「ECサイトの売上はどうやって上げればいいの?」
「売上を決める3要素って何?」
「集客数がなかなか上がらない原因を教えてほしい!」
ECサイトの売上が伸び悩んでいる方も多いでしょう。
そこで今回はECサイトの売上アップ術を要素別に解説します。
筆者は以下の経歴を持っており、ネットショップの売上における悩みやお困りごとをずばり解決しますよ!
・楽天市場、Amazon、Yahooショッピング、自社ECなどEC事業をTOTALサポート
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ぜひ本記事を読んで売上アップのお役に立てれば幸いです!
まずはECサイトの売上を決める要素について解説します。
具体的な構成要素は以下の3点です。
・集客数
・購入率
・客単価
次から順番に見ていきましょう!
集客数とはECサイトの売上を決める入口部分です。
ECサイトではアクセス数やPV(ページビュー)と呼びます。
いくら良い商品を販売していても、お客様が入店してこなければ意味はありません。
ECサイトも同様。
アクセス数が上がらないと、これから解説する購入率や客単価はアップしないのです。
購入率とはアクセスした消費者がどれだけ購入したかを示す数値です。
「集客数÷購入回数」で求められ、業界や商品にもよりますが一般的に1〜2%が平均値となります。
閲覧した100人のうち1人か2人に買ってもらえれば、まずはスタートラインに立ったと言ってよいでしょう。
購入率は売上に直結しやすい部分のため、ポイントを確実に押さえる必要があります。
客単価とは消費者が1回に購入した合計金額です。
購入率がある程度見込めるステップまできたら、客単価を意識する必要があります。
なぜなら利益を上げるには、客単価をアップさせるのが最も効率的だから。
例えば100円のノートがあるとしましょう。
ここに10円の鉛筆をセットで売れば110円となり、10人に販売できればノート1冊売れただけの価値があります。
「ちりも積もれば山となる」の言葉通り、客単価も見逃さずに注力するのが大切です。
まずはECサイトの売上アップ術に関して、集客数に着目して解説します。
具体的には以下の施策に取り組むのがベストです。
・SEO
・広告
・SNS
・キャンペーン
・メールマガジン
次から順番に見ていきましょう!
SEOは検索エンジン最適化と呼ばれ、「SEO対策」と一度は耳にした経験のある方も多いはず。
狙ったキーワードでいかに上位表示させるかを対策していきます。
一般的に消費者はGoogleで情報を検索するため、上位表示が実現できれば集客力アップにつながるのです。
記事タイトルや本文にキーワードを多く盛り込んだり、関連キーワードを含めたりすると効果が高いでしょう。
SEOとあわせてWeb広告を運用する方が増えています。
なぜならSEOは効果が出るまでに時間を要するため、並行して集客するのが効率的だからです。
Web広告の種類は検索結果に表示されるリスティング広告や、一度サイトに訪れた方へバナーで表示させるリマーケティング広告など。
目的や予算から自分に合った広告を運用していきましょう。
日本のSNS(LINE含む)の利用率は約8割以上と言われています。
であればSNS集客に着目する価値は大いにあるでしょう。
例えばTwitterの利用者は年収が高い傾向にありがち。
発信力を高めてECサイトへ誘導すれば、販売できるチャンスは広がります。
一般的にキャンペーンは購入率を上げるためにあると思われがちですが、集客にも十分活かせます。
例えば特別電子冊子を設定期間内のみ無料配布したり、アンケート回答者へサンプル品を無料贈呈したりするのがおすすめです。
消費者は「無料」「限定」などのキャッチワードに弱いため、集客アップにつながります。
メールマガジン(メルマガ)も基本的にリピーターをつくるためと思われるものの、新規顧客獲得につなげられます。
例えば前述したキャンペーンと組み合わせて活用する方法もおすすめ。
「特別冊子の最後に配信希望枠を設ける」「サンプル品贈呈時にメルマガもセットで配信する」など、考え方次第で使い道が広がるのです。
SEOやWeb広告と異なり、こちらから積極的にアプローチできるのも強みと言えます。
続いてはECサイトで購入率を上げる方法について解説します。
具体的なポイントは以下の通りです。
・見やすいデザインにする
・魅力的な写真をアップする
・レビューを増やす
・カゴ落ち対策を行う
・決済方法を見直す
次から順番に見ていきましょう!
消費者がストレスを感じてしまうとECサイトから離脱してしまいます。
色に統一感がなかったり、奇抜なデザインが多かったりすると読むだけで疲れるもの。
そのためにも、ターゲットに合わせた見やすいデザインにしていきましょう。
例えば30代男性に焦点を当てる場合はピンクや赤よりも、グレーや紺などの落ち着いた配色が好感を持たれやすいです。
1語1語丁寧に読まなければいけないECサイトは消費者に負担をかけやすいです。
そのため、写真を見ただけで商品の魅力が伝わる工夫も大切と言えます。
具体的には人が使用しているシーンや様々な角度から撮影した画像を載せるのが望ましいでしょう。
ちなみにGoogleは画像枚数や画像の質もSEOの基準としているため、なおさら画像への対策が必要です。
どうしても他社の目を気にしてしまうのが、日本人の良い点でもあり悪い点でもあります。
ECサイトにおいても例外ではなく、ほとんどの消費者はレビューや口コミを確認してから購入しているのも事実。
そのためレビューを着実に増やしてこそ、売上アップにつながるのです。
感謝状を送って書いてもらったり、レビュー投稿の代わりにノベルティを送ったりする方法も検討していきましょう。
カゴ落ちとは消費者がカートに入れた商品を購入せず、そのままECサイトから離れてしまう現象を言います。
一度カゴに入れている事実からも「買ってみようかな」「興味をそそられるな」などと感じているのも事実。
一定期間空いた後にメールを配信すれば購入につながる可能性もあります。
手動でも問題ありませんが、このような流れを自動化すると効率化につながるでしょう。
近年は電子マネーやスマホ決済の普及に伴い、決済方法の幅も大きく広がりました。
となれば決済手段がたくさんあるECサイトは自然と売上アップにつながりやすいです。
加えて決済方法が複雑になると離脱される可能性も高くなります。
ターゲットの層に合わせた決済方法や決済ルートを構築していきましょう。
それでは最後にECサイトで客単価を上げる方法について解説します。
具体的なポイントは以下の通りです。
・クロスセルを取り入れる
・アップセルに結び付ける
・まとめ買い割引を適用する
・クーポンを贈呈する
・キャンペーンを実施する
次から順番に見ていきましょう!
クロスセルとは購入希望の商品と関連した商品を買ってもらう手法です。
例えばワイン購入検討の方にチーズやハムをすすめる施策。
消費者のかゆいところに手が届くような提案をすれば、客単価は上がっていくでしょう。
アップセルとは一つ上のレベルの商品を購入してもらう方法となります。
例えば5,000円の掃除機を購入希望の方に、より要望に応えられる10,000円前後の掃除機を購入してもらう手法。
ECサイトの書き方を接客に近い表現で書くと、アップセルに結び付けられるはずです。
まとめ買いとは「もう1点購入で合計金額○○円OFF」と購入を促す手法です。
単価が高額であれば難易度は高いものの、手頃な価格はまとめ買いが成立しやすくなります。
お得感を演出してまとめ買いを促進しましょう。
クーポンは「次回購入で○○円OFF」「次の買い物で送料無料」と打ち出す施策です。
クーポンを贈呈するとリピーターにつながるだけでなく、店舗のアピールにもつながります。
ふらっとすぐに立ち寄れる利点もECサイトならではでしょう。
キャンペーンは消費者の誕生日や季節イベントに合わせて打ち出す企画です。
一度買ってくれたユーザーの情報をもとにアピールし、自店舗のファンになってもらうのが目的。
ここぞという瞬間に実施すると効果が高いです。
今回はECサイトの売上アップ術を要素別に解説しました。
売上を上げるには集客数・購入率・客単価をバランス良く見直す必要があります。
とくに重要なのは集客数。
アクセスが集まらなければ始まらないため、まずは集客数のポイントを押さえていきましょう!
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