ECサイト集客で重要なSEO対策とは?やり方やポイントをわかりやすく解説!

「ECサイトへの集客を増やしたい!」
「SEO対策って何?具体的に何をすればいいの?」
このような悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
SEO対策は、検索結果で上位表示されるための施策です。キーワード検索からの自然流入を確保できるため、ECサイトで安定した集客を確保するなら必須となります。
しかし、アルゴリズムを理解せずに対策をしても成果は出にくく、間違った方法をとると検索順位を下げることも。
この記事では、ECサイトにおけるSEOの基本から重要ポイント、やってはいけない対策まで詳しく解説します。SEO対策を活用してECサイトへの集客を伸ばしたい方はぜひ参考にしてください。
目次
ECサイトで重要な「SEO」とは?アルゴリズムについても紹介

SEOは、ECサイトへ集客するために重要な要素のひとつです。検索アルゴリズムを理解して、ECサイトの集客力を高められるようにしていきましょう。
SEO対策とは検索上位に表示させるための対策
SEO対策とは、検索エンジンで狙ったキーワードで検索結果の上位に表示させるための施策のことです。
自社のECサイトへアクセスを集めるには、ユーザーの目に留まり、クリックしてもらう必要があります。また、ほとんどのユーザーは、検索結果の1ページ目、とくに上部に表示されたサイトを優先的にクリックします。
どれだけ良い商品やサービスを扱っていても、検索結果の下位に埋もれてしまっては、ユーザーに存在すら知ってもらえません。ECサイトの露出を増やし、アクセス数、そして売上を増やすためには、SEO対策が必須となります。
SEOなら広告に頼らない集客が可能
SEOなら、広告費をかけずに安定した集客が可能です。
ECサイトへアクセスを集める手段には、広告という手段もあります。ただ、広告の場合は費用がかかるうえ、施策を止めると集客も途絶えてしまう欠点も。
一方、SEO対策は効果が出るまでに時間はかかるものの、一度検索上位に表示されれば、長期的に集客が見込めます。広告と違い、費用をかけずに安定してアクセスを獲得できるため、長期的に見ると費用対効果が非常に高い集客方法です。
検索目的を達成できるページを上位に表示する仕組み
検索エンジンのアルゴリズムは、ユーザーの検索意図や目的を最も達成できるページを検索結果の上位に表示する仕組みです。
このアルゴリズムは、ユーザーの疑問や悩み解決への貢献度や専門性、信頼度といった要素で評価されます。そのため、単にキーワードを詰め込むだけではなく、ユーザーの役に立つサイトを作ることが重要となります。
情報提供のサイトだけではなく、ECサイトにおけるSEO対策でも、ユーザーにとって価値のある情報を提供することが重要です。アルゴリズムからの高評価につなげるには、以下のような内容を盛り込み、ユーザーの悩みを解決するコンテンツにしましょう。
- 商品ページで悩みの原因や解決策がわかりやすく解説されている
- 商品を購入することで悩みが解決できる
離脱率が低いほど高評価
ユーザーの離脱率が低いサイトは、アルゴリズムから高く評価され、上位表示されやすくなります。
離脱率は、ユーザーが閲覧中のWEBページから別のページに移動せず、そのままWEBサイトを閉じてしまうと高まります。ユーザーがアクセスしたページを閉じたり、アクセス後すぐに検索画面に戻ったりすると、離脱した=ユーザーの役に立たなかったと判断される仕組みです。
そのため、SEO対策では、ページ内の見やすさやわかりやすさ、快適さを高めることで、ユーザーの離脱を防ぎます。また、コンテンツを充実させてサイト内の滞在時間を延長させたり、関連記事や関連商品を紹介してサイト内を回遊させたりするのも有効です。
Google検索ではE-E-A-Tの要素が重要
Google検索では、コンテンツの品質を評価する上でE-E-A-Tの要素が特に重要視されています。E-E-A-Tとは、以下の4要素の頭文字を取ったものです。
- 経験(Experience)
- 専門性(Expertise)
- 権威性(Authoritativeness)
- 信頼性(Trustworthiness)
これらの要素を満たすコンテンツほど、読者に役立つ内容が書かれていると評価され、検索結果の上位に表示されやすくなります。
経験(Experience)
コンテンツに、実体験に基づいた知識や経験が含まれていることをさします。実際にその商品を使ったり、サービスを体験した人だけが書けるような、具体的なレビューや感想を重要視する要素です。
表面的な情報ばかりで具体的な内容が欠けていると、記事の信憑性が低く評価され、読者の問題解決に役立たないと見なされることもあります。
専門性(Expertise)
特定の分野に関する深い知識やスキルを持っていることを指します。特定の分野に精通した専門家が執筆したり、監修したりすることで評価される要素です。
その分野に詳しい人による知見や洞察が不足していると、他の多くのWEBページとの差別化ができません。専門性が低い記事は、「誰が書いても同じような内容」とみなされ、アルゴリズムからも評価されにくい傾向にあります。
権威性(Authoritativeness)
その分野における信頼できる情報源として、多くの人に認められていることを指します。著名な専門家や公的機関などから引用されたり、言及されたりすることで、そのWebサイトの権威性が増します。権威性もまた、上位に表示させるにふさわしいか判断される要素です。
引用や言及(被リンク)が少ない場合、そのページやサイトは「この分野で影響力や信頼性がない」と見なされます。
信頼性(Trustworthiness)
コンテンツに内容が正確で、安全なものであることを指します。運営者の情報(会社概要、プロフィールなど)を明確にし、連絡先やプライバシーポリシーを記載することで、サイトの信頼性を高めましょう。
情報の出所が不明確な記事は、ユーザーに不安を与え、最終的に検索エンジンからも低品質なサイトだと見なされます。この要素が欠けていると、ほかのE-E-A-Tの要素がどれだけ優れていても、総合的な評価が下がってしまいます。
ECサイトのSEO対策の重要ポイント4点

ECサイトのSEO対策は多岐にわたりますが、まずは押さえるべき重要なポイントがいくつかあります。売上アップにつながるよう、特に意識すべき4つのポイントを確認していきましょう。
インデックス登録されていることが大前提
ECサイトのSEO対策を始めるには、サイトやページが検索エンジンに「インデックス登録」されていることが不可欠です。
インデックス登録とは、ECサイトの各ページがGoogleなどの検索エンジンに認識され、データベースに登録されることをさします。ページがインデックスされていなければ、ユーザーがどんなに適切なキーワードで検索しても、検索結果に表示されることはありません。
Google Search Consoleなどのツールを使い、自社サイトのページが適切にインデックスされているかを定期的に確認しましょう。
「サイト全体」の整備で基礎点アップ
ECサイトのSEO対策では、クローラーが巡回しやすい状態にすることが基礎点アップにつながります。サイト全体をシンプルで分かりやすい階層構造にし、パンくずリストを設置しましょう。
また、販売終了した商品ページや、商品が欠品しているページを放置するのもおすすめしません。欠品している商品ページがSEO上位に表示されている場合は、そのページから他の商品や代替え商品へ誘導できるよう動線を整備しましょう。
「ページ単位」の作りこみが検索順位に重要
個々の商品ページやコンテンツページの作りこみは、検索順位を決定する上で非常に重要です。
ユーザーの検索意図を満たす詳細な商品説明や、最適なキーワードを盛り込んだタイトルなどを設定することで、ページ単位でのSEO評価を高められます。
また、購入ボタンが見つけにくかったり、画像の表示に時間がかかりすぎたりすると、離脱につながります。パッと見のわかりやすさや快適さも重要になるため、必ずページを作成したら「消費者目線」でのチェックをしておきましょう。
商品ページデザインのコツや構成要素については、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。
この記事もおすすめ!

商品ページデザインのコツは?【デザインを決める構成要素と売るためのポイント5選】
「ECサイトでデザインはやっぱり重要?」「ページのどの部分をこだわればいいかな?」「魅力を存分にアピールするためのポイントを教えてほしい!」 ECサイトをつくる上でページデザインは大きなウェイトを占めます。 そこで今回は商品ページデザインを…
「外部からの被リンク」も順位アップに有効
他のサイトから自社サイトへの被リンクを獲得することも、SEO評価の向上に有効な手段です。
信頼性の高いサイトからの被リンクは、検索エンジンからの評価を高める効果があります。信頼性を高く評価されると、類似商品や競合商品との差別化が難しい場合でも、検索上位を取りやすくなります。
商品ページだけではなく、良質なコンテンツを作成して自然な被リンク獲得を目指しましょう。
ECサイト向けSEO対策の具体的なやり方

ECサイトのSEO対策は、正しい手順で取り組むことで着実に成果が見込めます。ここからは、実践的なSEO対策の具体的なやり方について確認していきましょう。
キーワードを選定する
ECサイトのSEO対策は、商品ページやECサイトに最適なキーワードを選定することから始めましょう。
キーワード選定とは、ユーザーを検索から自社のサイトに流入させるための最初のステップです。商品を検索する際に、どのような言葉を使っているかを理解することが重要になります。
まず、自社の商品やサービスに関連するキーワードを幅広く洗い出します。ツールを使ってキーワードがどのくらい検索されているか(検索ボリューム)や、競合がどれくらい強いか(競合度)を調査しましょう。(後ほどおすすめの無料キーワードリサーチツールを紹介します。)
リサーチしたキーワードのデータを基に、検索ボリュームが大きく、かつ競合が比較的少ないキーワードを特定することが、サイトへのアクセスを増やすために重要な要素になります。
商品ページにキーワードを盛り込む
選定したキーワードは、ECサイトの商品ページなどに盛り込むことで、SEO効果を最大化できます。
キーワードは不自然に詰め込むのではなく、ユーザーにとっても読みやすい自然な形で、文章中やタイトルに含めることが大切です。
商品名
ユーザーが欲しい商品かどうかがひと目でわかるよう、商品名に重要なキーワードを入れましょう。
ユーザーは、商品名を見てその商品の内容を判断します。検索結果画面に表示されるタイトルの文字数h#限られているので、重要なキーワードはタイトルの冒頭部分20文字以内に配置するよう調整しましょう。
また、検索エンジンも商品名に含まれるキーワードを重要視しており、検索結果の表示順位に大きく影響します。たとえば、以下のようにターゲットとするキーワードを含めることが大切です。
【Tシャツを販売する場合の商品名】
△ Tシャツ メンズ 半袖 無地
◎【ブランド名】メンズ半袖Tシャツ 無地 速乾 カジュアル スポーツ アウトドア
◎【最短3日で発送】オリジナルプリントTシャツ 半袖 男女兼用 部活 サークル 文字入れ
商品紹介文
選定したキーワードは、商品紹介文に自然な形で盛り込みましょう。
キーワードだけを羅列したり、無理にキーワードを詰め込んだりするので、ユーザーにページを読んでもらえません。アクセスがあっても即離脱され、SEOの評価が下がって上位表示を狙えなくなるため、あくまでも自然な日本語で商品を説明することが重要です。
キーワードをしっかりと商品ページの説明文に含めることで、検索エンジンにそのページが何の情報を扱っているかを正確に伝えることができます。使用シーンや機能の説明、Q&Aなど、商品の特徴を丁寧に説明することで、自然に多くのキーワードを含めることが可能です。
商品ページのコンバージョン率を高める
ECサイトのSEO対策では、商品ページのコンバージョン率を高めることも重要です。
コンバージョン率とは、サイトを訪れたユーザーのうち、実際に商品を購入した人の割合をさします。「コンバージョン=ユーザーの悩みを解消する商品を提案した」と評価され、上位表示につながるため、商品ページはしっかりと作りこみましょう。
商品画像の作りこみ
商品の魅力が伝わる画像は、ユーザーの購買意欲を直接的に刺激します。ユーザーは商品ページを訪れた際、まず画像をチェックすることが多いため、商品写真は必ず複数用意しておきましょう。
また、商品のサイズ感や素材、使用イメージが具体的にわかると、それだけ購入されやすくなります。商品写真を撮影する際は、以下のようなさまざまなショットを用意しましょう。
- 商品の外見(複数の角度からのショット)
- 手触りや質感
- 色合いやバリエーション
- 商品の使い方
- 利用シーンや使用例
- お手入れ方法
- 使用時の注意点 など
ECサイトの売上を伸ばすためにも、SEO対策のためにも、商品画像は充実させましょう。
商品紹介文のブラッシュアップ
詳細で分かりやすい商品紹介文は、ユーザーの疑問や不安を解決し、安心して商品を購入するきっかけとなります。
まずは、「サイズ感や素材は?」「お手入れ方法は?」といったユーザーが抱きやすい疑問を解消できるよう、情報を充実させましょう。また、具体的な使用例を交えながら説明したりすることで、購入へのハードルを下げられます。
よくある質問があればFAQ形式で記載したり、レビューでよく書かれている点を商品ページに含めることも重要です。販売者側の意見だけではなく、商品を販売していくうちにユーザーから寄せられた声を商品ページに反映させることで、より商品情報が充実します。
これにより、コンバージョン率が向上するだけでなく、購入後の返品や問い合わせを減らすことにもつながります。
キーワードの見直し
商品ページのコンバージョン率を高めるには、キーワードを定期的に見直すことが重要です。
キーワードは、ユーザーの検索意図やトレンドによって常に変化します。現在の商品ページに掲載しているキーワードが、ユーザーの最新の検索意図とずれていないかを確認しましょう。
たとえば、季節の変わり目には「秋冬ファッション」から「春物コーデ」へと検索キーワードが変わります。ギフト向けの商品なら「母の日」「クリスマス」など、その時のイベントに変更することも重要です。
このような変化に対応し、多くのユーザーの流入を狙いましょう。
以下の記事でも、コンバージョン率アップの方法を解説していますので、参考にしてください。
ECサイトの回遊率をあげる
ECサイトのSEO評価を高めるためには、回遊率を上げることが重要です。
回遊率とは、サイトを訪れたユーザーが複数のページを閲覧する割合を指します。ユーザーがECサイト内を回遊しやすくなる工夫をすることで、滞在時間が増え、Googleにも「このサイトはユーザーにとって有益だ」と評価されやすくなります。また、ECサイト内の商品を多く見ることで、購入にされる確率が高まるうえ、複数購入など客単価アップにつながることも。
商品ページに関連商品を表示させたり、「この商品を買った人はこんな商品も買っています」といったレコメンド機能を活用したりすることが有効です。また、カテゴリー分けを最適化し、ユーザーが目的の商品にたどり着きやすいサイト構造にすることも大切です。
コンテンツSEOで集客を狙う
ECサイトの集客には、コンテンツSEOも有効な手段です。コンテンツSEOとは、ブログ記事などでユーザーに役立つ情報を提供し、サイトへの流入を増やす手法です。
ユーザーは悩みや疑問を解決するために検索をするので、そのニーズに応えるコンテンツを提供することで、商品にまだ興味がない層もサイトに呼び込めます。
たとえば、アパレルECサイトであれば、「体型別コーディネートの選び方」といった記事を作成することで、特定の悩みを抱えた潜在顧客にアプローチできます。また、有益な記事を作成できれば、記事が引用されて被リンク獲得につながり、SEOに大きく寄与する可能性も。
検索エンジンからの評価も高まるうえ、商品購入のきっかけや将来的な顧客育成、ブランドの認知にもつながる施策です。
ECサイトのSEO対策で意味がないこと・やってはいけないこと

ECサイトのSEO対策には、効果が見込めないだけでなく、逆効果になってしまう施策も存在します。無駄な労力を費やさないよう、意味がない対策や避けるべき行為について確認していきましょう。
競合の商品ページのコピペ(コピーコンテンツ)
検索エンジンは、独自性があり、読者の役に立つ専門的な記事を上位に表示します。これは、「どこにでもある情報しか書かれていないオリジナリティのないページ」は、検索上位に表示する価値がないと判断されるからです。
検索上位のページと似たようなコンテンツを作成しても、ユーザーのニーズを満たせない場合は上位表示は難しくなります。そのため、同じような内容のコンテンツを作るだけでは、検索上位は難しいでしょう。
とくに、他サイトのコンテンツをそのままコピペする「コピーコンテンツ」は、検索エンジンからペナルティを受ける原因となります。オリジナリティの高い文章で、自社ならではの情報を発信することが重要です。
キーワードの不自然な詰め込み
タイトルや本文に不自然なほどキーワードを繰り返し含めると、検索エンジンにスパムとみなされる場合があります。検索順位を下げられたり、検索結果に表示されなくなったりする可能性があるので、キーワードは自然な形で含めましょう。
また、キーワードが不自然に繰り返される文章は、非常に読みにくく、商品の魅力が伝わりません。結果として、ユーザーはストレスを感じてページを離れてしまい、購入につながらなくなります。離脱が多いほど検索順位も下がるため、あくまでも「わかりやすく、自然な日本語」で書きましょう。
また、情報量が多くて読みにくい場合は、表や箇条書きなどを活用し、視覚的に見やすくなるよう整理するのもおすすめです。
被リンク獲得のための売買
被リンク獲得のために、リンクを売買する行為はGoogleのガイドラインで明確に禁止されています。また、自作自演で不自然な被リンクを大量に増やす行為も同様にNGです。
このような行為は、検索順位を不正に操作しようとするスパム行為と見なされます。一時的に順位が上がったとしても、やがて不正が検知され、検索順位が大幅に下落するペナルティを受けるリスクがあります。
被リンクは、あくまで他のサイトが「このコンテンツは素晴らしい」と感じ、自然に紹介したいと思うような高品質なコンテンツを作ることで獲得すべきものです。安易な被リンクの売買は、長期的なサイト運営において逆効果となります。
風評被害防止目的の逆SEO対策
逆SEO対策とは、対象のWebページの検索順位を意図的に下げる行為のことをさします。
これは、会社やサービス、商品などの誹謗中傷が書かれているWebページを上位に表示させないための手段です。自社に取って都合が悪いページの検索順位を落とすことで、風評被害の防止などを目的に行われることがあります。
逆SEO対策の中には、「順位を下げたいサイトのコピーコンテンツを大量に作成し、Googelにスパム認定させる」といった手法もあります。このようなやり方は、SEOのペナルティに該当する行為です。ECサイト全体の評価自体も落とされるリスクがあるため、おすすめしません。
ECサイトのSEO対策でおすすめのツール

ECサイトのSEO対策を効率的に進めるには、専門のツールの活用が不可欠です。作業を効率化してスムーズに分析を進められるよう、おすすめのツールについて確認していきましょう。
Googleアナリティクス

Googleアナリティクスは、自社ECサイトのSEO対策に欠かせない無料ツールです。
このツールを使うことで、自社のECサイトへのアクセスに関するさまざまなデータを詳細に分析できます。
- サイトへのアクセス数
- 訪問者の行動
- 流入経路
- 使用デバイス
- 検索したキーワード
- ページの表示回数やクリック数
- よく見られている商品ページ など
これらのデータを分析することで、ユーザーが求めている情報や、サイトの改善点を見つけられます。どの商品ページのコンバージョン率が低いのか、どのページで離脱が多いのかなどを特定し、具体的な改善策を立てることも可能です。
キーワードマップ

引用:キーワードマップ
キーワードマップは、競合調査やキーワード選定、効果計測といったSEO対策ができるツールです。
URLやキーワードを入力することで、競合がどのようなキーワードでどれくらいアクセスされているのか分析することができます。Googleアナリティクスとは異なり、自社サイト以外のアクセス解析もできる点が大きな特徴です。
キーワードの調査やサイトの効果測定、指定キーワードで出稿しているリスティング広告のリサーチなどもできるため、自社だけではなく競合分析や自社との比較も行えます。
キーワードマップは有料ツールで、料金自体は問い合わせが必要ですが、7日間の無料トライアルも利用できます。
ラッコキーワード

引用:ラッコキーワード
ラッコキーワードは、キーワードリサーチツールです。
特定のキーワードを入力するだけで、サジェストキーワードや共起語、見出しなどを一括で取得できます。利用回数や閲覧できる機能に制限がありますが、無料でも利用できる機能が充実している点が大きな特徴です。
ラッコキーワードは無料から使えるツールですが、有料でもプランが豊富で、660円/月~とコストパフォーマンスに優れたプランも用意されています。
「AI記事本文生成」「AI見出し生成」などの機能も利用でき、コンテンツ記事作成にとくに向いているツールです。
SEO以外のECサイトへの集客手段
ECサイトへの集客手段はSEO対策だけではありません。インターネットを活用した集客手段は以下のとおりです。
- SNS運用・SNS広告
- メールマガジン
- アプリのプッシュ通知
- ショッピング広告
- リスティング広告(検索連動型広告)
- ディスプレイ広告
- アフィリエイト広告
SNS運用やメールマガジンは、無料で始められる手段です。ただし、無料でできる手段は、SEO同様、時間がかかります。
無料の施策ではできない「即日からアクセスを集める」という点では、広告の活用がおすすめです。また、ターゲット層や年代によっては、チラシやテレビCM、雑誌などのアナログ広告が有効な場合もあります。
認知度を高める方法はさまざまです。競合が使っていない手段や、自社にあった集客方法を模索し、独自の顧客を開拓していきましょう。
ECサイトのSEO対策に関するよくある質問
ECサイトのSEO対策に関して、多くの事業者が疑問や課題を抱えています。ここでは、SEO対策に関するよくある質問と、その回答を確認していきましょう。
MakeshopはSEOに弱いって本当ですか?
Makeshopが、他のECサイト構築サービスと比べてSEOに弱いというわけではありません。
タイトルやメタディスクリプションの設定、キーワード対策など、ECサイトのSEO対策に必要な基本項目はひととおり備わっており、充実しているといえます。
ただし、高度なデータ分析機能が搭載されているわけではありません。Googleアナリティクスと連携させるとよいでしょう。
逆SEOは違法ですか?
逆SEO対策そのものは違法ではありません。
ただ、一部のやり方はスパムに認定されたり検索エンジンのポリシー違反とされたりする場合があります。やり方によっては、ペナルティを受ける可能性もあるため、不正な操作での逆SEO対策はおすすめしません。
SEO対策の機能が充実したECプラットフォームを教えてください
以下のECプラットフォームは、タイトルやメタディスクリプション、HタグなどのSEO対策の機能が充実しています。
- Shopify
- makeshop
- futureshop
- カラーミーショップ
また、ECパッケージ型やASP型など、さまざまなタイプがあります。SEO対策だけではなく、自社に合ったプラットフォームを選ぶことが大切です。
ECプラットフォームの施策については、以下の記事も参考にしてください。
この記事もおすすめ!

主なECサイト6つを無料・有料ツールで比較【ECサイトの5つの種類と特徴も紹介】
「ECサイトを作りたいけど、どうやって選べばいいの?」「自社に合ったECサイトを知りたい!」 ECサイトを立ち上げる際に、自社にあうECサイトの選定で悩んでいる方も多いのではないでしょうか。 現在では多くのECサイトが存在し、費用や事業規模…
SEO対策の費用はいくらですか?
ECサイトのSEO対策にかかる費用は、自社で対応する場合は月0円~数万円、専門業者に依頼する場合は月5万円~50万円が目安とされています。
また、専門業者に依頼する場合は、SEO対策としてコンテンツ記事の作成や広告運用を提案されることもあります。その場合は、別途料金がかかる場合がある点に注意が必要です。
ECサイトで検索上位を獲得できないのですが…
SEO対策は、上位に表示されるまでに時間がかかる施策です。SEO対策でなかなか結果が出ない場合は、状況やニーズに合わせて他の施策も組み合わせてみましょう。
- 実店舗や地域をターゲットにするならアナログ広告
- 無料の集客施策ならSNS運用
- 即効性を求めるならリスティング広告やSNS広告
ECサイトのSEO対策でお悩みならWacworksへご相談ください!
ECサイトを作ったものの集客がうまくいかず、SEO対策でお悩みではありませんか?
ユーザーにECサイトを見つけてもらうには、検索エンジンで上位表示されるための対策が不可欠です。しかし、SEO対策は専門知識が必要なため、どこから手をつければいいか迷ってしまう方も少なくありません。
ECサイトの集客でお悩みなら、SEO対策に精通したWacworksへご相談ください。Wacworksは、ECサイトのSEO対策に特化した、質の高いコンサルタントを抱えています。
コンサルタント実績例)
・売上のトップラインが伸び悩んでいたブランドの販売戦略を見直し
・売れるページ作成 × 集客改善 × CVR・LTV改善 で、最短1ヶ月で売上UP!
・7ヶ月の支援で月商を2,260万円から5,920万円まで262%の急成長を実現
経験豊富なWacworksのコンサルタントが、キーワード選定から検索順位を上げるための具体的な施策まで、プロ目線での改善案をご提案します!
ECサイトのSEO課題を解決し、売上アップを目指したいなら、ぜひWacworksへご相談ください!
まとめ|SEO対策を強化してECサイトへ集客しよう
ECサイトの売上を伸ばすためには、SEO対策が欠かせません。
サイト全体の構造の最適化やキーワード選定、質の高いコンテンツを充実させるなど、さまざまな要素を見直し、改善していきましょう。少しずつ改善を積み重ね、検索上位に表示される要素がページ内に凝縮されることで、最大限にSEO効果が発揮されます。
SEO対策はすぐに成果が出るものではありませんが、一つひとつの施策に丁寧に取り組むことが重要です。この記事を参考に、ぜひ自社のECサイトのSEO対策を強化し、集客と売上を伸ばしていきましょう。
もし、SEO対策の方法が分からない、あるいは思うように効果が出ないとお悩みでしたら、Wacworksへご相談ください!