Yahoo!ショッピング画像徹底攻略!【ガイドラインの詳細と魅力の伝え方5選】
「Yahoo!ショッピングの画像設定には明確なルールがあるの?」
「ルールを守らないと何か罰則がある?」
「魅力的な画像に仕上げるためのコツを教えてほしい!」
Yahoo!ショッピングで売上アップを狙うなら、画像にまつわるポイントを押さえておいて損はありません。
そこで今回はYahoo!ショッピングの画像ガイドラインと、魅力の伝え方について解説します。
筆者は以下の経歴を持っており、ECショップの商品画像における悩みやお困りごとをずばり解決しますよ!
・楽天市場、Amazon、Yahooショッピング、自社ECなどEC事業をTOTALサポート
・計100社以上のEC事業をサポート
・コンサルティング契約リピート率95%以上(ご契約から6ヶ月間での実績)
ぜひ本記事を読んで商品の魅力を存分にアピールしていきましょう!
目次
Yahoo!ショッピング画像の種類
まずはYahoo!ショッピングに設定できる画像の種類を解説します。
具体的な画像の種類は次の通りです。
・商品画像
・商品詳細画像
・追加画像
次から順番に見ていきましょう!
Yahoo!ショッピング画像の種類①:商品画像
商品画像とは数ある種類の中でもメインとなる画像です。
検索結果で表示される画像であり、商品詳細ページで1枚目の画像となります。
消費者が最も目につきやすい画像であるため、まずは商品画像におけるガイドラインと設定ポイントを把握しておきましょう。
商品画像の質次第でクリックされるかどうかが大きく影響していきます。
Yahoo!ショッピング画像の種類②:商品詳細画像
商品詳細画像とは商品詳細ページ1枚目の画像以外を指します。
Yahoo!ショッピングでは最大20枚の商品詳細画像をアップできるため、可能な限り掲載して魅力を伝えていきましょう。
とくに忙しい方は商品詳細ページを長時間眺めている時間はありません。
「画像の印象だけで買うか決める」「時間はないけど画像だけは目を通す」といった方も多いため、詳細画像のポイントも押さえる必要があります。
Yahoo!ショッピング画像の種類③:追加画像
最後の追加画像は前述した商品画像と商品詳細画像以外の画像です。
具体的にはアイコン・バナー・商品説明欄の画像などが該当します。
商品画像と商品詳細画像で伝えきれなかった内容を画像で解説するのが目的。
「使ったらどのようになるか?」「注意点は何か?」などを詳しく伝えていきます。
現在は商品の差別化が困難となっているため、追加画像の質で売上が変わるケースも増加中です。
Yahoo!ショッピングの画像ガイドライン
続いてはYahoo!ショッピングの画像ガイドラインについて解説します。
具体的なルールは以下のポイントから見ていきましょう。
・ファイル形式、容量
・ファイル名
・画像サイズ
・テキスト占有率
次から順番に解説します。
画像ガイドライン①:ファイル形式・容量
画像ガイドラインに記載されているファイル形式と容量は、商品画像・商品詳細画像・追加画像統一で決められています。
それぞれ以下の通りです。
<ファイル形式>
GIF、JPEG、PNGのいずれか、拡張子は.gif/.jpg/.jpe/.jpegのみ。
<容量>
2MB以下
基本的にはAmazonや楽天市場のガイドラインと変わりません。
AmazonではJPEGを推奨、楽天市場はメイン画像にアニメーションGIFが設定できるのは異なる点です。
画像ガイドライン②:ファイル名
ファイル名については商品画像・商品詳細画像・追加画像それぞれルールが異なります。
商品画像は「商品コード.拡張子(例:c-001.jpg)」、商品詳細画像は「商品コード_1〜20までの数字.拡張子(例:c-001_3.jpg)」。
追加画像は追加する画像の種類に応じて決まります。
画像ガイドライン③:画像サイズ
画像サイズは商品画像・商品詳細画像・追加画像統一で縦3024px×横4032px以内と決められています。
比較的大きなサイズまで許容されていますが、大きすぎると見づらくなるため注意が必要です。
かといって小さすぎても情報が伝わりません。
適切な画像サイズについては後述するため、ぜひ参考にしてみてください!
Yahoo!ショッピング画像の運用ルール3つ
ここからはYahoo!ショッピングで定められている画像の運用ルールを解説します。
解説する運用ルールは以下の通りです。
・背景は基本的に白のみ
・画像の枠の囲い込みはNG
・テキスト占有率は20%以下
次から順番に見ていきましょう!
画像の運用ルール①:背景は基本的に白のみ
Yahoo!ショッピングの運用ルールとして背景は白、もしくは商品と一緒に撮った背景と決められています。
白色はどの方にも違和感を与えず、スムーズに商品を選べる背景からこのようなルールが定められているのです。
加えてYahoo側が画像を認識しやすい理由も。
まずは背景は白ベースが決まりであると覚えておきましょう。
画像の運用ルール②:画像の枠の囲い込みはNG
SNSやオリジナルECショップでは画像を枠で囲い込み、他のアカウントや店舗と差別化を図る方もいます。
例えば虹色や赤で囲った枠は目立ちやすく、ついクリックしたい気持ちになるはず。
しかしYahoo!ショッピングではそのような枠の囲い込みは禁止されています。
一部分だけ囲ったり、枠の周りに物を置いて目立たせたりする行為も禁止されているため、最善の注意を払っていきましょう。
画像の運用ルール③:テキスト占有率は20%以下
画像の中にテキストを組み込む場合、全体の2割以下に抑えなくてはいけません。
テキストばかりの画像であると、本来画像としての役割を果たせなくなるからです。
他にも「今なら〇〇%引き!」「期間限定ポイント3倍!」など、商品説明と無関係な文言の掲載は禁止されています。
詳細なルールはYahooから届くメールやストアクリエイターから確認できるため、あらかじめ確認しておきましょう!
Yahoo!ショッピングの画像ガイドラインに違反した場合
万が一ガイドラインに違反した場合、Yahoo!ショッピングでは以下の対処を取ると発表しています。(2023年4月より)
・検索順位の低下
・商品掲載のとりやめ
2点とも売上に直結するのは言うまでもありません。
「気付かずルールに違反していた」「ガイドラインの内容を見逃していた」などもあるため、事前に注意事項はかならず確認しておきましょう。
Yahoo!ショッピングで画像を魅力的に伝えるポイント5選
続いてはYahoo!ショッピングで画像の魅力的な伝え方を解説します。
具体的なポイントは以下の通りです。
・全体が分かる写真を撮る
・画像サイズを工夫する
・利用シーンを混ぜる
・スマホでもチェックする
・光や照明を活用する
次から順番に見ていきましょう!
画像の魅力的な伝え方①:全体が分かる写真を撮る
全体が分かる写真を撮ると、人間でも商品でも信頼が上がるのは間違いありません。
例えば就職・転職活動の採用で体の一部分しか撮っていない方と、体全体を撮影している人がいれば、後者が選ばれるのは当然でしょう。
人は得られる情報量が多いと安心する生き物なのです。
検索順位にも影響すると言われているため、全体が分かるハッキリとした写真を撮影していきましょう。
画像の魅力的な伝え方②:画像サイズを工夫する
ECショップでは「1280px × 1280px」が最も見やすいと言われています。
どのネットショップでも一般的に1280px × 1280pxを推奨しており、実際に画像を見渡してもこのサイズに設定している方が多い印象。
もちろんYahoo!ショッピングのルールである縦3024px×横4032px内にも収まっています。
画像サイズで迷ったら1280px × 1280pxで設定していきましょう。
画像の魅力的な伝え方③:利用シーンを混ぜる
画像で大事なのは「この商品を使ったらどうなるのか?」「どんな見栄えになるのか?」などの将来に対する予測です。
実際に各カテゴリで上位表示されている商品を見ても、人が使っているシーンや実際に商品を動かしている画像が使われているもの。
そのため商品詳細画像や追加画像には積極的に利用シーンを混ぜるのがおすすめです。
利用シーンを混ぜる際は複数のシチュエーションを用意したり、背景に気を付けたりすると質の高い写真が撮れるでしょう。
画像の魅力的な伝え方④:スマホでもチェックする
PCとスマホでは画像の見え方が異なります。
たとえPCで見栄えが良いと思っても「スマホで見るとテキストが読みづらい」「画像が小さくて情報を読み取れない」などのケースも。
現在はスマホで確認する消費者が大半であるため、かならずスマホでもチェックしましょう。
画像の魅力的な伝え方⑤:光や照明を活用する
魅力的な写真はかならずと言っていいほど光や照明を活用しています。
光や照明によって商品の印象は大きく変わるもの。
そのため光の当て方や照明の調整加減はできる限りこだわっていきましょう。
レフ板を使って光をうまくコントロールするのもおすすめです。
Yahoo!ショッピングにおける画像のポイントを押さえておこう
今回はYahoo!ショッピングの画像ガイドラインと魅力の伝え方について解説しました。
Yahoo!ショッピングでは画像にまつわる細かいルールがあるのも事実。
ガイドラインに違反すると掲載ストップの可能性もあるため、確認しておく必要があります。
また、ガイドラインだけでなく魅力的な伝え方のポイントも押さえておくと、売上アップにつながるでしょう。
この記事を書いた人
- 2021年11月に創業。自社サイト、楽天市場、Yahooショッピング、AmazonなどECサイト・モールに特化したコンサルティング事業を行っています。"売上をグロースさせたことがあるコンサルタント"のみをパートナーとしてアサインし、EC事業者さまの売上・利益を最大化するお手伝いをさせていただきます。