amazon出品許可の申請方法

「Amazon出品許可申請はどうすればいいの?」
「ブランド名の出品申請って何?」

Amazon運用を始めた方の中には、「出品申請」でつまづいている方も多いのではないでしょうか。

Amazonで出品する際、商品によっては「Amazon出品許可申請」を求められる場合があります。

申請を通すためには条件があり、そのひと手間を避けたい競合も少なくないため、出品許可申請が必要な商品にはライバルが少ない傾向があり、カート獲得しやすくなることも。

出荷許可申請は、やり方を知っていれば難しくありませんが、申請方法を知らないというだけで避けていると機会損失につながります。

今回はAmazon出品許可申請の申請方法や申請が通らない原因に関してもご紹介します。

販売機会を最大限まで確保するためにも、しっかりと理解しておきましょう。

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Amazon出品許可申請と対象商品

Amazon出品許可申請と対象商品

Amazonでは特定のカテゴリーや商品に対して出品制限がかけられています。

該当する商品を出品するためには、Amazonに「出品許可申請」をする必要があります。

近年ノーブランド品でも出品許可申請が必要になりました。

商品を出品する際に慌てずに対応するためにも、出品許可申請への理解は必要です。

Amazon出品許可申請とは

Amazon出品許可申請は、許可が必要な商品をAmazonに出品する際に提出を求められるものです。

出品許可申請が必要かどうかはAmazon独自の基準で判断しており、偽物や不正入手した商品の出品を防ぐ目的があります。

出品許可申請では、請求書や証明書類などAmazonから提出を求められた書類の提出が必要ですのでご注意ください。

出品許可申請が必要な商品

出品許可申請が必要な商品には大きく3つに分類されます。

・制限対象商品
酒類・自動車・通貨、硬貨、および現金同等品など

・リコールと商品の安全性に指定されている商品
玩具・乳幼児・子供用品・リチウムイオン蓄電池など

・Amazonブランド登録されている商品

「制限対象商品」や「リコールと商品の安全性に指定されている商品」には上記以外にも該当する商品がありますので、商品を仕入れる前に出品許可申請の有無を確認できるとベストです。

(参照元:Amazon|出品許可が必要なカテゴリーと商品

Amazon出品許可申請で必要になる書類

出品許可申請に必要な書類は、商品によって異なります。

  • 購入請求書(日付が180日以内)
  • すべての側面を示す鮮明な商品写真
  • ブランドの販売許可書(該当する場合)
  • 安全性に関する認定(必要な場合)

(参照元:Amazon|出品許可が必要なカテゴリーと商品 >必要書類

購入請求書には、基本的にメーカーや卸業者が発行した請求書(1通以上)が必要です。ただし、請求書は以下の要件を満たさなければいけません。

  • 申請日から180日以内に発行されている
  • 出品者の名前や住所が記載されている
  • メーカー(仕入れ先)の名前や住所が記載されている
  • 合計10点以上の購入されている

個人で利用するものではなく、間違いなく「仕入れ」であるということを証明するために必要な書類です。

出品許可申請の判断基準は柔軟ではありません。

そのため、仕入れ値が数十万円する高級腕時計やハイブランド、大型家電や精密機械といったまとめて仕入れることが難しい高単価商品でも「10点以上」を求められます。

「5点だけ仕入れたら、出品許可申請が通らず販売ができない」という事態にならないよう、仕入れる前に出品許可申請が必要かどうかを確認しておきましょう

Amazon出品許可申請が必要な商品の確認方法

Amazon出品許可申請が必要な商品の確認方法

Amazonで商品を仕入れる前に出品許可申請が必要か確認するようにしてください。

出品制限がかかっている商品を仕入れても販売できない可能性があるため、事前の確認は大事です。

今回はパソコンとスマホで確認するケースを紹介します。

確認方法①:パソコンで確認するケース

パソコンで確認する際は、「カタログ」から「商品登録」を選択します。

検索窓に商品名かJANやASINなどの商品コードを入力し、表示された商品の「バリエーションを表示する」をクリックしてください。

コンディションを選択すると出品許可申請が必要な際はボタンが表示されます。

※申請が必要ない場合は「このバリエーションを出品する」が表示されます。

(参照元:Amazon|出品許可ステータスの確認

確認方法②:スマホで確認するケース

スマホで確認する際は、Amazonセラーアプリ(iPhone用android用)を開き右上のカメラマークをタップし商品バーコードを読み取ります。

出品制限がかかっていた場合は「出品許可が必要な商品」と表示されます。

「出品条件」を押すとどのコンディション(新品か中古)で出品禁止かが表示されるため、ご確認ください。

申請が通らないと該当する商品の出品ができず、機会損失や在庫を抱えるリスクになることも。新しい商品を仕入れるか検討する際は、事前に出品制限がかかっていないか確認する癖をつけておきましょう。

仕入れの判断時は、リスクを排除することが重要です。さまざまな観点からチェックするには、無料のものでもかまいませんので、使いやすい商品分析ツールを活用することをおすすめします。

Amazon出品許可申請が通らない3つの原因

Amazon出品許可申請が通らない3つの原因

Amazon出品許可申請は商品ごとに申請が必要ですが、場合によっては申請が通らないケースもあります。

申請が通らない原因は以下の3つが考えられます。

・販売禁止商品に該当する
・販売実績が少ない
・事前に申請が必要である

順番に説明します。

原因①:販売禁止商品に該当する

申請が通らない原因の1つ目は、販売禁止商品に該当していることです。

Amazonでは出品そのものが禁止されている商品も多く存在します。これらの商品の場合、いくら出品許可申請を出しても申請は通りません。

例えば、商品でお酒を扱う場合は以下のような商品は出品禁止とされています。

  • 酒税法その他の法令や省庁ガイドラインに適合しない酒類
  • ワインカテゴリー以外で出品される酒類
  • 酒類販売免許を取得していない者による酒類の出品

(参照元:Amazon|酒類の取り扱い

このように、商品のなかでも出品可能なものと出品禁止なものが混在しているため、商品ごとに先述した方法で確認しましょう。

原因②:販売実績が少ない

原因の2つ目は販売実績が少ないことです。

Amazonセラーアカウントを作成したばかりだと、販売実績が不十分のため出品許可申請が通らない可能性があります。

その場合は一旦、該当商品の出品はあきらめ、他の商品で販売実績を作ってから再度申請する必要があります。

セラーアカウントを取得して1年未満の場合はAmazonからの信頼も築けていないため、申請が通らないケースも少なくありません。販売実績が作れれば出品許可申請も通り易くなるため、まずはほかの商品で販売実績をつくることに力をいれましょう。

原因③:事前に申請が必要である

Amazonでは出品する際に事前に申請が必要な商品が多数存在します。

例えば電気コンロやホットプレートなど、思わぬ商品で事前に申請が必要になることも多いため、「Amazonテクニカルサポート」へ問い合わせて事前に確認すれば間違いないでしょう。

(参照元:Amazon|リコールと商品の安全性

また、これまでは申請なしで出品できていた商品が、あるタイミングから突然申請を求められるケースもあるため、商品を出品するたびに最新情報を確認すると安心して販売できます。

商品登録のときの注意点については、以下の動画で詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

Amazon出品許可申請が通らない場合の解決方法

Amazon出品許可申請が通らない場合の解決方法

Amazon出品許可申請が通らない際の解決方法を紹介します。

・提出書類を見直す
・他のサイトを利用する

順番に見ていきましょう。

解決方法①:提出書類を見直す

解決方法の1つ目は、申請時に提出した書類に不備がないか見直すことです。

必要書類はブランド・メーカー・カテゴリーやセラーアカウントごとに条件が異なります。まずは、提出書類が不足していないか確認しましょう。

また、書類の一部が切れていたり、不鮮明で読めないため申請が却下されている可能性もあります。とくに、請求書では以下の部分が読めるかどうか、提出書類を見直しましょう。

・申請日から180日以内に発行されているとわかるか
・出品者の名前や住所が最後まで記載されているか
・メーカーまたは卸業者の名前や住所が最後まで記載されているか
・合計10点以上の商品が購入されていることがわかるか

書類に不備があった場合は、上記を満たした書類を再度用意して、申請しましょう。

解決方法②:他のサイトを利用する

Amazonでは「メーカーが許可した出品者しかAmazonで販売できない」「販売実績が優良な店舗以外は許可がおりない」と決められている商品もあり、必要書類を提出してもAmazon出品許可申請が通らない場合もあります。

その際は、リサイクルショップやフリマアプリ、Amazon以外のECサイトでの販売も検討しましょう。

EC事業をする際に在庫をためると、保管場所やキャッシュフローの悪化につながります。売れない商品を抱え続けるよりも、Amazonにこだわらず販売方法を増やすことで、在庫をお金に変換できる方が建設的です。

販売方法はAmazonだけではありません。柔軟に考えて「売上をあげるには?」という課題を解決する手段を増やすことも検討しましょう。

Amazonの出品許可申請方法

Amazonの出品許可申請方法

では実際にAmazon出品許可申請の申請方法を紹介します。

①セラーアカウントにログイン
②「カタログ」→「商品登録」をクリック
※カタログがない場合は三マーク(左上)を押すと表示されます。
③検索窓に「商品名」か「商品コード」を入力し検索
④コンディションから「新品」か「中古」を選択
⑤すぐ下にある「出品許可を申請」をクリック
⑥「出品許可を申請する」をクリックし申請完了

申請が承認や却下されるまでの日数は様々で、1週間程度で許可されるケースもあれば、3ヶ月や6ヶ月などかかる場合もあります。

操作自体は簡単ですが、一部のブランドやメーカーの商品は販売許可がおりない限り販売できません。

申請が通らない際は、先述した申請が通らない原因や解決方法を試してください。

また出品禁止商品を販売した場合、アカウントが停止になる可能性もありますのでご注意ください。

Amazonの出品許可申請でよくある質問

ここからは、Amazonの出品許可申請でよくある質問に回答していきます。

ブランド名の出品申請を求められるのですが…

Amazonで商品を出品する際に出品許可の申請が必要な場合があります。出品許可申請は「ブランド名の出品申請」「カテゴリの出品申請」「ASINの出品申請」の3種類です。

Amazonで出品する際に「ブランド名の出品申請」を求められる場合は、その商品単体ではなく「ブランドの商品すべて」に出品制限がかけられています。

ブランド名の出品申請では、以下の提出が必要です。

  • 購入請求書(日付が180日以内)
  • すべての側面を示す鮮明な商品写真
  • ブランドの販売許可書
  • 安全性に関する認定(必要な場合)

出品申請が通らなければ、販売できない点に注意しましょう。

出品申請が必要なブランド名を確認できますか?

いいえ。出品申請が必要なブランド名は公表されていないため、確認することはできません。基本的には、出品画面で確認する必要があります。

ただし、偽物が出回りやすい高級ブランドはおおむね出品申請が必要と考えおきましょう。

Amazonでせどりをする場合も、商品に出品規制がかかりますか?

はい。Amazonでは、せどり(中古品の販売)でも出品規制が必要な商品があります。

Amazonでは、中古品であっても正規ルートから仕入れをしたことが証明できなければ、出品申請が通らないケースが多発しています。

せどりの場合、中古品をリサイクルショップで購入したり、新品の書籍を書店で購入したりして仕入れますが、その仕入れ時の領収証があったとしても、Amazonが求める「購入請求書」の条件を満たすことができません。

Amazonでせどりを成立させるためには、Amazonの規制をクリアできる商品を選定することが必須となります。条件がかなりシビアなため、過去にはAmazonでせどりをしていた方で、他のプラットホームへ移行した出品者も多いようです。

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今回はAmazon出品許可申請に関してご紹介しました。

Amazonで商品を販売するためには、出品許可申請が必要な商品を理解し申請する必要があります。

申請自体は簡単にできますので、出品する前の確認はしっかりしてください。

出品許可申請が必要な商品を販売できれば、販売範囲の幅が広がり売上も増えやすくなります。

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この記事を書いた人

株式会社Wacworks 代表取締役社長 舟瀬
2021年11月に創業し、店舗立ち上げ初期から月商1億円以上の店舗まで120社以上を支援してきました。自社サイト、楽天市場、Yahooショッピング、AmazonなどECサイト・モールに特化したコンサルティング事業を行っています。売上アップ率は233%。"売上をグロースさせたことがあるコンサルタント"のみをパートナーとしてアサインし、EC事業者さまの売上・利益を最大化するお手伝いをさせていただきます。