Amazon危険物の納品方法を理解し販売可能商品の幅を広げよう【3つの注意点も紹介】
AmazonでEC事業をはじめ、FBAを利用して在庫管理や発送業務を代行している方も多く、「商品数を増やしたい」と思っている方も多いのではないでしょうか。
様々な商品を取り扱えるAmazonでも危険物の取り扱いにはご注意ください。
通常のFBAと異なり、危険物の中には納品ルールが決まっていたり取り扱えない商品も多数存在します。
しかし危険物の取り扱いを理解すれば、競合が少ないため利益が見込めやすくなります。
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今回はAmazonの危険物に関して紹介します。
今後、さらにAmazonEC事業を拡大したい方は参考にしてください。
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目次
Amazon危険物の定義
Amazonで商品を出品する中には危険物として分類されている商品が多く、化粧品やアルコールスプレーなどが該当します。
Amazonではルールに従えば危険物も販売可能で、以下の性質をもった商品が危険物になります。
・可燃性、刺激性
・有害性
・腐食性
危険物の出品に関しては以下も参考にしてください。
Amazonで禁止されている商品
Amazonでは危険すぎる商品は出品自体を禁止されているものがあります。
放射線物質や火薬物などルールに従っても出品できませんのでご注意ください。
例えばカセットコンロガスや花火等も該当する場合があり、国際航空運送教会(IATA)によって規制されている商品が該当する確率が高いようです。
初めの内は、商品を出品する際に危険物かどうかを確認してから送ると安心です。
通常のFBAと異なる点
AmazonFBAを利用して納品している方は、危険物を納品する際は通常の商品と異なるためご注意ください。
具体的には以下の内容が異なります。
・FBAのパートナーキャリアサービスが利用できない
・手数料を先払いする
・パレットを使用した納品ができない
危険物を送る際は少し手間ですがルールに従って納品すれば、問題ありません。
万が一ルールに違反して納品した際は、アカウント停止になる可能性もあるため、十分に確認してから納品してください。
通常の納品とは異なりますが、危険物は出品している方が少ない分利益になりやすいメリットもあります。
自己発送も活用
危険物を発送する際は、自己発送を活用するのも手段の1つです。
危険物はFBAを利用して通常商品と同梱納品できないため、危険物のみで納品しなければなりません。
納入した際に危険物が混ざっていたら、自己配送で発送するとFBAに申請する手間も省けます。
危険物を発送する際は自己発送も活用して効果的に売上を伸ばしてください。
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Amazonで危険物を確かめる方法3つ
AmazonではFBAに商品を納入する際には危険審査が実施され、危険物と判断された場合は安全性を証明する書類を提出する必要があります。
その際は安全データシートや安全除外シート等を提出すれば問題ありません。
ただ審査の結果アカウント停止になる可能性もあるため、商品を納入する前に危険物か確認する必要があります。
今回は事前に危険物を確認する以下の3つの方法を紹介します。
・ASINチェックツール
・プライスター
・Amazonセラーアプリ
順に詳細を説明します。
方法①:ASINチェックツール
1つ目はASINチェックツールを利用する方法です。
Amazonの危険物確認ガイドから、ご自身のアカウントにサインインして「ASINの検索」にチェックを入れ、次へを押します。
検索したい商品のASINを入力し「ステータスを確認する」を押し、判定結果を確認してください。
危険物であれば、加入を申請するかの質問に「はい」を押して手続きを進めます。
Amazonアカウントを持っていれば誰でも利用できるため、一番利用しやすいツールです。
方法②:プライスター
有料ツールになりますがプライスターを活用する方法もおすすめです。
Amazonでも公式アプリとして認定されており、プライスターからFBA納品プランを作成すると自動で危険物かどうかを教えてくれます。
それ以外にも価格改定作業や手数料の計算など、日々アップデートされて丁寧なサポートも付いています。
月額料金が5,280円(税込み)かかりますが、機能も充実しているので売上を伸ばしたい方にはおすすめのツールです。
方法③:Amazonセラーアプリ
3つ目はAmazonセラーアプリを利用する方法です。
Amazonセラーアプリで該当商品の詳細画面を確認すると、右側に危険物のマークが表示されますのですぐに分かります。
危険物であるかを事前に確認できるため、誤って商品を購入することもありません。
AmazonセラーアプリはiPhoneとandroid用がありますのでご注意ください。
Amazonで危険物をFBAに納品する際の3つの注意点
では実際にAmazonで納品する際の注意点を解説します。
通常商品と異なり危険物を納品する際にはルールがあり、ルールを守らないと受け入れてもらえません。
今回は以下の3点について解説しますので、しっかりと理解し危険物を納品してください。
・通常商品との同梱はNG
・納品できるサイズ
・梱包材
順に詳細を説明します。
注意点①:通常商品との同梱はNG
注意点の1つ目は、通常商品との同梱はできない点です。
危険物は取り扱いには十分注意し、通常商品以上に慎重に保管・配送する必要があります。
もし危険物を同梱した際には爆発などの重大な事件になり、多大な補償金が発生しかねません。
そのため、危険物は全ての商品に対して商品ラベルの貼付が必要となり、JANコードでの納品もできません。
危険物の納品には十分注意して納品してください。
注意点②:納品できるサイズ
納品できるサイズも限られているため注意が必要です。
納品可能サイズは「小型サイズ」か「標準サイズ」のみになり、大型サイズ以上の大きさは納品できません。
詳細は分かりかねますが、保管場所や運送会社との兼ね合いでサイズを制限している可能性があります。
危険物を納品する際には確認してください。
注意点③:梱包材
3つ目の注意点は梱包材です。
危険物の梱包において、梱包材や緩衝材は紙製のみ利用可能です。
ビニールやプラスチック製を利用した場合、FBAでは受け取られずに返送される可能性がありますのでご注意ください。
ご紹介した注意点以外にも危険物を発送するためには、気を付けるべきポイントがあり、ルールを守れない場合はペナルティになる可能性もあります。
危険物のリサーチから、発送手順までをしっかり理解して出品してください。
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Amazon危険物の納品方法の3つの手順
最後にAmazon危険物の納品方法をご紹介します。
これまで説明してきたとおり、危険物は通常商品と発送方法が異なり、ルールを1つでも守らないとFBAに受け取られません。
STEP①:危険物納品ルールを確認する
STEP②:危険物納品申請する
STEP③:ルールに沿って梱包・出荷する
今回紹介する手順は以下になります。
順番に解説しますので、しっかり理解して危険物を発送してください。
STEP①:危険物納品ルールを確認する
初めに危険物を納品する際のルールを確認します。
最初の数回は出品するたびにルールを確認し、頭でしっかりと理解したら定期的に見直す様に心がけてください。
先述しましたが、ルールを1つでも守らないと最悪アカウント停止になる可能性があるためご注意ください。
逆にルールをしっかり守れば、競合が少なく利益が出やすい商品の1つです。
危険物は取り扱いが難しいため、十分に理解して進めてください。
STEP②:危険物納品申請する
次に危険物納品申請をします。
出品を検討している商品を先述した危険物を確かめる方法で確認し、危険物であればご自身のアカウントから申請します。
検索ウインドウに「危険物」を入力し検索し、「FBA危険物納品プログラムへの申請」にチェックを入れ「次へ」を押します。
数日中に担当部署から連絡が来ますが、製品に関する情報が詳細ページに無かったり危険物情報が不足していたりする場合は時間がかかる可能性があります。
また危険物の出品は大口出品者に限られますのでご注意ください。
STEP③:ルールに沿って梱包・出荷する
無事にAmazonに承認されたら、納品ルールに沿って梱包し出荷します。
1つでもルールを守っていないと返送される可能性もありますので、出荷の際には十分に確認してください。
特に複数個納品する際は、すべてにラベル貼付が必須ですのでご注意ください。
Amazonで危険物を出品する方法を理解し、販売商品の幅を広げ売上をあげよう
今回はAmazonで危険物を納品する際の注意点や納品方法をご紹介しました。
危険物や通常商品と異なる点が多く、1つでもルールを守らないとアカウント停止になる可能性もあります。
逆に安全をしっかり確かめて出品すれば、競合が少なく利益が出やすい商品の1つとなります。
ルールを守りながら、販売できる商品を増やして売上をあげてください。
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この記事を書いた人
- 2021年11月に創業。自社サイト、楽天市場、Yahooショッピング、AmazonなどECサイト・モールに特化したコンサルティング事業を行っています。"売上をグロースさせたことがあるコンサルタント"のみをパートナーとしてアサインし、EC事業者さまの売上・利益を最大化するお手伝いをさせていただきます。