Yahoo!ショッピングのストアマッチの魅力とは?【3つの活用メリットや売上アップのポイントを解説】

「ストアマッチ広告とは何?」
「利用するとどんなメリットがある?」
「具体的な活用方法を知りたい!」

Yahoo!ショッピングで出店するなら確実に押さえておきたいのがストアマッチです。

そこで今回はストアマッチの活用メリットや売上アップのポイントを解説します。

筆者は以下の経歴を持っており、Yahooショッピングの広告運営における悩みやお困りごとをずばり解決しますよ!

・楽天市場、Amazon、Yahooショッピング、自社ECなどEC事業をTOTALサポート
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ぜひ本記事を読んでストアマッチの魅力に触れてみてください!

ストアマッチとは?

ストアマッチとは?

ストアマッチとはYahoo!ショッピングにおけるクリック課金型の広告です。

クリック課金とは商品詳細ページクリック時に課金される仕組み。

入札金額に応じて検索結果の上位4枠下位6枠(PC)やカテゴリリストページに表示されます。

消費者の約8割がキーワードやカテゴリ検索から購入している事実からも、ストアマッチ広告を活用しない手はありません。

加えてストアマッチは予算上限を設定可能。

クリック課金額が設定金額に達すると自動で広告はストップされるため、とくに初心者は運用しやすい広告と言えるでしょう。

ストアマッチとPRオプションの違い

ストアマッチとPRオプションの違い

ストアマッチと比較されやすいのがPRオプションです。

PRオプションとは売上が上がったタイミングで課金される広告システム。

料率を自由に設定でき、購入が確認できた際に料率に応じた金額をYahoo!ショッピングへ支払います。

料率を高く設定すれば自動的に上位表示されやすいのも特徴です。

このようにクリックされたタイミングで課金されるストアマッチとは大きな違いがあるのも事実。

ストアマッチとPRオプションにはそれぞれの良さがあるものの、初心者には審査や売上実績は加味されないストアマッチがおすすめでしょう。

ストアマッチとアイテムマッチの違い

ストアマッチとアイテムマッチの違い

アイテムマッチとストアマッチに関して「どう違うの?」と混同されるケースが多いです。

基本的にはアイテムマッチとストアマッチは同じ広告です。

ストアマッチ広告の一部としてアイテムマッチがあるイメージを持ってもらえれば良いでしょう。

以前まではアイテムマッチ広告とストアのイチオシ広告を総称し、てストアマッチ広告と呼んでいました。

しかしストアのイチオシ広告を利用するユーザーが少なくなったため、現在は「ストアマッチ≒アイテムマッチ」とされているのです。

アイテムマッチとあれば、ストアマッチとほぼ同義と理解しておきましょう。

ストアマッチの活用メリット3選

ストアマッチの活用メリット3選

続いてはストアマッチの活用メリットを解説します。

具体的なメリットは以下の通りです。

・安価で使いやすい
・使いすぎの心配がない
・ライバルの動向を知れる

次から順番に見ていきましょう!

ストアマッチのメリット①:安価で使いやすい

ストアマッチは消費者がクリックしたタイミングで課金されるため、比較的安価で始められます。

「広告を出稿したけどクリックもされずに費用だけがかかってしまった」のような悩みが発生しないのは初心者にとって嬉しいはずです。

具体的には最低入札単価は10円~設定可能。

入札額に応じて表示順位は変わるものの、設定金額1位を取らなくても上位表示されやすいのも特徴です。

まずは安価でYahoo!ショッピングの広告を始めたい方にはおすすめと言えます。

ストアマッチのメリット②:使いすぎの心配がない

ストアマッチの広告費用はデポジット式と呼ばれる課金方式です。

デポジット式とは広告予算を事前に入金しておき、設定予算に達した段階で出稿がストップされる方式となります。

そのため「想定よりも広告費用を使ってしまった」「他の予算を削る事態に陥ってしまった」などの心配はありません。

広告運用に慣れない人でも管理しやすい広告と言えるでしょう。

ストアマッチのメリット③:ライバルの動向を知れる

ストアマッチでは現在の入札順位や1位の入札額を知れるのも大きなメリットです。

「個人的には入札額は多いと思うけど実際は何位なの?」「あとどれだけ広告費用を増やせば1位を取れるのか?」などがリアルに分かります。

判明した順位から入札額を調整していけば、上位表示は取れやすくなるでしょう。

費用対効果が目に見えて分かるのは初心者にとって運営しやすいと言えます。

ストアマッチの課金される仕組み

ストアマッチの課金される仕組み

ストアマッチでは入札単価を自由に設定していきます。

入札単価=クリック単価であり「入札単価×クリック数」が課金される仕組み。

例えば入札単価15円でキッチン用品を掲載し、て100回クリックされた場合は以下で算出されます。

15円×100クリック=1,500円

計算式はシンプルなため初心者でも予算を組みやすいです。

ちなみにストアマッチでは最低入札単価が設定されており、カテゴリ別の最低入札単価は以下の通りになります。

<15円>
メンズ・レディースファッション・食品・ドリンク・水・お酒・ダイエット・健康・コスメ・美容・ヘルスケア・キッチン・文具・日用品

<10円>
アクセサリー・腕時計・PC関連・AV関連・家電・家具・インテリア・ガーデニング・DIY・工具・ペット関連・楽器・玩具・スポーツ用品・アウトドア・旅行用品・雑誌・自転車

どのカテゴリーも比較的安価で掲載できるのがメリットと言えるでしょう。

ストアマッチの始め方

ストアマッチの始め方

ストアマッチは初心者でも簡単に始められます。

具体的な設定方法は以下の通りです。

1.商品カテゴリを選ぶ
2.商品を選ぶ
3.入札金額を設定する

まずは前述したカテゴリから選び、その中からさらに商品を選んでいきます。

尚、広告掲載は出品済み商品が対象となるため、事前に商品を出品しておきましょう。

商品選択完了後は入札金額の設定に入ります。

入札金額の設定方法は主に以下3タイプから選択可能です。

ストアマッチの入札金額設定①:全品指定価格入札

全品指定価格入札は全商品に対して入札金額を一括設定できます。

とくに右も左も分からない状態であると「どの商品にどれだけの金額を設定すればいいか?」が分からないはず。

そこで慣れないうちはとりあえず一括設定しておけば安心です。

試行錯誤していくと徐々に感覚もつかめます。

ストアマッチの入札金額設定②:全品おまかせ価格入札

全品おまかせ価格入札はYahoo側が自動で入札額を決めます。

過去の実績や競合他社の状況を加味し、上位表示されやすい入札額を設定してくれるのです。

カテゴリーが多岐に渡るケースや価格差がある場合は、全品指定価格入札で対応するのは困難でしょう。

そのような場合に全品おまかせ価格入札が便利です。

ストアマッチの入札金額設定③:個別入札

個別入札は商品一つ一つの入札額を手動で設定する方法です。

運用に慣れてきたり、より売上にこだわったりする場合は個別入札がおすすめ。

ストアマッチ運用に割ける時間や人員を確保できる店舗は、積極的に取り組みたい設定方法です。

ストアマッチの活用方法3選

ストアマッチの活用方法3選

ここからはストアマッチの活用方法について解説します。

具体的な活用方法は次の通りです。

・入札額は臨機応変に調整する
・ブースト機能を活用する
・出稿状況を分析する

次から順番に見ていきましょう!

ストアマッチの活用方法①:入札額は臨機応変に調整する

ストアマッチは入札額の設定次第で命運が分かれます。

そのためいかに臨機応変に入札額を調整し、クリックしてもらえる環境をつくるかが重要と言えるでしょう。

例えば全商品まとめて入札額をやや低めに設定し、売れ筋商品や新商品の入札額だけを高めに上げる方法もおすすめです。

全てを均一に設定するよりもメリハリがついて集客も期待できます。

ストアマッチの活用方法②:ブースト機能を活用する

Yahoo!ショッピングのブースト予約機能とは事前に指定した日時のみ、入札金額や予算額を変更できる機能です。

例えばキャンペーンやフェアの日だけ入札金額を上げれば、上位表示されて売上アップにつながります。

予算額をあらかじめ上げておけば、キャンペーンやフェアの効果がさらに高まるでしょう。

ブースト予約の設定方法はいたって簡単。

アイテムマッチにログイン→「ブースト予約」→「予約」→「予約を追加」→予約登録画面にて「予約日」「日時予算」を設定→入札価格を入力→「登録」

以上の流れで設定すればブースト機能を使ったストアマッチ広告運用が可能です。

ストアマッチの活用方法③:出稿状況を分析する

ストアマッチ広告は出稿して終わりではありません。

むしろ出稿してからの行動こそが重要と言えるでしょう。

例えばクリック数が多くても売上に繋がらない場合は商品詳細ページの質に問題がある可能性も。

この状態で入札金額を上げても効果は薄いです。

反対にクリック数が少ないながらも売上につながっている場合、商品詳細ページの質は想像以上に高いのかもしれません。

入札金額を上げれば売上アップも期待できます。

このようにクリック数と売上は比例しないケースもあるため、出稿状況は確実に分析していきましょう。

ストアマッチの運用で売上アップを目指そう

ストアマッチの運用で売上アップを目指そう

今回はストアマッチの活用メリットや売上アップのポイントを解説しました。

ストアマッチは安価で使いやすいため、初心者や広告運用に慣れない方におすすめです。

さらに予算を超える出費の心配がない点はストアマッチの大きな特徴と言えます。

この機会にぜひストアマッチをフル活用し、売上アップを目指していきましょう!

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この記事を書いた人

株式会社Wacworks 代表取締役社長 舟瀬
2021年11月に創業。自社サイト、楽天市場、Yahooショッピング、AmazonなどECサイト・モールに特化したコンサルティング事業を行っています。"売上をグロースさせたことがあるコンサルタント"のみをパートナーとしてアサインし、EC事業者さまの売上・利益を最大化するお手伝いをさせていただきます。