「ECサイトでデザインはやっぱり重要?」
「ページのどの部分をこだわればいいかな?」
「魅力を存分にアピールするためのポイントを教えてほしい!」
ECサイトをつくる上でページデザインは大きなウェイトを占めます。
そこで今回は商品ページデザインを決める構成要素と、売るためのポイントについて解説します。
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ぜひ本記事を参考にし、魅力を前面に出したサイトに仕上げていきましょう!
目次
まずは商品ページデザインが重要な理由について解説します。
具体的な理由は以下のとおりです。
・魅力をより伝えられる
・売上につなげられる
・リピーターを増やせる
次から順番に見ていきましょう!
人が受け取る五感の情報は「8割が視覚」と言われています。
つまりデザインによって商品の魅力を伝えられるか否かが決まるのです。
とくに近年のECサイト市場では、価格を下げるだけでは売れなくなっているのも事実。
それは既に安価な商品が出揃っており、ユーザーが価格以外の付加価値を求めているからです。
デザインもその付加価値の中の一つなのは言うまでもなく、デザインに注力すればユーザーの視覚に訴えられます。
近年、ユーザーの購入経路はECサイトがほぼメインとなっているのも事実。
実店舗からECサイトへ販売の場を移す企業も増えています。
それだけライバルも多く、ユーザーが1ページにとどまる時間が短いのです。
見た情報だけで瞬時に判断するため「デザインの優れたページが一人勝ち」な状態になりやすいもの。
となれば、商品ページデザインにこだわらない理由はありません。
デザインによって自社の魅力を存分に伝えられれば、購入したユーザーはまた買いたくなります。
「ページを見ていてもストレスを感じない」「むしろ商品を眺めているだけで落ち着く」などの感情を持つのです。
自社のファンが次々に増え、リピーターがリピーターを呼ぶ現象になりやすいのも事実。
ユーザーがあらためて買うかどうかは、デザインが大きな要素を占めるのは念頭に置いておきましょう。
ここからは商品ページデザインにおける代表的な構成要素を解説します。
具体的な構成要素は以下のとおりです。
・ファーストビュー
・商品画像
・サブ画像
・購入ボタン
・関連商品
次から順番に見ていきましょう!
ファーストビューとはユーザーがはじめて見る全体的な外観です。
前述のとおりユーザーが受け取る情報の8割は視覚であるため、ファーストビューが重要なポイントとなります。
具体的にはページ全体の色やページ内部の配置など。
細部にこだわればユーザーが受ける印象は大きく変わります。
ファーストビューによって、1秒でも長く留まってもらうのが大切です。
商品画像はものやサービスの魅力を伝えるにはこだわりたいポイントです。
メインビジュアルとも言い換えられるほど、商品ページの中では中心的な位置づけ。
近年は画像SEOも注目されはじめ、単なる画像とは言い難い存在になっています。
画像に注力すれば検索数も増え、ページ全体のアクセス数もアップしていくのです。
そのためにも代替テキストを設定したり、分かりやすいファイル名を付けたりしていきましょう。
サブ画像はメインビジュアルで伝えられなかった情報を、補助的にアプローチできる要素です。
最近は商品画像がほぼ同じECサイトも多いため、サブ画像の出来次第で差別化が図れます。
具体的には動画を貼り付けたり、人が利用しているシーンを使ってみたり。
ユーザーが「この商品を買うとどうなるか?」「実際に使ったらどんな雰囲気になるのか?」が鮮明に分かると好印象です。
メインビジュアルだけでなく、サブ画像にもこだわっていきましょう!
購入ボタンは言わずと知れた、商品の購入を決める最終決定ボタンです。
実はファーストビューや商品画像にこだわっても、購入ボタンのデザインに時間を割かない人が多いのも事実。
「購入ボタンにこだわっても売上は大きく変わらない」そう認識している方もいるはず。
とはいえボタンの色・配置・サイズ次第で購入率は大きく変わります。
実際に売上が伸びている商品ページを見ても、思わず押したくなるボタンに仕上がっているのです。
関連商品はページ下部に類似商品を紹介するコーナーです。
「この商品を買った人はこちらも買っています」「こちらのジャンルに似た商品」などと書かれた枠を見た経験のある方は多いでしょう。
関連商品枠のデザインにこだわれば、まとめ買いや他商品の誘導につなげられます。
結果的に回遊性を高められ、自社のECサイトを存分にアピールできるのです。
続いては商品ページデザインを決める2つのパターンについて解説します。
具体的なパターンは主に以下2点です。
・商品画像や購入ボタンがトップ
・商品情報やキャッチコピーがトップ
次から順番に見ていきましょう!
商品画像や購入ボタンがトップにくる配置は、より一般的かつオーソドックスなパターンです。
商品情報やキャッチコピーは消費画像の下に配置。
あくまで売上が第一目標であり、ユーザーに購入してもらうまでの導線が敷かれています。
ファーストビューでのインパクトは後述するパターンより弱いものの、消費者が迷いなく情報を受け取れるのが大きなメリットです。
商品画像や購入ボタンよりも上部に商品情報が記載されているパターンです。
売上第一よりも「商品をもっと知ってほしい!」「自社についての知名度を上げたい!」と希望の方に最適です。
加えて知名度が低いショップやオリジナル商品を訴求したい場合などにもピッタリ。
ユーザーに響くキャッチコピーや説明文で魅力を伝えていきましょう!
それでは最後に商品ページデザインのポイントを解説します。
具体的なポイントは以下のとおりです。
・シンプルかつ分かりやすく
・ターゲットを設定する
・競合をリサーチする
・読み込みスピードに注意する
・スマホ利用も意識する
次から順番に見ていきましょう!
商品ページは「いかに長い時間目に留めてもらえるか」に尽きます。
そのためにはシンプルかつ分かりやすいページであるのは不可欠。
文字ばかり並んでいるページや、反対に画像だけ添付されて説明文が無いページは読んでもらえません。
ユーザーが読んでもストレスを感じず、安心して閲覧できるページづくりが必要です。
箇条書きを用いたり、アニメーション動画を使ったりするのがおすすめと言えます。
ターゲットが明確であれば、ユーザーの心へ確実に響きます。
例えばマラソン完走を応援するスポーツショップの例について見ていきましょう。
その場合は「無理なく楽しくマラソン完走できる」をモットーに、デザインも変えていく必要があります。
闘争心をあおる赤系よりは、オレンジや黄色などの楽しさをイメージできる色がベスト。
説明文も安心できる言葉遣いであるとより響きます。
このようにターゲットに合わせて商品ページデザインを変えていきましょう。
日本では「戦いに勝つならまずは相手を知る必要がある」と言われてきました。
競合のリサーチは必須であり、差別化を図るには欠かせないからです。
例えば業界1位と同じ商品を同様の手法で販売しても、売上は上がりません。
認知度に大きな差があり、似た商品であれば信頼性の高い企業から買います。
そのためにも競合を避け、自社のオリジナル性が伝わるデザインへと仕上げていきましょう!
ECサイトを運営すると「より美しい画像にしたい」「大きな画像でインパクトを与えたい」など、欲が出てきます。
そこで注意したいのは読み込みスピード。
画像のデータが大きすぎると、表示の切り替えに時間がかかったり、最悪の場合はアクセスできなくなったりします。
ユーザーが離脱する原因にもなるため、適切な対策が必要です。
具体的には画像を事前に圧縮しリサイズしていきましょう。
現在はほとんどのユーザーがパソコンよりもスマホでインターネットを利用しています。
ネット通販も例外でなく、約7割の方がスマホから購入しているのです。
そのため商品ページを作成する際は、スマホでの見え方も確認しておきましょう。
例えばPCであれば綺麗に表示されているものの、スマホでは文字や枠が大きすぎる場合もあります。
万が一スマホ利用に対応できない場合は制作代行企業へ頼るのもありです!
今回は商品ページデザインを決める構成要素と、売るためのポイントについて解説しました。
ECサイトで自社の魅力を伝えるには商品ページのデザインにこだわるのが一番。
なぜならユーザーがサイトを見て、最初に受け取る情報の約8割が視覚だからです。
そのためにもターゲットを明確にし、シンプルで分かりやすいページに仕上げていきましょう!
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