【Yahoo!】メーカーアイテムマッチ広告とは?通常の広告との違いやメリットを詳しく解説!【前編】
「メーカーアイテムマッチ広告ってどのような仕様になっているの?」
「アイテムマッチ広告との違いは?」
「キーワード選定のやり方を知りたい!」
新しくYahoo!でできるようになったメーカーアイテムマッチ広告。
具体的にどのようなものなのか、疑問に思っている方が多いのではないでしょうか。
今回は、メーカーアイテムキャッチ広告の概略やメリット、キーワード設定についてご紹介いたします。
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最後まで読むと、メーカーアイテムマッチ広告の重要性がわかるはずです。
目次
メーカーアイテムマッチ広告の概略
アイテムマッチ広告とほぼ同じですが、メーカーアイテムマッチ広告ではできることが増えています。
通常のアイテムマッチ広告では入札単価の調節、除外するかしないかの設定しかできませんでした。
メーカーアイテムマッチ広告では以下の3つが可能です。
・キーワード設定
・キーワード別の入札単価設定
・キーワード別の除外設定
キーワードごとのパフォーマンスが見られるようになっているため、Yahoo!の中では重宝される広告となっています。
予算はメーカーアイテムマッチ広告寄り
予算はアイテムマッチ広告の広告予算をシュリンクさせて、メーカーアイテムマッチ広告に寄せています。
どうしてメーカーアイテムマッチ広告に予算を寄せているの?
メーカーの場合、指名系のキーワードや指名買いのキーワードの商品はなるべく費用を抑えて、クリックされないで購入されるのがベストです。
その一方でワイヤレスイヤホンの場合、ワイヤレスイヤホンという大きなキーワードで徐々に露出を高め、クリックを獲得してCVを取るということが市場拡大をする上で重要となってきます。
メーカーアイテムマッチ広告のメリットは?
メーカーアイテムマッチ広告はキーワードごとの設定が可能です。
そのため、メーカーアイテムマッチ広告1本で利用している方も多いです。
両方を使うメリット
除外したもの以外のキーワード、かつ指名系キーワードで流入してくる可能性はかなり高くなっています。
そのため除外したキーワード以外のキーワードで流入した場合に、CPCが高騰しないためにあえてアイテムマッチ広告で低いCPC商品を配信し続けていくということも多いです。
使い方や予算を案分することによって、広めに出したいけどCPCを抑えにいくという形と、割とターゲットを絞ったところにはしっかりとCPCをかけて、確度の高いお客様を取りにいくという形で使い分けることができます。
どちらか一方を選ぶならおすすめは?
もともとあったアイテムマッチ広告に加え、2つの広告を手につけるのは大変という方も多いのではないでしょうか。
どちらか一方に絞っていく場合、運用の楽さで選ぶなら圧倒的にアイテムマッチ広告ですが、パフォーマンスを上げていきたい方はメーカーアイテムマッチ広告がおすすめです。
メーカーアイテムマッチ広告は、商品ごとのキーワードの設定やキーワードごとのCPCの設定などをする必要があり、通常のアイテムマッチ広告と比べて運用としての負荷は高くなってしまいます。
運用は複雑になりますが、その分ターゲットに対してより精度の高いリーチできる広告を作ることができます。
キーワード設定の方法
商品ごとのキーワードはどのように設定すべきかについてご紹介いたします。
まず検索順位を取れているキーワード商品での広告配信はあまり必要ありません。
検索順位の取れていないキーワードを設定していきましょう。
キーワード設定するための3つのポイント
①キーワードの市場規模
②競合他社との競合優位性
③そのキーワードでCVするかどうか
それぞれのポイントについて以下で説明いたします。
①キーワードの市場規模
市場規模と検索ボリュームはイコールと考えていいでしょう。
Googleキーワードプランナーを使用したり、実際にキーワードで検索した時のYahoo!の商品登録数などを見ながら、重要なキーワードなのかどうかを判断します。
②競合他社との競合優位性
価格・商品の質・レビュー数で競合他社よりも優位であるかどうかを判断しましょう。
③そのキーワードでCVするかどうか
自身の商品が売れるのか売れないのかは、データがあれば店舗内の相対的なCVRを重視することがおすすめです。
例えばYahoo!で商品を販売していて、同じものを楽天・Amazon・自社サイトで販売している場合、検索のクエリやクエリごとのCVRを見ることができます。
同じ商品を使っているのであれば、そこまでCVにつながるキーワードはモール別に変わらないため、データを活用しYahoo!にも展開していきます。
以上、3つのポイントでキーワードを見極め、優先度の高いものから設定していきましょう。
まとめ
・メーカーアイテムマッチ広告では、キーワード設定・キーワード別の入札単価設定・キーワード別の除外設定の3つが可能
・予算はメーカーアイテムマッチ広告に寄せている
・両方使えば、使い分けることができる
・パフォーマンスを上げたい方はメーカーアイテムマッチ広告がおすすめ
・①キーワードの市場規模②競合他社との競合優位性③そのキーワードでCVするかどうかの3つのポイントでキーワード設定を
今回は、メーカーアイテムマッチ広告の概略について詳細をお伝えさせていただきました。
後編ではメーカーアイテムマッチ広告の設定方法を詳しく解説します。
本記事を、今後のYahoo!ショッピング運営の参考にしていただけますと幸いです。
今回記事にした内容はこちらの動画でもご覧いただけます。
本チャンネルでは、この他にもEC事業者の方に役立てていただける情報を多数発信していますので、ぜひそちらもご覧ください。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
この記事を書いた人
- 2021年11月に創業。自社サイト、楽天市場、Yahooショッピング、AmazonなどECサイト・モールに特化したコンサルティング事業を行っています。"売上をグロースさせたことがあるコンサルタント"のみをパートナーとしてアサインし、EC事業者さまの売上・利益を最大化するお手伝いをさせていただきます。
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