クラウドECはなぜおすすめ?【他のサービスとの違いや導入メリット5選を解説】

「クラウドECってどんなサービス?」
「ASPやパッケージとの違いは?」
「導入するメリットについて教えてほしい!」

ECサイトを構築する上で、クラウドECを検討している方も多いかもしれません。

そこで今回はクラウドECのサービス内容と導入メリットについて解説します。

筆者は以下の経歴を持っており、ホームページ開設における悩みやお困りごとをずばり解決しますよ!

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ぜひ本記事を参考にし、クラウドECで売上を上げていきましょう!

クラウドECとは?

クラウドECとは?

クラウドECとはクラウド上でECサイトを運営するサービスです。

クラウドはサーバーを持たず、インターネット上で利用できるサービス形態。

すなわち、サービス提供者の環境でECサイトを展開できるのです。

近年はECサイト運営を開始する事業者が増え「始めやすさ」「手軽さ」などの点が注目されているもの。

その面を十分に補えるのがクラウドEC。

業界や業種を問わず、導入企業が年々増え続けています。

クラウドECとパッケージの違い

クラウドECとパッケージの違い

クラウドECと比較されやすいのがパッケージです。

パッケージとは必要な機能をひとまとめにし、サーバーにインストールするサービス。

ここだけ聞いても、サーバーを使わないクラウドECとは違うと分かるでしょう。

さらにパッケージは自社で運用するため、システムのアップデートも自分達で行わなければいけません。

それだけ開発費用や人件費もかかるのは念頭に置いておきましょう。

クラウドECとASPの違い

クラウドECとASPの違い

クラウドECはASPともよく比べられるサービスです。

両者はサーバーを持たずクラウド上で運営する点は同じですが、自由度や連携の可否に大きな違いがあります。

ASPは事業者が提供する型をそのまま利用するため、臨機応変に変更するのはほぼ不可能。

用意されたテンプレートの中から選び、型に沿って構築していきます。

他のサービスとの連携についても期待はできません。

一方、クラウドECはカスタマイズや連携にも対応しています。

クラウドECの導入メリット5選

クラウドECの導入メリット5選

続いてはクラウドECの導入メリットについて解説します。

具体的な導入メリットは以下のとおりです。

・手間をかけずに導入できる
・カスタマイズできる
・最新性を保てる
・低コストで導入できる
・不意なサーバーダウンを防げる

次から順番に見ていきましょう!

クラウドECの導入メリット①:手間をかけずに導入できる

パッケージのように自社でサーバーを構築し、管理もすべて行うのは労力がかかります。

とくに運用に慣れていない方であれば「どうやってドメインを取得すればいいの?」「アップデートはどうやるの?」といった悩みもうまれてくるはず。

クラウドECはサービス提供者のサーバーを借りて運営するため、手間をかけずに導入できます。

極端な話、気に入った業者と契約すればほぼ完了。

あとは自分の好みに合わせて微調整していくだけです。

クラウドECの導入メリット②:カスタマイズできる

クラウドECはパッケージとASPの良いとこ取りと言われているサービスです。

ASPの手軽さもありながら、パッケージの自由性も兼ね備えている魅力的なサービスと言えます。

とくに注目なのはカスタマイズ性。

デザインはもちろん、外部連携ツールや施策なども好きに使いこなせます。

「手軽に導入したいけど、オリジナリティもアピールしたい」といった要望にも応えられるのです。

クラウドECの導入メリット③:最新性を保てる

自社でサーバーを管理するとなれば、常にシステムのアップデートが必要です。

アップデートが行われないと、購入段階で不意なトラブルに見舞われたり、決済方法に対応できなかったりします。

そうなれば売上低下を招くのは言うまでもありません。

クラウドECはサービス提供者がアップデートを行うため、手間なく最新性を保てます。

システムトラブルを心配することなく、安心かつ快適に運営できるのです。

クラウドECの導入メリット④:低コストで導入できる

クラウドECはパッケージと比べると、コスト面で断然お得と言えます。

その大きな理由はサーバーを必要としないからです。

Webサイトを運営するためにサーバーを構築するとなれば、数十万円かかるのも事実。

サーバーメンテナンス費用も合わせるとさらにコストはかかります。

さらに機能を追加したり、外部システムと連携したりすれば、費用はかさんでいくのです。

クラウドECなら自動アップデートで最新機能が使えるため、膨大な費用はかかりません。

クラウドECの導入メリット⑤:不意なサーバーダウンを防げる

クラウドECは負荷に応じて、自動的にスペックの増減を調整します。

これはオートスケールと呼ばれ、クラウド運用で見られる独特の機能。

オートスケールがあれば不意な膨大なアクセスにも、効率的に処理できます。

例えば「来月だけキャンペーンを行う予定」「来週のみタイムセールを実施する」といった施策にも対応可能。

サーバーダウンで売上を逃す心配もありません。

クラウドECの導入がおすすめの企業

クラウドECの導入がおすすめの企業

ここからはクラウドECの導入がおすすめの企業を解説します。

具体的には以下のような企業です。

・年商1,000万円以上の中小企業
・ECショップをはじめて運営する企業
・サイト運営に資源を集中できない企業

次から順番に見ていきましょう!

クラウドEC導入推奨企業①:年商1,000万円以上の中小企業

Webサイトを運営して年商1,000万円以上に到達したら、クラウドECがおすすめです。

年商1,000万円以上になると膨大なアクセス数にも耐えられなくなります。

予期せぬトラブルを招かないためにも、受け入れる能力が高いクラウドECへ切り替えていきましょう。

カスタマイズの融通が利く恩恵も受けられます。

クラウドEC導入推奨企業②:ECショップをはじめて運営する企業

クラウドECはASPからの切り替えだけでなく、はじめてECショップを運営する企業にも最適と言えます。

サーバーを必要とせず、決められた型がある程度完成されているからです。

1からすべて自分自身でつくる必要はありません。

「プログラミングスキルを所持した人材がいない」「ECサイト作成経験者がいない」といった悩みにも対応できます。

実際に初心者や少人数体制で運営している方は数えきれないです。

クラウドEC導入推奨企業③:サイト運営に資源を集中できない企業

ECサイトを運営する上でポイントとなるのが運用資源です。

とくにパッケージの場合はほぼすべて自分達で管理しなければいけません。

サーバー構築はもちろん、ECサイトのアップデートも適宜行う必要があります。

万が一専任者がいなければ、あらたに実力やスキルを兼ね備えた人材の採用が不可欠。

見つからないと、自社で教育や研修を行って1から育てなければいけません。

クラウドECならそのような取り組みも不要で、最小限の資源でも運用できます。

クラウドECの選び方

クラウドECの選び方

それでは最後にクラウドECの選び方について解説します。

具体的な選定方法は以下のとおりです。

・目的を明確にする
・サポート体制を確認する
・実績をチェックする

次から順番に見ていきましょう!

クラウドECの選び方①:目的を明確にする

まずは導入目的を明確にしましょう。

導入目的をはっきりさせれば、狙った層へ確実にアプローチできます。

現在は様々な業者が参入しており「アパレル業界に強い業者」「女性をターゲットにしたサイト作成に優れた業者」など、強みが細かく分かれているのが特徴。

業者の強みと自社の目的が合致すると依頼効果は高まります。

クラウドECの選び方②:サポート体制を確認する

クラウドECとひとくくりに言っても、サポート体制は千差万別です。

アドバイス程度にとどまる業者もいれば、代行してくれる業者もいます。

はたまた、専属で担当者がついてくれるのか、カスタマーセンターのような事務的な対応になるかなど様々。

要望と違ってしまうとサポートの意味が薄れるため、事前にサポート内容は確認しておきましょう。

クラウドECの選び方③:実績をチェックする

クラウドEC業者は前述の通り、ここ数年で格段に増えてきました。

参入したばかりの業者も当然おり、できればたしかな実績を誇る業者に依頼しておきたいところ。

そこでホームページの内容やインターネット上の口コミはある程度確認しておきましょう。

ホームページに過去の導入事例や大企業の作成実績があれば、依頼しても安心です。

もし心配であれば実際に話を聞いて、担当者のスキルや経験などを確認するのがポイントと言えます。

クラウドECで売上をアップさせよう

クラウドECで売上をアップさせよう

今回はクラウドECのサービス内容と導入メリットについて解説しました。

クラウドECとはクラウド上でECサイトを運営するサービスです。

手間をかけずに導入でき、手軽にカスタマイズできる魅力的なサービス。

サイト規模が大きくなってきた企業はもちろん、これからECサイトをはじめて開設する方にもおすすめです。

この機会にクラウドECを積極的に導入し、売上を上げていきましょう!

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この記事を書いた人

株式会社Wacworks 代表取締役社長 舟瀬
2021年11月に創業。自社サイト、楽天市場、Yahooショッピング、AmazonなどECサイト・モールに特化したコンサルティング事業を行っています。"売上をグロースさせたことがあるコンサルタント"のみをパートナーとしてアサインし、EC事業者さまの売上・利益を最大化するお手伝いをさせていただきます。