舟瀬:こんにちは、ECグロースチャンネルの舟瀬です。 

渡邊:渡邊です。本日もよろしくお願いいたします。本日は引き続き、AmazonのSEOですね。前回の動画では、今どんなアルゴリズムなのというところを伝えしました。

より具体的な対策というか、施策面に落とし込んだお話ができればいいかなと思っているんですが、Amazonのアルゴリズム、何が重要視されているんでしたっけ?

Amazonのアルゴリズムで重要視されているものは?

舟瀬:そうですね、大きくは1つで、細かく分けると3つぐらいあるようなイメージで。1番は売上件数というところですね。しっかり売れている商品が伸びるというところになっています。

細かいところでいくと、1つがプライムというところ、2つ目が在庫がちゃんと潤沢にあるかというところ、最後はレビュー件数が定期的についているかというところの計3つになるようなイメージですね。

渡邊:その中でもSEOを上げやすい項目ってどれとどれとかってあるんですか?

舟瀬:1番は売上件数とレビュー件数のところです。順当についていくと、SEOが上がりやすいですね。

AmazonでSEOを上げやすい項目【売上編】

渡邊:まず売上のところですよね。短期決戦であるというお話をさせていただいたんですけども、どういった形で売上を積み重ねていけばいいですか?

舟瀬:そうですね。まず新規出品されている前提からスタートすると、やらなきゃいけないことって2つ、これだけやればいいという感じなんですけど。1つは広告の運用、具体的にはスポンサーやプロダクト広告、2つ目はLPの改善(これがむちゃくちゃ重要)ですね。これをとにかくPDCA早く回していくことが重要で。

これなんでかっていうと、結局新規の時って、先ほど申し上げた、例えば在庫は潤沢にありますとか、プライムはあっても、レビューがそもそも売れなきゃつかないですとかという状態なので、まずはアクセスを集めてしっかりと売っていくというところが重要です。

なので、たぶん最初にスポンサープロダクトをやっていくと、大きくキーワードか、もしくはターゲティングというところがあるかなと思うんですけど、我々としては結構ターゲティングを推していて。いわゆる他社ASINに対して、うちの商品が見られた後に購入されるかどうかっていうところを、しっかりと突き詰めていくのが重要かなと思っています。

渡邊:このスポンサープロダクトの中でも、ターゲットってすごい使えるし、いいなって思うんですよ。ただ、どのASINに自社の商品をぶつけると買ってもらいやすくなるのかって、どうやって見つけてるんですか?

広告を運用する

舟瀬:そうですね。でも、僕らも本当に泥臭くやってて。それこそ商品に関連するキーワード、例えばワイヤレスイヤホンならワイヤレスイヤホンと調べて、絶対僕らと同価格帯か、もしくは価格が高いか低いかとかっていうような何かしらグルーピングができるはずなんですよ。

そのグルーピングで、よし100ASINくらい集めようっていって、ガンガン集めてやってますね。一番ターゲティングを選んでる理由っていうのは大きく2つあって、1つは結局他社商品を見て、うちのを見られて、「うちのがいいですよ」っていうところで買ってもらうような流れだと思うんですね。

それって、イコール「LPが強い」「ってことなので、ゆくゆくキーワードで露出させたりとかしてもちゃんと売れる状態ですよねっていうのが1つ目と。もう1個がターゲティングの方がですね面が広いんですよ。キーワードって例えば上に最初4つぐらい出てきて、その後にまたちょっと見ると4つぐらい出てきてみたいな感じの仕様なんですけど。

ターゲティングに関しては、もう下の方に、PCだと多分いきなり8個ぐらい出面が出てくるような状態になるので、結構枠が大きい分CPCが安いんですよ。なので、新規でLPの検証するですとか、しっかりと売れる土台を作るためにはPDCA回しやすいので、とにかくそこでまずはガンガン売り上げを作っていくっていうところをしっかりとやっていただけたらなと思ってます。

渡邊:2点目、LPOのところも、どのタイミングでどのように見直していくっていう方がいいんですかね?

LP改善

舟瀬:そうですね。前提、商品の価格ですとか物によってコンバージョンレートですかね、いわゆる購入される確率が違うので、一概には言えないんですけども。僕らがやってる中では、目安、大体2コンバージョン付く分ぐらいのアクセス数が必要だよねと思っていて。

コンバージョンレートが2%ぐらいの商品であれば、ざっくり100アクセスぐらいを集めないと検証できないよねっていうところ。そこで100アクセス集まったけど、2コンバージョンしなかったものに関してはどんどん省いていくみたいなやり方をして、バシバシキーワードの精査をしていきつつ、そこに対してLPがそれだといけてないよねっていうところであれば、変えていくみたいなイメージですね。

渡邊:広告の状況に合わせて、アクセスは集まってるんだけども、コンバージョンレートが低いものに関しては、LPのところに課題があるんじゃないかっていうところで、「広告とLPをセットでぐるぐる回していきましょうっていう」ところですかね。

ではですね、2点目のレビューのところも挙げられてたかなと思うんですけども。レビューは件数が大事ですっていうお話をされてました。じゃあレビュー件数を上げていくためにはどうすればいいですか?

AmazonでSEOを上げやすい項目【レビュー編】

舟瀬:実はこれはほぼ何もやることがなくてですね。いや、まあ、というのもあるんですけど、一部実はあって、今もちょっとうちがツール開発中なので、またリリースできた時に皆さんにお伝えするんですけど。Amazonの注文画面のところにレビューリクエストっていうものが送れまして。そうするとAmazonの方からこの商品のレビュー書いてくださいねみたいな案内を送れたりするんですよ。

今うちそのツールを開発してるのは、レビューリクエストをもう全部自動化で送っちゃおうみたいな形のもの。変な話、1週間に10件とかしか売れなければいいんですけど、100、200とか売れてくると、それ全部管理側でポチポチ押さなきゃいけないんですよ。

「それはきついよね」っていうところで、今またそれはお話できればと思いますが、やっていただく1個のポイントとしては、レビューリクエストみたいなのを送って、しっかりとレビュー書いてもらうという状態にするっていうところが1つありますね。

渡邊:レビューのボタンを押したとて書いてくれる記載率ってどれくらいなんですかね?

レビューボタンを押したときの記載率

舟瀬ぶっちゃけ3%あったらいい方だと思いますね。

渡邊:まあでも3%でも大きいですよね。

舟瀬:結構でかいですよ。基本的にAmazon、多分ですけど、1%ないんじゃないかな、下手したら。

渡邊:ないと思います。

舟瀬:なので、それが3%に引き上げられるだけでも、まあすごいっていう感じですね。パンフレットの中にレビューを記載してくれたら、例えばですけど、公式サイトで「いくらオフのクーポンをあげますよ」みたいな形のやり方をする段取りを組んでいるところも一部あったりしますね。

渡邊:同梱物施策、私結構聞く気がしました。

舟瀬:同梱物も結局Amazonで商品を送った際には、基本的にはじかれることが多いっていうところもあるので、商品のパッケージの中に入れ込まなきゃいけなかったりするんですね。実際にそこでレビュー記載率も上がったところもあって。本当1%未満のところが、マックスで5%ぐらいとか。

渡邊:めっちゃ大きい。

舟瀬:めちゃくちゃでかいですよね。

渡邊:めちゃくちゃでかい。

舟瀬:5倍以上の改善みたいなところで。そこはもう同梱物のオペレーションとかもきっちり全部やっていったんですけど、かなりうまくいったところかなと思いますので、そういったレビューを書いてもらう少しでも工夫ですよね、というところを店舗さんとして行っていただければなと思っています。

まとめ:AmazonSEOではどのような対策をとるべき?

渡邊:今回はですね、AmazonのSEO「具体的にどういったことをすれば順位が上がりやすいのか」というところを説明させていただいたんですが、改めてまとめるとどういった対策が取れますか?

舟瀬:そうですね。1番は売り上げ件数を上げるっていうところなので、しっかりと広告と、あとはLPの改善をどんどんして、アクセスを集めながらしっかりと売り上げ件数を伸ばせる状態にするっていうところと。2つ目はレビューの対策っていうところで。

しっかり件数がつくとSEOがしっかり上がっていくっていうロジックになっていますので、レビューリクエストを送っていただいたりですとか、あとは難しいかもしれないですけど、同梱物を入れていただいて対策をするっていう部分を行っていただければなと思っております。簡単でございますが、Amazon SEOのお話をさせていただきました。

今後ですね、ちょっと長尺の動画でAmazon徹底解説みたいなものも動画として撮っていきたいかなと思っておりますので、ぜひそういった動画もまた気になるようでしたら、チャンネル登録のほどよろしくお願いします。

渡邊:長尺もこうご期待いただきたいなと思っておりますので、引き続きいいね、コメントの方もお待ちしております。それではまた次回の動画でお会いいたしましょう。ありがとうございました。

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