Amazonにおける並行輸入品の登録方法や正規輸入品との違いを解説【注意点3つも合わせて紹介】

海外製品を仕入れてAmazonで販売していると「並行輸入品」と「正規輸入品」の違いで悩む方も多いのではないでしょうか。

並行輸入品と正規輸入品には明確な違いがあり、並行輸入品の出品方法を正しく実施しないとアカウント停止になりかねません。

今回はAmazonの並行輸入品に関して紹介します。

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並行輸入品と正規輸入品の違いを理解し、効果的に売上を伸ばしてください。

Amazonの並行輸入品と正規輸入品の違い

Amazonの並行輸入品と正規輸入品の違い

Amazonで海外輸入品を販売する方法は「並行輸入品」と「正規輸入品」の2種類の販売方法があります。

輸入品を販売するためには2つの違いを理解しなければいけません。

今回は「並行輸入品」と「正規輸入品」に関して紹介します。

海外輸入品を販売する際の参考にしてください。

並行輸入品とは

並行輸入品とは、正規輸入代理店以外の海外直営店や海外正規代理店、免税店などのメーカーとは別の第三者を通して仕入られた商品を言います。

正規品よりも安く購入できるメリットはありますが、アスターサービスを受けられないというデメリットもあり、詳しくは後述します。

Amazon内では並行輸入品に対して、いくつか制限がかかっているためご注意ください。

正規輸入品とは

正規輸入品とは、日本正規代理店が海外メーカーから直接商品を輸入し、国内の正規代理店で取引されている商品を言います。

そのため、第三者が取引に介入しません。

正規品は本物である安心感があったり、保証が用意されていたりするため多少金額が高くても信頼感がもてます。

2つの違いをしっかりと理解し、出品してください。

Amazonの並行輸入品のメリット2つ

Amazonの並行輸入品のメリット2つ

並行輸入品には正規輸入品にない特徴がありますが、メリットデメリットを理解しておかないといけません。

なぜなら良い面と悪い面を理解できれば、売上を伸ばす際や改善する際の判断を早くしっかりできるからです。

今回は並行輸入品のメリットを2つ紹介します。

①正規品よりも安く出品できる
②国内でも未販売のものを出品できる

順番に解説します。

メリット①:正規輸入品よりも安く出品できる

メリットの1つ目は正規輸入品よりも安く購入できる点です。

販売店が海外メーカーから安く仕入れれば、値崩れ防止の制限がないため販売価格を高く設定する必要がありません。

また、商品の説明書やパッケージを日本向けに変更したり、アフターサービスをしたりするコストを削減できるため、安く販売できる要因です。

たとえばブランド品のバッグや財布など、高額と感じる商品も並行輸入品であれば金額を抑えて出品できます。

ブランド品のバッグや財布、時計などの販売を検討している方は並行輸入品を検討しても良いかもしれません。

メリット②:国内でも未販売のものを出品できる

国内で未販売の商品を出品できる点もメリットの1つです。

日本で未販売の商品や販売を予定していない商品でも、業者が海外メーカーから仕入れれば販売可能です。

ただし未販売品は知っているユーザーも少ないため、仕入れても在庫になりかねません。

並行輸入品は海外でしか販売していない商品でも購入できるため、コレクターは多少のデメリットがあっても購入したくなります。

たとえば海外発祥のアニメキャラクターのプラモデルや高価なお酒など、並行輸入品でしか購入できない商品もあります。

ご自身の販売戦略に合わせて、並行輸入品もご検討ください。

Amazonの並行輸入品のデメリット2つ

Amazonの並行輸入品のデメリット2つ

並行輸入品のメリットだけでなく、デメリットの理解も必要です。

なぜならデメリットを理解できればリスクを事前に回避できますが、デメリットを理解していないとクレームに繋がりかねません。

今回は並行輸入品のデメリットを2つ紹介します。

①偽物の可能性がある
②アフターサービスが受けられない

順番に解説します。

デメリット①:偽物の可能性がある

デメリットの1つ目は、商品が偽物の可能性がある点です。

並行輸入品は第三者を経由して販売されるため偽物を販売したり、商品を購入しても届けない業者も存在します。

偽物を販売する際はアカウント停止を見越して商品代金をだまし取ろうとしているため、商品の発送をしません。

そのため、商品を購入する前に「商品が届くまでの時間」や「カスタマーレビューを確認する」などして判断してください。

評価の低かったりや発送元が海外になっていたりする際は、到着までに時間がかかるためご注意ください。

デメリット②:アフターサービスが受けられない

デメリットの2つ目はアフターサービスを受けられない点です。

正規輸入品ではメーカー公認の法人や代理店が介入しているため、故障や不良があった際のアフターサービスがありますが、並行輸入品にはありません。

そのため、故障や不良があった場合でも商品代金の返金はできないためご注意ください。

また並行輸入品にはカスタマーサポートの用意がないケースも多いため、商品の不具合対応はご自身で対応する必要があります。

価格が安く日本で非販売品を購入できるメリットはありますが、商品の安全性は劣るため、理解した上で出品を検討してください。

Amazonで並行輸入品を販売する際の3つの注意点

Amazonで並行輸入品を販売する際の3つの注意点

正規輸入品と並行輸入品の違いは理解したが、実際にAmazonで販売する際にどんなことに注意すれば良いか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

今回はAmazonで並行輸入品を販売する際の注意点を3つ紹介します。

①商品名に「並行輸入品」と記載する
②最悪アカウント停止になる
③出品制限がある商品も存在する

順番に解説するため、Amazonで販売する際には意識してください。

注意点①:商品名に「並行輸入品」と記載する

1つ目の注意点は商品名に必ず「並行輸入品」を記載し、通常商品と分けて出品する必要がある点です。

出品情報と商品情報に相違が発生した際は、本物かどうか疑われる可能性もあるためご注意ください。

また商品のコンディション説明に並行輸入品となる理由も記載が必要になるため、忘れずに記入してください。

注意点②:最悪アカウント閉鎖になる

2つ目の注意点は最悪の場合アカウント閉鎖になる点です。

Amazonでは並行輸入品の出品登録は指定されたルールに従って登録する必要があります。

仮にルール通りに登録しなかった場合、商品ページの削除やアカウント停止になる可能性もあるためご注意ください。

アカウント停止になると売上金はすべて没収され、復活措置をとらない限り販売継続はできないため、在庫は全て不良在庫となりかねません。

アカウント停止になった際はAmazonから「改善計画についてのテンプレート」が送付され、改善計画書を作成すればアカウントを復活できる可能性があります。

ただし、「アカウント閉鎖」になった場合は復活不可能であるためご注意ください。

並行輸入品を商品登録する際は細心の注意を払って登録してください。

注意点③:出品制限がある商品も存在する

3つ目の注意点は出品制限がある商品も存在する点です。

並行輸入品は出品禁止のブランドがあるカテゴリがあったり、本物の商品を証明する書類の提出が必要だったりします。

スポーツ&アウトドアや時計など約10のカテゴリに制限がかかっているため、出品前には確認してください。

並行輸入品の出品禁止ブランド


参考:Amazon並行輸入品

Amazonへ並行輸入品の登録方法

Amazonへ並行輸入品の登録方法

並行輸入品について理解したら、実際にAmazonに並行輸入品を出品してユーザーの反応を確認してください。

正規輸入品との違いを分析すれば、売上を伸ばすきっかけをつかめます。

今回はAmazonへ並行輸入品を登録する方法を紹介します。

方法は「在庫ファイル」を使用する方法と「セラーセントラルの商品登録画面」から登録する方法の2種類あるため、登録しやすい方を選択してください。

登録方法①:在庫ファイルを使用する方法

セラーセントラルのTOP画面から「在庫」、「アップロードによる一括登録」をクリックします。

該当のカテゴリを選択し、在庫ファイルの「distribution_designation」に「JP Parallel Import」と商品のJANコードを入力します。

バリエーション商品がある際は、子商品と親商品の両方に入力してください。

登録方法②:商品登録画面から登録する方法

セラーセントラルTOP画面から「カタログ」、「商品登録」を選択し、商品のカテゴリを選択します。

商品情報を入力後、「詳細タブ」をクリックし「販売形態(並行輸入品)」に「JP Parallel Import」を入力し、保存します。

詳細タブがない場合は「すべての項目」を押してください。

Amazonの並行輸入品と正規輸入品の違いを理解して効果的に売上を伸ばそう

Amazonの並行輸入品と正規輸入品の違いを理解して効果的に売上を伸ばそう

今回はAmazonの並行輸入品に関して紹介しました。

並行輸入品は商品が安かったり、日本での非売品を販売できたりするメリットがありますが、正しく出品しないとアカウント停止になる可能性もあります。

そのため、商品登録の際は細心の注意を払って登録してください。

正規輸入品と並行輸入品の違いを理解し、上手く組み合わせれば効果的に売上を伸ばせる可能性があります。

ぜひ並行輸入品にもチャレンジしてください。

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この記事を書いた人

株式会社Wacworks 代表取締役社長 舟瀬
2021年11月に創業。自社サイト、楽天市場、Yahooショッピング、AmazonなどECサイト・モールに特化したコンサルティング事業を行っています。"売上をグロースさせたことがあるコンサルタント"のみをパートナーとしてアサインし、EC事業者さまの売上・利益を最大化するお手伝いをさせていただきます。