「EC3大モールへの出店を考えているけど、どれが良いのか分からない……」

「Yahoo!ショッピングには出店するべき?」

「他のモールとの違いは?」

EC3大モールの一角であるYahoo!ショッピング。

国内の流通総額は、楽天、Amazonに次ぐ3番手のモールです。

Yahoo!ショッピングに出店していない方の中には「Yahoo!ショッピングってどうなの?」「今から出店するのはあり?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

今回は、Yahoo!ショッピングについてコンサル目線で解説していきます。

今からモール出店を考えている方はぜひ参考にしてみてください。

筆者は以下の経歴を持っており、EC事業でのお悩みやお困りごとをまるっと解決しますよ!

・楽天市場、Amazon、Yahooショッピング、自社ECなどEC事業をTOTALサポート

・計100社以上のEC事業をサポート

・コンサルティング契約リピート率95%以上(ご契約から6ヶ月間での実績)

最後まで読むと、今後Yahoo!ショッピングに出店するべきかどうかがわかるはずです。

Yahoo! ショッピングはポテンシャルが高い

ここからは、売上面とコスト面からYahoo!ショッピングの価値をお伝えしますね。

売上面

Yahoo!ショッピングは、直近で本当に伸びているモールだと思っています。

特にPayPayと連動したイベントは結構大きいですね。

実際にいくつかYahoo!ショッピングに出店している店舗さんを見ていますが、1ヶ月だけで見ると、イベントがあったときは楽天と同じくらい売れる日や月があります。

コスト面

Yahoo!ショッピングは実質無料で出店が可能です。

Yahoo!ショッピングを伸ばしていく上で細かい話をすると、売れた分の数%を支払うPRオプションというものがあります。PRオプションとは、検索を上げるための成果報酬型の広告です。

ただ、大枠として販売手数料は無料なので、楽天やAmazonよりもコストは下がりますよ。

コスト面から見ても出店は重要だと思っています。

最初の出店先に選ぶべきではない

Yahoo!ショッピングはポテンシャルが高いですが、個人的には最初の出店モールとして第1選択肢には入らないです。

販売手数料が無料ということを知っている人はYahoo!ショッピングから出店し始めます。

しかし、Yahoo!ショッピングは販売手数料が無料な分、店舗が多いため、ほとんど埋もれてしまうでしょう。

立ち上げからの攻略が少し難しい印象ですね。

1番最初に出店するなら、楽天、Amazonの方が良いと思っています。

商品のポテンシャルを1番測りやすいのも楽天とAmazonです。

流通額が大きいため、事業をしていく上でも「ECでこのくらい売上を伸ばそう」という売上の指針もなんとなく見えてきます。

最初の出店をYahoo!ショッピングにするのはあまりおすすめしません。

他のモールとの大きな違いはPRオプション

大きな違いは、先述した検索順位を上げるためのPRオプションですね。

いわゆる成果報酬型の広告です。

店舗で料率を設定して、高ければ高いほど検索が上がりやすいという、一般的なロジックがあります。

楽天やAmazonは手数料が10%くらい取られますが、Yahoo!ショッピングは手数料が無料でPRオプションを払わなければいけません。

オプション料率をかけていかないといけないというところが他のモールとの大きな違いです。

PRオプションはどのくらいが良い?

PRオプション料率は店舗さんが決められますが、設定が難しいです。

ただ、Yahoo!ショッピングの中でも何%付けるとこういうオプションがありますよという基準があります。

筆者が初動でやるときは大体5〜10%くらいに設定することが多いですね。

なぜなら、初動から高く設定するとイベントに参加できなくなってしまうからです。

Yahoo!ショッピング攻略の上で重要なのが「倍々ストアキャンペーン」というイベントで、通常時にかけているオファー+4%ぐらいで参加できる座組みになっています。

「倍々ストアキャンペーン」に参加できないと売上を伸ばすのは難しいため、イベントに参加するためにも初動は5〜10%くらいに設定していますね。

まとめ

・ファーストステップとしてYahoo!ショッピングに出店するのは避けたほうが良い

・PRオプション料率はイベントに参加できるよう高すぎない設定をする

今回はYahoo!ショッピングについてざっくばらんにお伝えさせていただきました。

Yahoo!ショッピングは、楽天やAmazonに既に出店されている場合に、次のプラットフォーム展開として選ぶと良いです。

Yahoo!ショッピングでは、「倍々ストアキャンペーン」が重要なため、PRオプション料率はイベントに参加できるよう、無理のない範囲で設定しましょう。

本記事をモール出店の参考にしていただけると幸いです。

今回記事にした内容はこちらの動画でもご覧いただけます。

本チャンネルでは、この他にもEC事業者の方に役立てていただける情報を多数発信していますので、ぜひそちらもご覧ください。

ECグロースチャンネル – YouTube

最後まで読んでいただきありがとうございました!

この記事を書いた人

株式会社Wacworks 代表取締役社長 舟瀬
2021年11月に創業。自社サイト、楽天市場、Yahooショッピング、AmazonなどECサイト・モールに特化したコンサルティング事業を行っています。"売上をグロースさせたことがあるコンサルタント"のみをパートナーとしてアサインし、EC事業者さまの売上・利益を最大化するお手伝いをさせていただきます。