールの有無も残します。条件が違う2本の再生数だけで優劣を決めず、変更した要素と結果を対応させることが次の制作に役立ちます。

SNS広告動画の制作チェックリスト

  • 誰に見てもらう動画か、一文で説明できる
  • 冒頭に商品を見る理由がある
  • 使用シーンが実物と一致している
  • セールの条件とリンク先の表示が一致している
  • 出演・素材・音源の利用範囲と広告表示を確認した
  • 比較する要素、確認する指標、振り返る日を決めた

元動画で詳しく確認する

出典:ECグロースチャンネル「【激変】SNS広告の成果はたったこれだけで変わります【ECコンサル】」(2026年8月21日公開)

SNS広告に使う動画を、継続して改善するために

セールを伝える、使う様子を見せる、冒頭を短く作り替える。この三つは、既存の動画でも点検できる項目です。一度にすべて変えるのではなく、反応が止まっている場所に合わせて改善案を選びましょう。

商品説明動画の制作方法を広げたい方は、AIを使ったEC商品説明動画の制作事例と注意点も参考になります。

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執筆者プロフィール

この記事の監修者
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株式会社Wacworks

代表取締役社長

舟瀬悠

株式会社Wacworks 代表取締役社長 舟瀬悠

2021年11月に創業し、店舗立ち上げ初期から月商1億円以上の店舗まで120社以上を支援してきました。自社サイト、楽天市場、Yahooショッピング、AmazonなどECサイト・モールに特化したコンサルティング事業を行っています。売上アップ率は233%。"売上をグロースさせたことがあるコンサルタント"のみをパートナーとしてアサインし、EC事業者さまの売上・利益を最大化するお手伝いをさせていただきます。