「ECサイトをはじめようと思うんだけどAmazonはどうかな?」
「楽天市場やYahoo!ショッピングとの違いは?」
「集客のポイントについても教えてほしい!」
ECサイトの運営を考えるならAmazonも比較検討候補に入れておきたいところ。
そこで今回はAmazonでECサイトをはじめるメリットと集客のポイントを解説します。
筆者は以下の経歴を持っており、ECサイト運営における悩みやお困りごとをずばり解決しますよ!
・楽天市場、Amazon、Yahooショッピング、自社ECなどEC事業をTOTALサポート
・計100社以上のEC事業をサポート
・コンサルティング契約リピート率95%以上(ご契約から6ヶ月間での実績)
ぜひ本記事を読んでAmazonの魅力を存分に感じてみてください!
Amazonを語る上で外せないのは運営形式がマーケットプレイスである点です。
マーケットプレイスとは店舗の商品を集約させ、インターネット上で行われる電子取引市場。
Amazonが販売の場を提供しているため、自分自身が店舗を持たなくても取引できます。
楽天市場やYahoo!ショッピングと大きく異なるのはこの点です。
そのため商品の魅力や価格がより問われるのは念頭に置いておきましょう。
ここからはAmazonでECサイトをはじめるメリットについて、Yahoo!ショッピング・楽天市場と比較して解説します。
具体的なメリットは次の通りです。
・自然と消費者が集まりやすい
・サイト作成の技術が要らない
・即日配送できる
・発送作業の手間が省ける
・手軽に出品できる
次から順番に見ていきましょう!
Amazon・Yahoo!ショッピング・楽天市場各社が発表した売上データでは、Amazon3兆4,238億円、Yahoo!ショッピング8,901億円、楽天市場3兆9,000億となりました(2019年のデータ)。
楽天市場は楽天トラベルなどの楽天グループ全体の売上であるため、純粋なECモールの売上ではAmazonがトップです。
「Amazonで買いたい」「数ある商品を見比べてみたい」と消費者が思っているのも事実。
このような環境で販売できれば売上につながりやすいでしょう。
Amazonはページの型がすでに出来上がっているため、新商品出品の際は一からページを作成する必要はありません。
サイト作成の技術を必要とせず、初心者でもかんたんにページをつくれます。(Yahoo!ショッピングや楽天市場はある程度のサイト作成技術が必要)
加えて出品予定の商品が既に出品している場合は「相乗り出品」が可能です。
作成済みのページをそのまま借りて出品できるのは大きなメリットでしょう。
Amazonが展開するFBA(フルフィルメント by Amazon)を活用すれば即日配送も可能です。
Yahoo!ショッピングと楽天市場に即日配送はないため、早期配達希望の方へ確実にアプローチできます。
(Yahoo!ショッピングに即日はあるものの、対象地域や商品数が限定されています)
とくに最近は価格や商品の差別化が困難となり「どれだけ早く届くか?」「当日中に届く商品はどれか?」などに注目する消費者が増えているのも事実。
即日配送可能な環境で出品できるのはそれだけで有利なのです。
FBAの活用メリットは即日配送だけではありません。
商品梱包〜発送対応までの発送全般作業を代行してくれます。
そのため売上を上げるための業務に注力できるのです。
楽天市場やYahoo!ショッピングにも配送代行サービスがあるものの、サポート力や返品対応の面で比べるとFBAに軍配が上がるでしょう。
結果的に配送対応の良さに魅力を感じてリピーターも増えやすいです。
この後詳しく解説しますが、Amazonは初心者でもかんたんに設定できます。
加えて月額4,900円(税込)+販売手数料で販売可能。
業界売上2位の楽天市場は19,500円(税込)~であるのを考えると、Amazonの出品ハードルの低さがうかがえるでしょう。
とくに初心者であれば「費用をかけたのに売上がまったく上がらない」「出店費用が高くて手も出せない」などの悩みを抱えがち。
そのような心配を極力取り除いているのがAmazonなのです。
続いてはAmazonでECサイト運営するまでの流れを解説します。
具体的な流れは以下の通りです。
1.アカウントを作成する
2.プロフィールを設定する
3.商品登録を行う
4.商品を発送する
次から順番に見ていきましょう!
まずは小口出品プランもしくは大口出品プランどちらかを選んでいきます。
出品数が多い(50品以上)の場合は大口出品プランがお得。
今後広告運用も視野に入れている方は尚更大口出品プランがおすすめです。
続いて出品するためのアカウントを作成していきます。
(消費者として購入目的のアカウントとは異なります)
作成時に必要な書類は身分証明書・取引明細書(過去180日以内のもの)・メールアドレス・電話番号・銀行口座。
必要な書類を提出すると3営業日以内に審査結果が分かります。
審査が完了すると続いてはプロフィール設定です。
ここでは出店情報と支払い情報をメインに設定していきます。
出店情報では販売業者名・住所・運営責任者名など、支払い情報は銀行口座やクレジットカード情報を設定。
すべての項目を正しく入れれば設定完了です。
前述の通りAmazonでは相乗り出品が可能であるため、一般的には細かい商品登録を行う必要がありません。
商品を検索し、簡単な出品情報を入力して完了。
ちなみに新規出店する場合は以下の通りです。
「カテゴリー選択」→「出品情報の入力」→「商品画像の設定」→「商品説明の入力」→「バリエーション・キーワード設定」
設定項目は多く見られがちですが、各項目初心者でも設定しやすいつくりになっています。
商品登録まで完了すると最後は発送作業です。
Amazonでは発送代行(FBA)が可能なため、効率的に運用するなら活用しない手はないでしょう。
FBAを利用する際に掛かる費用は標準サイズ(10cm x 10cm x 10cm)の場合、在庫保管手数料は5,160円(1月〜9月)もしくは9,170円(10月〜12月)がかかります。
※ともに税込
他にも商品1点あたりの配送料300〜600円程度が必要です。
それでは最後にAmazonで集客アップを狙うポイントについて解説します。
具体的な対策は以下の通りです。
・検索上位表示される仕組みを知る
・カートボックスを獲得する
・広告を活用する
次から順番に見ていきましょう!
ECサイトで目的の商品を購入する方の約8割以上は、ページ上位1〜3位に表示された商品から購入しています。
そのためAmazonで売上アップを狙うなら検索上位表示させる他ありません。
具体的に明確な基準は公開されていないものの、売上数・口コミ数・FBA利用状況・キーワード対策の有無などが基準と言われています。
まずはAmazon集客の基本を押さえておきましょう。
Amazonは相乗り出品が基本であるため、同じ商品ページに複数の出品者がいます。
その中で消費者が検索結果をクリックした際、一番初めに表示されるのがカートボックスを獲得できた出品者です。
他の出品者は「こちらからもご購入いただけます」と表示されるだけ。
いかにカートボックスを獲得できた出品者が有利であるかはお分かりいただけるはず。
カートボックスの獲得条件は在庫状況・配送スピード・販売価格などが基準であるため、あらためて確認しておくと良いでしょう。
AmazonでSEOを意識してもすぐに結果は期待できません。
とくに初心者の場合は上位表示されるまでに時間を要する場合もあるでしょう。
そこでおすすめなのがAmazon広告です。
例えばAmazon広告の一つであるPRオプションは、成約した場合のみ課金される初心者に優しい広告。
他にもクリック数に応じて課金される広告もあり、集客アップを狙うならチェックしておきましょう。
今回はAmazonでECサイトをはじめるメリットと集客のポイントを解説しました。
AmazonでECサイトを運営するメリットは業界トップの集客力とバツグンの配送体制です。
その環境の中でカートボックス獲得やSEO対策を万全にすれば、リピーター獲得も夢ではありません。
とくに初心者がECサイト運営するメリットは大きいため、ぜひこの機会にAmazonでECサイトをはじめてみましょう!
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