【初心者必読】Yahoo!ショッピング広告4種類の内容とおすすめ広告を解説【それぞれのメリット・デメリットも紹介】
「Yahoo!ショッピングにはどんな広告があるの?」
「それぞれのメリットとデメリットを知りたい!」
「いちばんおすすめな広告は何?」
Yahoo!ショッピングで広告出稿を考えているものの、種類も豊富でいまいち理解できていない方もいるでしょう。
そこで今回はYahoo!ショッピング広告全種類の内容とおすすめ広告について解説します。
筆者は以下の経歴を持っており、ECモール広告運用関連のお悩みやお困りごとをずばり解決しますよ!
・楽天市場、Amazon、Yahooショッピング、自社ECなどEC事業をTOTALサポート
・計100社以上のEC事業をサポート
・コンサルティング契約リピート率95%以上(ご契約から6ヶ月間での実績)
ぜひ本記事を参考にして理解を深めていきましょう!
目次
Yahoo!ショッピング広告とは?
Yahoo!ショッピング広告とはYahoo!ショッピング内に広告を打ち出し、クリック率や売上を伸ばす施策です。
Yahoo!ショッピングではSEO対策が不可欠であるものの、効果が出るまでにはなかなか時間が掛かるもの。
そこで即効性の高いYahoo!ショッピング広告を利用する方が多いのです。
現在ECモール市場の中でも、Yahoo!ショッピングはPayPay決裁導入もあって年々売上を伸ばしているのも事実。
競合店舗が増加した今だからこそ広告運用がカギを握っているのです。
Yahoo!ショッピング広告のは全4種類
まずはYahoo!ショッピング広告の内容について解説していきましょう。
具体的には以下4つの広告があります。
・アイテムマッチ広告
・バナー広告
・ソリューションパッケージ広告
・PRオプション
次から順番に見ていきましょう。
Yahoo!ショッピング広告の種類①:アイテムマッチ広告
アイテムマッチ広告とは別称ストアマッチとも呼ばれ、消費者の検索に応じて広告を打ち出す施策です。
アイテムマッチ広告枠は一般的な出店枠よりも上部に表示。
結果的にクリック率が上がって売上につながりやすいのです。
またアイテムマッチ広告はクリック課金型であるのも特徴と言えるでしょう。
クリックしてはじめて課金されるため初心者にも人気の広告です。
Yahoo!ショッピング広告の種類②:バナー広告
バナーとはお店の看板を意味する言葉であり、その名の通りYahoo!ショッピング内の目立つ位置に打ち出す広告です。
別称ディスプレイ広告とも呼ばれています。
バナー広告には通常広告と販促広告があり、1つの違いは以下の通り。
<通常広告>
通常広告とは季節やイベントに関わらず一般的な時期に打ち出す広告です。
トップページや各カテゴリページに広告を打ち出せます。
<販促広告>
販促広告は季節やイベントに特化して広告を出稿します。
お中元・クリスマス・お正月などイベントにあわせて、季節限定商品を効率的に販売可能です。
Yahoo!ショッピング広告の種類③:ソリューションパッケージ広告
ソリューションパッケージ広告はYahoo!ショッピング広告外に打ち出す施策です。
具体的にはGoogleやYahooの検索トップページや検索結果ページにYahoo!ショッピングの枠で出稿していきます。
Yahoo!ショッピング以外のユーザーへ訴求できるため注目度アップが期待できるでしょう。
Yahoo!ショッピング広告の種類④:PRオプション
PRオプションは設定料金に応じて露出度が高められる成功報酬型の広告です。
「販売価格×設定料率(%)」が広告費となり、設定料率を高めれば目立つ場所に表示されます。
具体的には検索結果で上位表示されたり、おすすめ商品として掲載されたり。
イベントや季節にあわせて期間限定で設定料率を上げる方法もおすすめです。
Yahoo!ショッピング広告それぞれのメリットとデメリット
続いてはYahoo!ショッピング広告それぞれのメリットとデメリットを解説します。
解説する広告は引き続き以下の通りです。
・アイテムマッチ広告
・バナー広告
・ソリューションパッケージ広告
・PRオプション
次から順番に見ていきましょう。
各広告のメリットとデメリット①:アイテムマッチ広告
アイテムマッチ広告の大きなメリットは低予算で運用できる点です。
最低入札単価25円〜であるため「はじめて広告を出稿する」「広告に掛けるお金がない」などの悩みがあっても運用可能。
一方デメリットはターゲットを細かく設定できない点です。
キーワードではなくカテゴリー毎に設定するため、場合によっては意図しない層へ訴求してしまう可能性もあります。
各広告のメリットとデメリット②:バナー広告
バナー広告のメリットは入札すれば必ず出稿される点です。
入稿費用3万円~とやや高いものの出稿されれば目立つ場所へほぼ確実に露出されます。
「店舗の認知度を上げたい」「商品を効率的に注目させたい」などのニーズに応えられるでしょう。
一方デメリットは広告費用が割高である点。
時期やタイミングによって大きく金額が変動するため、ある程度の資金がないとむずかしいかもしれません。
各広告のメリットとデメリット③:ソリューションパッケージ広告
ソリューションパッケージ広告の大きなメリットはYahoo!ショッピング外からの流入が見込める点です。
「ほしい商品はあるけどどこで買えばいいか分からない」「他のECサイトも気になる」などの悩みや希望を持った消費者へ訴えかけられます。
その反面Googleに表示させる場合は審査を通過しなければいけないデメリットも。
ソリューションパッケージ広告を利用する場合は長い目で見ていきましょう。
各広告のメリットとデメリット④:PRオプション
PRオプションのメリットは成功報酬型であるため、購入されない限り料金が発生しない点です。
出稿料金に対してリターンが確実に返ってくるのは大きいでしょう。
設定料率が高いほど注目度が上がるため、資金が豊かな店舗ほどメリットを感じられます。
一方デメリットは設定料率が最も考慮されるわけではない点。
いくら費用を掛けてもSEO対策が不十分であれば上位表示されません。
SEOの知識は必須であるのは念頭に置いておきましょう。
Yahoo!ショッピング広告の中でアイテムマッチが人気な理由
今回紹介した4広告の中でもとくに人気なのはアイテムマッチ広告です。
アイテムマッチ広告は低予算かつ設定が簡単であるため、初心者でも安心して利用可能。
審査もなく「試しに広告を出してみたい」「試験的に効果を検証したい」などの悩みにも応えられます。
さらに設定した予算にクリック回数が達すると、自動的に掲載がストップされるのも初心者にとっては嬉しいポイント。
そんなアイテムマッチ広告をフル活用するためにも後述する予算や運用方法を確認しておきましょう。
Yahoo!ショッピングのアイテムマッチ広告に必要な予算
アイテムマッチ広告に必要な予算を考える上で欠かせないのが管理ツールの活用です。
管理ツールを活用すれば「費用をいくら掛ければ何位に表示されるのか」が一目で分かります。
最低入札単価は25円~であるため、管理ツールによって算出された金額で出稿するのが効果的でしょう。
さらに日々効果検証を行っていけば大体の費用感も分かってくるはずです。
Yahoo!ショッピングのアイテムマッチ広告を運用するポイント3つ
それでは最後にアイテムマッチ広告を上手に運用する方法を解説します。
具体的な運用方法は次の通りです。
①画像を魅力的にする
②配信日を限定する
③実績レポートを活用する
次から順番に見ていきましょう。
アイテムマッチ広告運用のポイント①:画像を魅力的にする
アイテムマッチ広告で運用する場合は画像を魅力的にしていきましょう。
たとえ上位表示されても惹きつけられる画像でなくては売上につながりません。
そのためにも「人のモデルを使って具体的にイメージさせる」「様々な角度から撮影する」などを意識してみましょう。
場合によっては画像加工ツールを使うのもおすすめです。
アイテムマッチ広告運用のポイント②:配信日を限定する
広告配信日を限定するのもポイントの一つです。
例えばYahoo!ショッピングでは「5のつく日」「日曜日」はモール負担でPayPayボーナスがプラスされます。
購入したい気持ちの強いユーザーが多く来店するため、その日を狙って配信すると効果が高いでしょう。
他にもクリスマスや正月などの盛り上がりやすい時期に出稿するのがおすすめです。
アイテムマッチ広告運用のポイント③:実績レポートを活用する
効果検証を行う場合は実績レポートを活用していきましょう。
実績レポートは「クリックからどれだけ購買につながっているか」「成約率の低い商品はどれか?」などを調べられます。
レポートをうまく使っていけば費用対効果の高い商品だけに集中して出稿可能。
結果的にアイテムマッチ広告を利用して効率的に運用できるのです。
Yahoo!ショッピング広告を効果的に運用しよう
今回はYahoo!ショッピング広告全種類の内容とおすすめ広告について解説します。
Yahoo!ショッピング広告は4種類あり中でもアイテムマッチ広告がおすすめです。
低予算で簡単にはじめられるためとくに初心者は大きなメリットを感じられるはず。
広告運用を検討中の方はぜひアイテムマッチ広告からはじめてみましょう!
この記事を書いた人
- 2021年11月に創業。自社サイト、楽天市場、Yahooショッピング、AmazonなどECサイト・モールに特化したコンサルティング事業を行っています。"売上をグロースさせたことがあるコンサルタント"のみをパートナーとしてアサインし、EC事業者さまの売上・利益を最大化するお手伝いをさせていただきます。