「ShopifyとAmazonは何が違う?」
「どちらを使うか判断基準が知りたい!」
「双方で連携ができるって本当?」
ECサイトで出品を考える方の中にはShopifyとAmazonで悩む方も多いでしょう。
そこで今回はそれぞれの違いと連携メリットを中心に解説していきます。
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ぜひ本記事を参考にし、自分に合うECサイトで出品していきましょう!
目次
ShopifyはECショップ開発支援を行うカナダの業界No.1企業です。
今まではAmazonや楽天市場のプラットフォームに出品・出店するのが当たり前でした。
しかし、Shopifyはそのようなモールを介さずに出店可能です。
Shopifyが自店舗によるECサイト運営を支援し、ECモールに頼らない新しいスタイルの出店方法を確立しました。
そして、今注目されているのは顧客とのつながりを重視する時代があらためて到来したからでしょう。
いわゆるダイレクトマーケティングが肝となっているからこそ、Shopifyが脚光を浴びているのです。
ここからはShopifyとAmazonの違いについて解説していきます。
具体的な違いは以下の通りです。
・出店形式
・目的
・集客
次から順番に見ていきましょう。
ShopifyとAmazonで大きく違うのは出店形式です。
ShopifyはECモールを介さずに直接販売できるためショップページのデザインも自由自在にアレンジできます。
提供するテンプレートから設計し結果的にオリジナリティあふれる出店が可能。
一方、AmazonはECモール内に出品するイメージです。
決められたカテゴリーでの販売なためアレンジが限られるものの、デザインに自信がなくても差は付きにくい利点もあります。
ShopifyとAmazonは本来の目的が異なります。
Shopifyは自店舗で直接販売できる背景からもブランドイメージアップや認知度向上が目的。
もちろん商品を販売する狙いもありますが、それ以上にファンを増やすのが最終ゴールなのです。
一方、Amazonは出品数業界トップクラスの実績からも分かるように品揃えの豊富さがウリ。
「かゆい所に手が届く」が実現するためまとめ買いやついで買いにも対応できます。
ShopifyとAmazonは集客方法にも違いがあります。
ShopifyはSNSとの連携が充実しておりどちらかと言うとSEOよりもSNSでの集客がメイン。
若いユーザーをいかに取り込むかが重要になります。
一方、Amazonはモール内でのSEOや広告対策が必要です。
学ぶスキルにも違いがあるため自分に合ったスタイルで出店していきましょう。
Shopifyがおすすめなのは費用を抑えてブランドイメージを上げたい方です。
一般的なベーシックプランであると月額3,600円。
一方Amazonは月額4,900円かつ販売数に応じて手数料8~15%掛かります。
Shopifyであるとコストの面で新規出店ハードルが低いと言えるでしょう。
またShopifyはECモールを介さず自店舗のサイトでアピールできるため、知名度アップに大きくつながります。
SNSの普及により企業イメージが重要な時代となっており、そのような面を考慮してもShopifyはおすすめと言えるのです。
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Amazonがおすすめなのは手際良く商品を販売したい方です。
Shopifyと違いすでにECモールが完成されているため、該当項目を設定するだけで商品が販売できます。
一からサイトをつくる手間もなくスピーディーに販売可能。
業務負担を減らし出品に専念できるのです。
ゆえに出品・出店が初めての方やECサイト専門の技術者がいない場合はAmazonが適しています。
ShopifyとAmazonは連携も可能であり双方にとってメリットがあります。
具体的な連携メリットは以下の通りです。
・ShopifyでAmazon Payが使用できる
・Amazonの出品管理が楽になる
・在庫管理の無駄が省ける
次から順番に見ていきましょう。
連携するとShopifyでAmazon Payが利用可能になります。
Amazon PayはAmazonアカウントで登録したユーザー情報で会計ができる支払い方法。
いつもAmazonで買っている方に対してもShopifyで安心して購入してもらえるのです。
他にもShopifyではShopify ペイメント・PayPal・Meta Pay・Apple Payなどの支払い方法があります。
「あらためて支払い方法を追加するのは嫌だな」「Amazon Payでないと不安だな」と感じる人にも安心してもらえるでしょう。
双方を連携させれば出品管理が楽になります。
例えばShopifyの商品価格変更や時間管理をAmazonでできるのです。
Shopifyの運用がメインである方はAmazon画面を開く手間もありません。
ShopifyとAmazonを並行している場合は効率化につながります。
ShopifyでAmazonを連携させると在庫管理を一元化できます。
在庫状況をリアルタイムで把握でき「在庫切れが起きて売り逃しにつながった」「発注遅れで次の納期までに時間を要した」などの問題も減らせるのです。
ECショップの在庫切れは致命的になるため連携も視野に入れていきましょう。
ShopifyでAmazonを連携するには設定が必要です。
そのためにも以下2つのステップで設定を進めていきましょう。
・Amazon販売チャネルの設定
・Amazonで販売開始
次から順番に解説していきます。
事前準備としてAmazonセラーセントラル(販売管理画面)のアカウントを作成しておきます。
作成完了後Shopifyの管理画面より以下の手順を踏んでいきましょう。
販売チャネル横「+」よりAmazonのチャネルを追加→Amazonページに移動後「Amazonに接続」をクリック
以上の流れで販売チャネルの設定は完了です。
Amazonでの販売が今回初めての場合はAmazonセラーセントラルでオプション設定していきます。
設定を行う前には商品が以下のどの状況に該当するか確認しておきましょう。
・Shopifyでは実績があるもののAmazonでは未販売(他出品者の出品はある)
・上記他出品者の出品も確認できない
・ShopifyとAmazon双方で出品が確認できる
以上どれに当てはまるかを確認し出品が確認できる場合はオファーのみ。
出品も確認できない際はリスティングを作成していきます。
正しい手順を踏めば連携は完了です。
今回はShopifyとAmazonの違いと連携メリットを中心に解説しました。
Shopifyは低価格で自社のブランドイメージを上げたい方におすすめです。
一方Amazonは手際良く商品を販売したい方に最適。
どちらが良いとは言えず、担当者が持っているスキルや目的に沿って選んでいきましょう。
それでも迷う方は双方に登録し連携させてみると効率が大幅にアップします!
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