【5分でわかる】Amazonストアページを作成する3つのメリットと作成方法

AmazonでEC事業を始めて競合他社の商品ページをみると独自性があると感じたことはないでしょうか。

Amazonストアページを作成すれば、自社ブランディング力を高めたり、データ分析から人気商品を特定できたり、他社と差別化できたりします。

Amazonストアページを作成するには、利用条件もあるためご注意ください。

今回はAmazonストアページのメリットや作成方法を紹介します。

筆者は以下の経歴を持っており、ネット広告関連のお悩みやお困りごとをずばり解決していますよ。

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Amazonストアページを活用して売上を伸ばしてください。

Amazonでストアページを作成する3つのメリット

Amazonでストアページを作成する3つのメリット

Amazon出品者がブランドオーナーとして作成できるAmazonストアページは、自社のブランドページが持てる場所です。

Amazonブランドに登録していれば無料で利用でき、テンプレートもあるため複雑な操作は必要ありません。

Amazonストアページには他と差別化できるメリットが多く、その中でも今回は3つ紹介します。

①詳細なデータが分析できる
②自社ブランディングを強化できる
③外部広告の遷移先として利用できる

順番に解説します。

メリット①:詳細なデータが分析できる

メリットの1つ目は詳細なデータ分析ができる点です。

Amazonストアを作成すれば「ストアインサイト」と呼ばれる数値分析が可能なツールを使用して、以下のようなデータ分析が可能になります。

・日別の訪問者数・閲覧数
・Amazonストアページ毎の売上
・注文された商品数
・平均のユニークページ数

取得したデータを分析し、人気商品や限定商品を販売する際の参考にもできます。

たとえば、新商品を出店した際の数字を分析し、人気がある商品を判断したりリピート商品を検討したりする際の判断基準にもできます。

どんなデータをとって、どういう分析をしたいかご検討ください。

また出品者側で商品ページを自由にカスタマイズできるため、改善を繰り返せば魅力的な独自性が高いストアが作成できます。

メリット②:自社ブランディングを強化できる

自社ブランディングを強化できる点も大きなメリットです。

Amazon内でブランド広告ができるツールは商品紹介コンテンツ(A+)がありますが、商品がメインとなります。

Amazonストアを作成しないと自社ブランド全体のブランディングや認知の獲得はできません。

自社ブランディングを強化すれば、集客や売上も向上しやすくなります。

メリット③:外部広告の遷移先として利用できる

3つ目のメリットは外部広告の遷移先として利用できる点です。

Amazonストアを作成すると「amazon.co.jp/ブランド名」というURLを利用できるため、以下のようなSNSの遷移先として設定できます。

・Facebook
・Instagram
・Twitter
・Google

SNSを活用して広告を出す際は遷移先にAmazonストアを設定していると、訪問数も増えてユーザーが購入しやすくなります。

Amazonサイト内ユーザーだけでなく、Amazon外のユーザーの獲得を検討している方は、Amazonストアを設定してください。

Amazonストアページの利用条件

Amazonストアページの利用条件

Amazonストアを利用するためには2つの利用条件があります。

それは「大口出品契約」と「Amazonブランド登録」です。

この2つはAmazonストアを使用する以外にもメリットがあるため、まだ未設定の方はご検討ください。

順番に解説します。

大口出品契約である

利用条件の1つ目は大口出品契約であることです。

Amazonでは最初に登録する段階で大口出品と小口出品を選択しなければいけません。

大口出品は月額4,900円(税別)かかりますが、Amazonストアを始め決済方法の種類やオプションサービスなどメリットが沢山あります。

そのため、AmazonのEC事業で売上を伸ばしたい方には必須の条件となります。

最初に小口出品を選択した方でも途中で大口出品に変更できるため、ご検討ください。

Amazonブランド登録している

利用条件の2つ目はAmazonブランド登録をしている点です。

Amazonブランド登録とは、Amazonで自社ブランドの保護をサポートするもので、知的財産を保護する効果があります。

Amazonストア構築以外にも、スポンサーブランド広告の運用や転売・相乗り出品への対策効果にもなり、売上を伸ばすためには欠かせません。

そのため、ブランド登録すれば他社と差別化でき、自社ブランドの認知拡大や売上向上に繋がります。

Amazonストアの利用を検討している方は、まずは大口出品とAmazonブランド登録を実施してください。

Amazonストアページ作成時の注意点3つ

Amazonストアページ作成時の注意点3つ

Amazonストアは作成したらすぐに公開されて、利用できるわけではありません。

Amazon側で審査があり、審査後に掲載不可となる場合もあります。

掲載不可になった際は修正して再度申請が可能ですが、その分公開までに時間がかかるためご注意ください。

今回はAmazonストアページを作成する際の注意点を3つ紹介します。

①画像やタイルについて
②テキストが途中で途切れている
③使用するワードの表現方法

順番に解説します。

注意点①:画像やタイルについて

注意点の1つ目は使用する画像についてです。

ストアの作成には、ストア内の全てのページに表示される「ヒーロー画像」が必要となり、コンテンツをAmazonと区別するために役立ちます。

ヒーロー画像は最小画像サイズ3000×600 ピクセル 以上、最大ファイルサイズ5MGと決まっているためご注意ください。

また分割したセクションに空のタイルは含められません。

全てのタイルに商品画像・テキスト・マークなどを含める必要があります。

注意点②:テキストが途中で途切れている

テキストが途中で途切れている際も審査落ちになる原因になるためご注意ください。

入力した文字数が途切れていたり、文字数が最大数を超えている際は修正が必要です。

作成して審査に提出する前にデスクトップ版とモバイル版の両方で表示をご確認ください。

注意点③:使用するワードの表現方法

3つ目の注意点は使用するワードの表現方法についてです。

使用できるワードには制限があり、制限を守らないと審査落ちの原因となるためご注意ください。

今回は制限の中でも3つ紹介します。

・データの裏付けが必要なワード
例)世界一、日本一など

タイルまたはリンク先に「調査機関名」「調査年月」「データの出典」の記載が必要です。

・割引や価格表記は不可
例)割引き、クーポン、セールなど

・時間的制限がある表現
例)今なら〇〇、期間限定キャンペーンなど

使用するワードには十分気を付けて、Amazonストアページを作成してください。

他にも注意点があるため、Amazonストアの作成前に一度ご確認くださいね。

ストア作成時の注意点

Amazonストアページの作成方法

Amazonストアページの作成方法

Amazonストアページの作成方法をご紹介します。

出品用アカウントとAmazonブランド登録がまだの方は、登録を済ませてからストア作成を実施してください。

手順を紹介します。

①ページ上部の「ストア」から「Amazonストア」を押し、「ストアを作成」をクリック
②「ブランド名」を入力し、「ブランドロゴ」をアップロードし、「ページのメタ説明文」にページコンテンツの概要を入力
③4種類あるテンプレートから好きなものを選択し、「ページの作成」をクリック
④「新しいセクションの追加」を押し、画像・テキスト・動画などのコンテンツを追加
⑤ページの作成が完了したら、「審査に提出」を押しAmazonに提出を行い審査結果を待つ

通常72時間程度で審査は完了します。

Amazonでストアページを充実させて売上を伸ばそう

Amazonでストアページを充実させて売上を伸ばそう

今回はAmazonストアページのメリットや注意点、作成方法を紹介しました。

ストアページを作成するためには、大口出品とAmazonブランド登録が必要ですが、ストア作成以外にもメリットは沢山あります。

Amazonストアページを作成すれば、自社商品のブランディング力を高めるだけでなく他社との差別化も可能です。

Amazonストアページを充実させて、売上を伸ばしてくださいね。

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この記事を書いた人

株式会社Wacworks 代表取締役社長 舟瀬
2021年11月に創業。自社サイト、楽天市場、Yahooショッピング、AmazonなどECサイト・モールに特化したコンサルティング事業を行っています。"売上をグロースさせたことがあるコンサルタント"のみをパートナーとしてアサインし、EC事業者さまの売上・利益を最大化するお手伝いをさせていただきます。