Amazonと楽天の違いを知りたい!
こんな出店者も多いのではないでしょうか。
結論から言いますと、集客力や出店費用、出店までのハードルの3つが異なります。
そして、Amazonは「ECショップ初心者」楽天は「すでに実績を持っている人」におすすめです。
筆者は以下の実績を持っており、ショッピングサイトに関するお悩みやお困りごとをずばり解決しますよ!
・楽天市場、Amazon、Yahooショッピング、自社ECなどEC事業をTOTALサポート
・計100社以上のEC事業をサポート
・コンサルティング契約リピート率95%以上(ご契約から6ヶ月間での実績)
最後まで読むと、あなたがどっちのサービスと合っているかがわかるはずです。
Amazonと楽天の違い1つ目は「集客力」です。
以下の3項目について、詳しく比較しましょう。
・売上(流通額)
・出店数
・会員数
※各データは2022年5月13日時点で発表されているものを使用
ECモール全体の売上は、以下の通りです。
・Amazon:2.5兆円(4698億ドル)
・楽天:1.0兆円
数字で見てわかる通り、売上はAmazonが圧倒的です。
また、楽天の売上は「インターネットサービスセグメント」というくくりで発表されています。
そのため楽天市場の他にスポーツ関連事業が含まれ、実際の売上はもう少し少ないといえるでしょう。
続いて出店数を見ていきましょう。
・Amazon:178,000店舗
・楽天:55,939店舗
店舗数もAmazonが多いです。
しかし、以前の記事で紹介したように、楽天は出店までの審査が厳しいことも結果の背景としてあるでしょう。
また、Amazonは店舗数が多いぶん「ライバルが多い」といえますね。
最後に会員数です。
・Amazon:4,729万人
・楽天:5,104万人
会員数は若干ですが楽天のほうが多いです。
なぜなら、企業公式ショップの多さや出店者の質の良さなどによって、信頼性が高いECモールと考える人が多いから。
なかでも、35歳以上の女性へのシェアが高いといわれています。
ターゲット層が35歳以上の女性という人は、楽天での出店が合っているといえるでしょう。
Amazonと楽天の違い2つ目は「出店費用・手数料」です。
どちらも複数の料金プランが用意されていますので、あわせて解説しますね。
Amazonでは2つのプランが用意されています。
項目 | 大口出品 | 小口出品 |
月間登録料(税込) | 4,900円 | 0円 |
基本成約料(税込) | 0円 | 100円/回 |
販売手数料 | 8~15% | 8~15% |
月に50個以上販売できる見込みのある人は、大口出品のほうがオトクといえるでしょう。
また、販売手数料はカテゴリーによって異なるものの、ほとんどが15%。
「手数料が高い」というのを覚えておきましょう。
一方の楽天では、3つのプランが用意されています。
項目 | がんばれ!プラン | スタンダードプラン | メガショッププラン |
月額出店料(税込) | 21,450円 | 55,000円 | 110,000円 |
システム利用料(税別) | 月間売上高の3.5~7.0% | 月間売上高の2.0~4.5% | 月間売上高の2.0~4.5% |
登録可能商品数 | 5,000点 | 20,000点 | 無制限 |
画像容量 | 500MBまで | 5GBまで | 無制限 |
「がんばれ!プラン」は初心者向け、メガショッププランは商品数や画像量が多い人向けのサービスです。
あなたの経験や出品状況にあわせて、プランを選びましょう。
また「がんばれ!プラン」は1年分一括払い、その他のプランは半年ごとに一括払いとなります。
それに加えて、プラン問わず以下のシステムサービス利用料が別にかかるので注意しましょう。
・楽天ポイント:購入代金の1.0%
・モールにおける取引の安全性・利便性向上のためのシステム利用料(税別):月間売上高の0.1%
・楽天スーパーアフィリエイト(税別):アフィリエイト経由の売上の2.6%~
・R-Messe:会話量に応じた料金
・楽天ペイ:月間決済高の2.5%~3.5%
Amazonと楽天の違い3つ目は「出店までのハードル」です。
以下の3つについて比較しましょう。
・出店審査
・ショップのテンプレート
・商品ページのカスタマイズ
出店審査はAmazonの方がゆるいです。
たった3日で審査が完了しますし、必要なものも身分証明書や銀行口座などの5つだけですからね。
一方の楽天は、先ほども紹介したように出店審査がかなり厳しめ。
具体的には副業での出店を禁止していたり、楽天以外のECサイトや自社ECサイトでの実績が求められたりします。
そのため、ECショップ初心者はAmazonで出店するほうがいいでしょう。
ショップのテンプレートは楽天のほうが充実しています。
Amazonでは、買い物したときに見かけるような1種類のデザインしか基本選べません。
一方の楽天は、別途料金を支払うとショップのデザインテンプレートを使えます。
以下の2種類が用意されていますので、あなたに合ったほうを選びましょう。
・コンパス for 楽天市場:月額3,278円(税込)
・SUMAOU for 楽天市場:月額3,980円(税込)
商品ページのカスタマイズは、楽天のほうがしやすいです。
Amazonでは1つの商品に対して複数のショップが出品する「相乗り出品方式」が採用されています。
そのため、大口プランかつオリジナル商品(ブランド所有者として認められた出品者)でなければカスタマイズできません。
一方、楽天市場では無料で使えるサーバーサービス「楽天GOLD」にてカスタマイズできます。
CSSやJavaScriptを使いこなせる人は、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
この記事では、Amazonと楽天の違いを集客力、出店費用・手数料、出店までのハードルの3つで徹底比較しました。
Amazonは売上の多さや出店しやすさがメリットな一方、手数料の高さやデザインの自由度が低いというデメリットもあります。
一方の楽天は、利用者数の多さやページデザインの自由さがメリットですが、出店審査が厳しいことがデメリットです。
最後になりますが、50社以上のEC事業をサポートした経験から、あなたに合ったECサービスや出品時のコツなどのアドバイスができます。
少しでも気になった人は、お問い合わせボタンより申し込みください。
2023.01.23
【30%割引コード付き】セラースプライトはAmazonの分析ツール!機能や料金を解説...
弊社にセラースプライトの割引コードが発行されました。 有料版の申し込み画面で割引コー……
2023.01.18
Amazonプライムマークをつける効果とは?【5つのメリットと設定方法を解説】...
「Amazonプライムマークって何?」「マークをつけるメリットは?」「設定は簡単にできるの……
2023.01.17
【知らなきゃ損】Amazonプロモーション機能の3つの利用メリットと設定手順を解説...
「Amazonプロモーション機能って何?」「設定するとどんなメリットがあるの?」「具体的な……
2023.01.16
Amazonの商品名ルール7つ【売上に繋がる商品名の考え方をわかりやすく解説します】...
Amazonで出品する際、商品名の考え方で迷ってはいませんか? Amazonの商品名……
2023.01.15
Amazonクリックポストを活用して自己配送を充実させよう【クリックポストの特徴5つも紹介...
AmazonでEC事業を開始した際に梱包から発送をご自身でするかFBAを利用してA……
2023.01.10
Amazonの小型軽量プログラムの3つメリットについて解説【小さい商品を扱うなら登録必須】...
Amazonで販売を行っている方には、小型の商品を中心に取り扱っている人も多くいると思いま……
2023.01.09
Yahoo!ショッピングの優良配送とは何?【5つのメリットや獲得条件もあわせて解説します】...
「Yahoo!ショッピングの優良配送って何?」「設定するとどんなメリットがあるの?」「獲得……
2023.01.17
【30%OFF】セラースプライトの割引クーポン配布中!料金から機能まで解説...
記事の最後に料金が30%オフになる割引コードがあります! 「セラースプライトをお手頃……
2023.01.13
【5分でわかる】Amazonの相乗り出品方法と注意点【3つの対策ポイントも紹介】...
AmazonでEC事業を始める場合、自社ブランド商品を持っていない際は相乗り出品という方法……
2023.01.12
Amazonマーケットプレイスの内容と3つのメリットを解説【中古品を販売したい方は必見】...
Amazonで販売を行っている方で、中古品を扱いたいと思っている人もいるのではない……
2023.01.06
Amazon FBAとは【5つのメリット・デメリットから登録方法までご紹介】...
AmazonでEC事業を始める際に考える内容の1つとして、発送や梱包など在庫管理方法があり……
2022.12.27
【楽天】6月のスーパーセールを振り返る!次回気をつけるべきことをECコンサルが解説...
「楽天スーパーセールで売上を伸ばしたい!」 「過去のスーパーセールはどんな感……
2022.12.23
【割引コード付き】セラースプライトをお得に利用する方法とは?料金プランと3つの機能も解説...
「セラースプライトをお得に使う方法って?」「料金プランを教えて!」「結局セラースプライトで……