商品ページデザインのコツは?【デザインを決める構成要素と売るためのポイント5選】

「ECサイトでデザインはやっぱり重要?」
「ページのどの部分をこだわればいいかな?」
「魅力を存分にアピールするためのポイントを教えてほしい!」
ECサイトをつくる上でページデザインは大きなウェイトを占めます。
そこで今回は商品ページデザインを決める構成要素と、売るためのポイントについて解説します。
ぜひ本記事を参考にし、魅力を前面に出したサイトに仕上げていきましょう!
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目次
商品ページデザインが重要な理由

まずは商品ページデザインが重要な理由について解説します。
具体的な理由は以下のとおりです。
・商品の魅力をより伝えられる
・売上は商品ページから生まれる
・リピーター増加につながる
次から順番に見ていきましょう!
①商品の魅力をより伝えられる
人が受け取る五感の情報は「8割が視覚」と言われています。
つまりデザインによって商品の魅力を伝えられるか否かが決まるのです。
とくに近年のECサイト市場では、価格を下げるだけでは売れなくなっています。
それは既に安価な商品が出揃っており、ユーザーが価格以外の付加価値を求めているからです。
商品ページのデザインの美しさや使いやすさ、わかりやすさもその付加価値の中の一つです。
②売上は商品ページから生まれる
近年、ユーザーの購入手段は、実店舗からECサイトへと移り変わってきています。
そのため、ECサイトに力を入れている企業も増えてきており、それだけライバルも多い傾向にあります。
最近では、ECサイトを見慣れたユーザーも多く、サッと見た情報だけで瞬時に判断することも。「デザインの優れたページが一人勝ち」な状態になりやすいため、商品ページデザインにこだわることは不可欠といえるでしょう。
③リピーター増加につながる
デザインによって自社の魅力を存分に伝えられれば、購入したユーザーはまた買いたくなります。
「ページを見ていてもストレスを感じない」「商品ページを眺めているだけでワクワクする」などの感情を持つのです。
似たような商品であれば「心地よい感情」が得られるECサイトに集まるのは自然なこと。商品や企業だけではなく、サイトデザインのファンも得られるようになれば、より多くの人の目に止まることが増え、自社のファンやリピーター創出にもつながります。
商品ページデザインの構成要素5選

ここからは商品ページデザインにおける代表的な構成要素を解説します。
具体的な構成要素は以下のとおりです。
・ファーストビュー
・商品画像
・購入ボタン
・レビュー
・関連商品(レコメンド機能)
次から順番に見ていきましょう!
①ファーストビュー
ファーストビューとはユーザーがはじめて見る全体的な外観です。
前述のとおりユーザーが受け取る情報の8割は視覚であるため、ファーストビューが重要なポイントとなります。
ページ全体の色やページ内部の配置など、細部にこだわれば、そのぶんユーザーが受ける印象は大きく変わります。
ファーストビューによって、1秒でも長く留まってもらうのが大切です。
②商品画像
商品画像は、商品ページの中で最も見られています。商品の魅力が十分に伝わるよう、こだわりたいポイントです。
商品ページの中でも中心的な位置づけになっており、近年は画像SEOも注目されはじめています。
画像に注力することで、ページ全体のアクセス数アップにも好影響が期待できるでしょう。
また、サブ画像はメインビジュアルで伝えられなかった情報を、補助的にアプローチできる要素です。
動画や人が利用しているシーンの画像を充実させ、「この商品を買うとどうなるか?」「実際に使ったらどんな雰囲気になるのか?」が鮮明に分かるようこだわっていきましょう!
③購入ボタン
購入ボタンは言わずと知れた、商品の購入を決める最終決定ボタンです。
ボタンの色・配置・サイズ次第で購入率は大きく変わります。
綺麗なデザインにこだわりすぎて購入ボタンも綺麗に作りすぎてしまうと、見る人によっては「購入ボタンとテキストの違いがわからない」「ボタンが小さくて押しにくい」と感じることも。
指が太い人や、スマートフォンの操作に慣れていない人でもスムーズに押せるよう、購入ボタンのサイズや色、わかりやすさにもこだわりましょう。
④レビュー
多くのユーザーは、商品の購入を判断する際にレビューを参考にしています。
初めて利用するECサイトでは、商品ページと実際に購入した際のギャップがないか、ネットショップがしっかりと運営されているのかわかりません。
実際に購入した人の率直な意見を見ることで、購入に対する不安を取り除けます。
ユーザーのレビューが見つけやすいよう、商品ページ内に設定しておくことをおすすめします。
⑤関連商品(レコメンド機能)
関連商品はページ下部に類似商品を紹介するコーナーで、レコメンド機能とよばれています。
「この商品を買った人はこちらも買っています」「こちらのジャンルに似た商品」などと書かれた枠を見た経験のある方は多いでしょう。
関連商品枠が目を引き、思わずクリックしたくなるように設置できれば、まとめ買いや他商品の誘導につなげられます。
結果的に回遊性を高められ、ECサイト内の多くの商品を見てもらえるようになるのです。
商品ページデザインを決める2つのパターン

続いては商品ページデザインを決める2つのパターンについて解説します。
具体的なパターンは主に以下2点です。
・商品画像や購入ボタンがトップ
・商品情報やキャッチコピーがトップ
次から順番に見ていきましょう!
①商品画像や購入ボタンがトップ
商品ページのデザインで一般的なのは、商品画像や購入ボタンがトップにくる配置です。
商品情報やキャッチコピーは消費画像の下に配置することで、ユーザーに購入してもらうまでの導線が一目でわかるため、ネットショップに不慣れなユーザーでも迷うことなく購入へ導くことができます。
ファーストビューでのインパクトは後述するパターンより弱いものの、スムーズに購入でき、離脱を最小限にとどめられる点が大きなメリットです。
②商品情報やキャッチコピーがトップ
先述した商品ページのデザインとは逆に、商品画像や購入ボタンよりも上部に商品情報が記載されているものもあります。
商品情報を全面に押し出せるため、「商品をもっと知ってほしい!」「商品の魅力やこだわりを伝えたい!」と希望の方に最適です。
また、ユーザーに響くキャッチコピーや説明文で魅力を伝えやすいため、知名度が低いショップやオリジナル商品を訴求したいショップにもおすすめです。
商品ページデザインのポイント5選

それでは最後に商品ページデザインのポイントを解説します。
具体的なポイントは以下のとおりです。
・シンプルかつ分かりやすい商品ページにする
・ターゲットに合わせてデザインする
・競合の商品ページやデザインをリサーチする
・商品ページの読み込みスピードに注意する
・スマホ利用も意識した商品ページにする
次から順番に見ていきましょう!
①シンプルかつわかりやすい商品ページにする
商品ページは「いかに長い時間目に留めてもらえるか」が勝負。
そのためにはシンプルかつわかりやすいページであることが不可欠です。
文字ばかり並んでいるページや、反対に画像だけ添付されて説明文が無いページ、ごちゃごちゃした印象を与えるページは、ユーザーが読んでストレスを感じやすく、離脱につながります。
パッと見で情報が整っており、知りたい情報がどこに書かれているのかわかりやすいよう、ユーザー目線で商品ページをデザインすることが必要です。
箇条書きを用いたり、アニメーション動画を使ったりするのがおすすめと言えます。
②ターゲットに合わせてデザインする
ターゲットが明確であれば、ユーザーの心へ確実に響きます。
マラソン完走を応援するスポーツショップで、「無理なく楽しくマラソン完走できる」というコンセプトを持っていたとしましょう。
このショップの商品ページを決める場合、コンセプトに合わせて、闘争心をあおる赤系よりは、オレンジや黄色などの楽しさをイメージできる色を選ぶ、といった形で決めていきます。
そうすると、闘争心よりも楽しさや心地よさを求めるターゲットに刺さりやすくなり、ターゲットに合った商品ページをデザインできます。
③競合の商品ページやデザインをリサーチする
ECサイトで競合を出し抜いていくには、相手を知る必要があります。
よく売れている競合からは「売れる要素」を抽出し、自社の商品ページに盛り込むことで、より各実意商品の魅力をアピールできるようになるからです。
一方で、競合と同じような商品を同様の手法で販売しても、売上は上がりません。何の特徴もアピールできず、ユーザーに選んでもらうことが難しいからです。
例えば、業界1位の商品と正面からぶつかる場合、既に認知度に大きな差があり、似た商品であれば信頼性の高い企業から買いたいユーザーも多いでしょう。
ユーザーに振り向いてもらうためには、自社の独自性や強みを押し出す必要があります。
そのためにも競合にはない魅力を武器に、自社のオリジナル性が伝わるデザインへと仕上げていきましょう!
④商品ページの読み込みスピードに注意する
ECサイトの商品ページを作っていると「美しい画像をたくさん使いたい」「大きな画像でインパクトを与えたい」など、どうしても画像でアピールしたくなります。
ただ、画像のデータが大きすぎると、表示の切り替えに時間がかかったり、最悪の場合はアクセスできなくなったりすることも。
読み込みスピードが遅くなると、ユーザーが離脱する原因にもなるため、表示速度もチェックしながら快適に読める商品ページを意識することが大切です。
⑤スマホ利用も意識した商品ページにする
最近の傾向を見てみると、かなり多くのユーザーがパソコンよりもスマホでネットショップを利用しています。
約7割の方がスマホから購入しているといわれているため、商品ページを作成する際は、スマホでの見え方も確認しておきましょう。
例えばPCであれば綺麗に表示されているものの、スマホでは文字や枠が大きすぎる場合もあります。
商品ページを作成する際はほとんどの場合パソコンから行うため見落としがちですが、スマホで快適に購入できるデザインになっているのか忘れずに確認しておきましょう。実際にスマホを操作してチェックできるとベストです。
商品ページのデザインに関するQ&A
ECサイトの商品ページはどんなデザインを参考にしたらよいですか?
ECサイトの商品ページをデザインする際は、競合やベンチマークしているサイトを参考にしながら、不足している要素や過剰な要素を検討しましょう。
また、多くのサイトを見て、ショップのカラーに近いデザインをピックアップすることで、より具体的なデザインをイメージしやすくなります。
特に、デザインを集めた以下のサイトは、質の良いWEBサイトのデザインを効率よくチェックできるため、おすすめです。
- SANKOU!(日本国内のデザインがメイン)
- MUUUUU.ORG(海外のデザインがメイン)
商品ページ作成を外注する場合の相場は?
ECサイトの作成を外注する際の相場は、構築手段によって振り幅が大きいです。
事業の規模や予算、手段ごとの特徴と相談しながら、ショップの目的に合う手段を選びましょう。
費用 | 導入期間 | |
モール型 | 無料〜10万円 | 3時間~ |
ASP | 無料〜300万円 | 1週間~1ヶ月程度 |
パッケージ | 100万〜500万円 | 3ヶ月~ |
オープンソース | 10万〜500万円 | 3ヶ月~ |
クラウドEC | 300万円以上 | 3ヶ月~ |
フルスクラッチ | 1,000万円以上 | 1年~数年 |
ECサイトの作成手段と費用については、以下の記事で詳しく解説しているので、参考にしてください。
使いやすいECサイトの特徴は何?
使いやすいECサイトは「商品が探しやすい」「注文手続きが簡単」など、操作で迷わないよう、ユーザー目線で設計されています。
普段ネットショップを使わない人でも、不明点なく、スムーズに購入までたどり着けるレベルを目安にするとよいでしょう。
また、急ぎで商品を購入したい人が駆け込みで訪問することも少なくありません。この場合、購買意欲が高いことが多いため、問い合わせのしやすさや発送の迅速さも整備しておくと良いでしょう。
「売れる商品ページ」のデザインに迷ったらWacworksへ!
「売れる商品ページ」のデザインを作成するには、多くの要素を考慮する必要があります。ユーザー目線で考え、購入したいと思ってもらえるような情報を盛り込みましょう。
もし商品ページのデザインで迷った場合は、ECサイト運用のスペシャリストであるWacworksにご相談ください!
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商品ページデザインにこだわり売上を伸ばそう

ECサイトで自社の魅力を伝えるには、商品ページのデザインにこだわることが重要です。。
商品ページのデザインを追及することで、商品の良さが伝わりやすくなるだけではなく、ECサイトを眺めること自体に魅力を感じてもらえるようになります。
商品にもデザインにもこだわって、より多くの人に選んでもらえるECサイトを作りましょう。
もし自社ECサイトのターゲットや目的、長所をデザインに落とし込むアイデアで行き詰まっているなら、Wacworksへご相談ください!

この記事を書いた人

- 2021年11月に創業し、店舗立ち上げ初期から月商1億円以上の店舗まで120社以上を支援してきました。自社サイト、楽天市場、Yahooショッピング、AmazonなどECサイト・モールに特化したコンサルティング事業を行っています。売上アップ率は233%。"売上をグロースさせたことがあるコンサルタント"のみをパートナーとしてアサインし、EC事業者さまの売上・利益を最大化するお手伝いをさせていただきます。
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