Amazonの広告種類8選【3つの広告運用メリットもあわせて解説します】
「Amazonではどんな広告が出せるの?」
「それぞれの特徴を教えてほしい!」
「そもそも広告運用するメリットを知りたい!」
Amazonへの広告出稿を検討しているものの、どの広告を出せばいいか分からない方も多いでしょう。
そこで今回はAmazonで打ち出せる広告を全種類紹介していきます。
筆者は以下の経歴を持っており、アマゾン広告に関するお悩みやお困りごとをずばり解決しますよ!
・楽天市場、Amazon、Yahooショッピング、自社ECなどEC事業をTOTALサポート
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ぜひ本記事を参考にして自分に合った広告を選んでいきましょう!
目次
Amazon広告運用の3つのメリット
まずはAmazon広告運用のメリットを解説していきます。
具体的なメリットは以下の通りです。
・注目度が上がる
・購買につながりやすい
・膨大なデータからアプローチできる
次から順番に見ていきましょう。
Amazon広告運用のメリット①:注目度が上がる
Amazonで広告出稿すれば注目度が上がります。
出店店舗は約16万社(2021年10月時点)でありヤフーショッピングに次いで業界2番目の出店数です。
競争は余儀なくされ自店舗の商品を見てもらうだけでも一苦労。
加えてAmazonは相乗りと呼ばれる出品スタイルを取っており、同じ商品でも一番手におどりでなければ注目されないのです。
そこで広告を打ち出せばユーザーから見てもらえる環境をつくれます。
認知度を上げるためにも広告を活用していきましょう。
Amazon広告運用のメリット②:購買につながりやすい
Amazonは目的買いユーザーが多くほとんどの方はサイト閲覧後に買い物を済ませています。
それはAmazonが出店ではなく出品形式であるのと、より購買につながりやすいサイト設計が完成されているからです。
買い物目的でないユーザーに広告出稿しても効果は見込めませんが、目的買いユーザーが大半であるAmazonでは効果倍増。
費用対効果が大きいと言えます。
Amazon広告運用のメリット③:膨大なデータからアプローチできる
Amazonでは購買データを使ったアプローチができます。
「どんな顧客が購入してくれたのか?」「直近どんな商品を買っているのか?」などをデータから確認可能。
緻密なデータを活用し広告運用すれば需要に合わせて戦略を立てられます。
このようにAmazonが蓄積している豊富なデータと広告運用は相性が良いと言えるでしょう。
Amazonの広告種類8つ
ここからはAmazon広告の種類を解説していきます。
具体的な広告は以下の通りです。
・スポンサープロダクト広告
・スポンサーブランド広告
・スポンサーディスプレイ広告
・スポンサープロダクト動画広告
・AmazonDSP
・ストア広告
・音声広告
・カスタム広告
次から順番に見ていきましょう。
広告①:スポンサープロダクト広告
Amazonの代表的な広告とも言えるのがスポンサープロダクト広告です。
商品表示欄右上に小さく「スポンサー」と書かれているのがポイント。
あるいは「この商品に関連する商品」でもスポンサーと小さく表示された商品が見つかるはず。
出品されている商品と変わらない表示形式で出稿されるため、一般的にはユーザーが広告として意識しません。
ゆえに自然な形で表示されるためクリックされやすいのです。
クリック課金の広告形式でもあるため初心者の方でも始めやすいと言えるでしょう。
広告②:スポンサーブランド広告
スポンサーブランド広告は商品よりも自社ブランドのイメージアップを狙った広告です。
検索結果画面の商品群上部にブランド+商品が表示されているはず。
まさに表示された画面上部一帯がスポンサーブランド広告です。
掲載されたブランドロゴをクリックすれば自店舗のページへ飛び、販売している商品をアピール可能。
ゆえに自社ブランドの認知度を上げたい方におすすめの広告です。
スポンサーブランド広告もプロダクト広告同様クリック課金になります。
広告③:スポンサーディスプレイ広告
スポンサーディスプレイ広告はその名の通り画面の一部に商品を「展示」する広告です。
商品詳細ページの概要欄下に「スポンサー」と書かれて表示されているのがディスプレイ広告になります。
ディスプレイ広告はユーザーの閲覧・購買履歴からターゲットを絞ってアプローチ可能。
購入意欲の高いユーザーへ効率良くアピールできます。
また、競合相手の商品ページに広告を打ち出すため、品質や価格に自信のある方は売上シェアを広げるチャンスです。
広告④:スポンサーブランド動画広告
スポンサーブランド動画広告はブランド広告の一種です。
検索結果画面に商品画像と一緒に動画が掲載され、画像・動画どちらをクリックしても商品詳細ページに飛ぶ流れとなります。
動画と合わせてアピールできるためユーザーからの注目度が上がるのは間違いありません。
さらに音声を使ったアプローチにより限られた時間の中で訴求できるのです。
動画作成に自信のある方はぜひはじめてみましょう!
広告⑤:AmazonDSP
AmazonDSPはAmazon以外のサイトでも自社商品を広告できるサービスです。
スポンサープロダクト・ブランド・ディスプレイ広告が内部広告であるのに対し、AmazonDSPは外部広告がメインとなります。
Amazonが蓄積しているデータをもとに潜在層へアプローチ可能。
購入検討段階の方へも最適にアプローチできるのです。
そのため購入意欲の高い方へアプローチをかける内部広告とは目的が違います。
「ブランド認知度を高めたい」「商品をもっと知ってもらいたい」と考える方に向いている手法です。
広告⑥:ストア広告
Amazonストア広告は商品をまとめた店舗ページをオリジナルで作成できるサービスです。
例えばスポンサーブランド広告で掲載したブランドをクリックすると作成したストアページに飛ぶような流れになります。
サイトページは自由に作成できるためブランドイメージを最大限アピール可能。
またストアURLは任意に使え、SNSで告知すれば自店舗のAmazonページへの流入も期待できます。
あらかじめ用意されたテンプレートを使用して作成できるのもおすすめです。
広告⑦:音声広告
続いて紹介するのはAmazonの音声広告です。
音声広告はAmazon Musicの広告付き無料サービス利用者に対して打ち出せます。
曲と曲との間に音声広告が入れられるシステム。
音声広告の長さは10~30秒で設定し、ノンスキッパブルと呼ばれるスキップができない方式を取っているのも特徴です。
ゆえに伝えたい情報を耳へ確実に届けられるのがメリットになります。
現在音楽広告市場の需要は急拡大しているため、早い段階で参入するのがおすすめです。
広告⑧:カスタム広告
Amazonカスタム広告は今までと一味変わった広告を打ち出す手法です。
例えば商品発送の梱包内にリーフレットを入れたり、カメラを利用して臨場感あふれる映像を提供したり。
独自の広告スタイルで差別化を図れます。
広告の種類によって料金も異なるため気になる方は事前にチェックしておきましょう。
Amazon広告の種類を把握してベストな方法で運用しよう
今回はAmazon広告を運用するメリットと打ち出せる広告を全種類紹介しました。
Amazon広告を運用すればユーザーの目に留まり売上アップを狙います。
そのためにもまずは運用できる広告を把握しておくのがポイント。
初心者はコストパフォーマンスの良いスポンサープロダクト広告からはじめてみるのがおすすめです。
成果が出始めたら他の広告にもチャレンジし、自分に合った広告スタイルで運用していきましょう。
この記事を書いた人
- 2021年11月に創業。自社サイト、楽天市場、Yahooショッピング、AmazonなどECサイト・モールに特化したコンサルティング事業を行っています。"売上をグロースさせたことがあるコンサルタント"のみをパートナーとしてアサインし、EC事業者さまの売上・利益を最大化するお手伝いをさせていただきます。