【売るなら今】Amazon在庫処分セール5つのメリットと参加方法を解説

「Amazonの在庫処分セールって何?」
「在庫を処分するメリットは?」
「セールに参加する方法を教えてほしい!」

在庫を大量に抱えてしまった際、うまく活用したいのが在庫処分セール。

そこで今回はAmazonの在庫処分セールのメリットと参加方法について解説します。

弊社は以下の経歴を持っており、ECサイトにおける在庫管理の悩みやお困りごとをずばり解決しますよ!

・楽天市場、Amazon、Yahooショッピング、自社ECなどEC事業をTOTALサポート
・計100社以上のEC事業をサポート
・コンサルティング契約リピート率95%以上(ご契約から6ヶ月間での実績)

在庫を減らし、業務効率化を目指していきましょう!

Amazonの在庫処分セールとは?

Amazonの在庫処分セールとは?

Amazonの在庫処分セールとはFBA(フルフィルメント by Amazon)に滞留している在庫を特価で販売する施策です。

Amazonで様々な商品を販売していると、季節商品や流行に乗り切れなかった商品が残ってしまうもの。

そのままにしておけば保管手数料がかかるだけでなく、商品の価値はますます下がるのです。

だからこそ在庫処分セールを活用し、在庫の適正化を図るのが得策と言えるでしょう。

Amazonの在庫処分セール開催場所

Amazonの在庫処分セール開催場所

Amazon在庫処分セールは以下2つの経路からいけます。

検索ページヘッダー「タイムセール」より「すべて→プログラムと特典→在庫処分セール」

もしくは検索窓に「在庫処分」と検索し、ページ上部「掘り出し物をチェック」

ベストセラー・1,000円以下・服、ファッション、小物などのカテゴリーが書かれたページが在庫処分セールのページです。

検索してみると、ほとんどの商品が30〜60%OFFで販売されているのが分かります。

Amazon在庫処分タイムセールとの違いは?

Amazon在庫処分タイムセールとの違いは?

在庫処分セールと似た施策で「Amazon在庫処分タイムセール」があります。

いずれも在庫を処分する施策であるのは同様。

セラーセントラルから申請でき、手数料はともに無料なのも同じです。

しかし、以下の点が異なるのは念頭に置いておきましょう。

在庫処分セール在庫処分タイムセール
開催場所検索ハードル:高検索ハードル:低
掲載開始日自由設定2週間
参加申請の締め切りなし毎週水曜日

開催場所は前述の通り、タイムセールを経由して在庫処分セールに行く方がほとんどです。

そのため、在庫処分タイムセールはより露出度が高いと言えるでしょう。

一方、在庫処分セールは無期限かつ自由に開催できるのは大きな利点です。

Amazon在庫処分セール5つのメリット

Amazon在庫処分セール5つのメリット

ここからはAmazon在庫処分セールのメリットについて解説します。

具体的なメリットは以下のとおりです。

・売上アップにつながる
・無料で参加できる
・在庫保管手数料を削減できる
・決算時にメリットがある
・露出強化が期待できる

次から順番に見ていきましょう!

在庫処分セールのメリット①:売上アップにつながる

在庫が倉庫に眠ったままでは売上はゼロであるものの、処分セールを実施すれば売上アップにつながります。

いくら自分が不要と思っている商品でも、消費者からすると需要が高い場合も。

例えば「型落ちでもいいからとにかく安く買いたい」「シーズンオフの商品を今のうちに買っておきたい」などの要望を持つ方もいるでしょう。

ユーザーとの需要が合えば、動いていない在庫も立派な売上となります。

在庫処分セールのメリット②:無料で参加できる

Amazon実施のセールへ参加するには有料のケースが多いです。

例えば数量限定タイムセールや7日間のタイムセールは、別途参加費用が掛かるのも事実。

手数料は一定でなくタイムセールごとに請求され、場合によっては費用対効果に見合わない可能性も。

一方、Amazon在庫処分セールは無料で参加可能です。

初心者でもハードルの低いセールと言えるでしょう。

在庫処分セールのメリット③:在庫保管手数料を削減できる

在庫処分セールを行うと、FBAの在庫保管手数料を削減できるメリットは大きいです。

例えば雑誌やペットボトル飲料であれば、1商品につき数円〜数十円。

これが百個単位に及べば手数料だけで圧迫してしまいます。

さらに、家電やテレビといった大型商品であると1商品につき数百円〜数千円です。

保管手数料が削減できれば利益確保につながるでしょう。

在庫処分セールのメリット④:決算時にメリットがある

在庫は一般的に少ないだけメリットは大きく、とくに決算前は在庫を減らしたがる企業は多いでしょう。

これには2つ理由があり、1つ目は税金の負担が軽減されるからです。

粗利益の総額に対して税金は掛かり、在庫を減らせば粗利益の額は減少。

同時に課税額は減っていくのです。

2つ目の理由はキャッシュフローの良化です。

在庫をお金に換えれば現金の流れは良くなり、キャッシュフローは安定していきます。

在庫処分セールのメリット⑤:露出強化が期待できる

在庫処分セール(タイムセール)は常にAmazonで開催されています。

セールへ参加すれば、おのずと自社商品及び自店舗をクリックしてもらう確率は高くなるでしょう。

クリック数が上がる→売上が上がる→上位表示される→さらに売上が上がる

このような好循環がうまれるのです。

露出強化が期待でき、在庫処分セールに参加する価値は大いにあります。

Amazon在庫処分セールの参加条件

Amazon在庫処分セールの参加条件

Amazon在庫処分セールは誰でも参加できるわけではなく、以下の条件を満たした出品者のみが参加可能です。

・10点以上の在庫がある
・販売履歴がある
・倉庫に90日間以上保管している
・新品である
・過去60日以内に在庫処分セールに参加していない

販売履歴があり、かつ10点以上の在庫がなければいけないのはポイントと言えるでしょう。

在庫の中でも、不動在庫や死に筋在庫と呼ばれる在庫は条件を満たせないかもしれません。

あくまで売れる見込みのある、在庫が潤沢に揃った商品が対象となります。

また上記の条件を満たしていても、Amazonの判断で参加できないケースも。

この点はあらかじめ念頭に置いて申請していきましょう。

Amazon在庫処分セールの参加方法

Amazon在庫処分セールの参加方法

在庫処分セールに参加する手順は以下の通りです。

1.セラーセントラルにログイン後「在庫」→「FBAダッシュボード」→「在庫を減らす」
2.「在庫処分タイムセールを作成する」をクリック(参加可能な商品のみ表示されます)
3.セール価格の入力
4.開始日と終了日を入力
5.「申請する」をクリックして完了

まずは希望の在庫がセール参加可能か確認しましょう。

参加可能であれば、価格を決定して申請完了です。

Amazon在庫処分セールでも効果が出ない場合の対策

Amazon在庫処分セールでも効果が出ない場合の対策

それでは最後に在庫処分セールでも、効果が出ない場合の対策を解説します。

具体的な対策は以下の通りです。

・個別セールを実施する
・ポイントを付与する
・プライム会員限定割を活用する

次から順番に見ていきましょう!

在庫処分セール以外の対策①:個別セールを実施する

Amazonでは個別でセールを開催できます。

セール価格で打ち出せば「特選タイムセール -〇〇%」と表示。

クリック率が上がるのは間違いないでしょう。

設定方法は在庫管理画面からセール価格・開始日・終了日を設定するだけ。

本気で在庫処分にのぞむなら、思い切って70~80%オフで販売するのもアリです。

在庫処分セール以外の対策②:ポイントを付与する

Amazonのポイント付与率は一般的に1%で設定されています。

1,000円の商品購入で10ポイント付与されるのが通常です。

とはいえポイントは自由に設定可能。

在庫管理画面で価格設定項目下「ポイント」をクリックすれば変更できます。

とくにAmazonリピーターはポイントを重視するため、在庫処分時のみ付与率をアップさせても良いです。

在庫処分セール以外の対策③:プライム会員限定割を活用する

プライム会員限定割引とは、その名の通りAmazonプライムユーザー限定で割引を適用する施策です。

プライム会員は一般ユーザーに比べ購買意欲が高いため、割引する価値はあります。

設定方法は以下の通り。

1.セラーセントラルから「広告」→「Amazonプライム会員限定割引」をクリック
2.設定画面表示後「割引を作成」をクリック
3.割引名称・開始日・終了日を設定後「商品の保存と追加」をクリック
4.商品のSKU・割引タイプ・割引額を入力して完了

設定が完了すれば価格左に「プライム限定価格」と表示されます。

Amazon在庫処分セールをフル活用しよう

Amazon在庫処分セールをフル活用しよう

今回はAmazonの在庫処分セールのメリットと参加方法について解説しました。

在庫処分セールを実施すれば売上アップが見込めるだけでなく、在庫保管手数料を大幅に削減できます。

参加方法はいたって簡単。

初心者でもなんなく参加できるため、この機会に在庫処分セールをフル活用してみましょう!

「売上が上がらない」「人手が足りない」などのお悩みを解決!詳しくはこちら

この記事を書いた人

株式会社Wacworks 代表取締役社長 舟瀬
2021年11月に創業。自社サイト、楽天市場、Yahooショッピング、AmazonなどECサイト・モールに特化したコンサルティング事業を行っています。"売上をグロースさせたことがあるコンサルタント"のみをパートナーとしてアサインし、EC事業者さまの売上・利益を最大化するお手伝いをさせていただきます。