「AMSってどんなサービス」
「利用するメリットは?」
「どうやって運用すればいいの?」
AMSを一度は耳にした経験があるものの、サービスの内容について知らない方は多いはず。
そこで今回はAMSの利用メリットと効率的な運用ポイントを解説します。
筆者は以下の経歴を持っており、Amazon集客における悩みやお困りごとをずばり解決しますよ!
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ぜひ本記事を参考にし、Amazonで売上アップを目指していきましょう!
目次
AMSはAmazon Marketing Service(アマゾン・マーケティング・サービス)の略です。
Amazonの商品ページに広告を出稿でき、売上アップを狙うなら利用しない手はありません。
以前よりアメリカでは話題となっていましたが、日本でも2016年にようやくサービスが展開されはじめました。
ユーザーの検索に合わせて表示される広告や、関連商品を画像広告として打ち出せるものまであります。
クリックされた回数だけ費用が発生するのも人気の理由です!
AMSは誰でも利用できるわけではありません。
具体的にはベンダーセントラル・e託販売サービス・ベンダーエクスプレスなどを利用している方が対象です。
Amazonで一般的に出品している方は対象外となるため、注意しておきましょう。
ちなみにベンダーセントラルとベンダーエクスプレスはAmazonの招待制プログラムとなります。
明確な招待基準は定められていないものの、噂では知名度が高かったり、FBAを利用していたりすると招待されやすいそう。
e託販売サービスはISBNコードとJANコードを取得していれば利用可能です。
続いてはAMSを利用するメリットについて解説します。
具体的なメリットは以下のとおりです。
・知名度や露出度が上がる
・競合のページにも掲載できる
・低コストで出稿できる
・購買意欲の高いユーザーに訴求できる
・費用対効果を明確に確認できる
次から順番に見ていきましょう!
AMSを利用すればトップページ上位に表示されたり、目に付きやすい場所へ画像として出稿されたりします。
本来、ページ上位に商品を表示させるためには、いくつかの条件が必要になるのも事実。
例えば売上数やレビュー数を上げる努力が必要になります。
となれば、知名度や露出度をアップさせるには長い年月がかかるもの。
AMSならそのような手間も省け、効率的に広告運用できます。
Amazonを利用している人なら「この商品に関連する商品」と書かれた項目を見た経験があるはず。
あの項目はAMSの広告であるのも事実。
「すごく良い商品だけど値段がちょっとな..」「もう少しデザインが好みだったらいいのに..」などと感じた方は関連商品をクリックします。
思わぬところで売上がアップする可能性もあり、競合ページに出稿するメリットは大きいです。
AMSはすべてクリック型広告と呼ばれる出稿方法です。
クリック型広告とはクリックした時点で費用が発生する仕組み。
広告が表示されただけでは費用は発生しません。
加えて予算の上限を設定できるため「今月は広告費を使い過ぎた」「想定以上にAmazonでの広告費が膨れ上がった」などの事態を防止できます。
予算が限られた方やはじめて広告運用する人にはピッタリです。
AMSは闇雲にユーザーへアプローチするわけではありません。
あくまで購買意欲の高いユーザーに限定して訴求します。
例えば後述するスポンサープロダクト広告は、検索キーワードにあわせて表示する広告スタイル。
検索窓に「メンズ ポロシャツ」と入力すると、上部に男性用ポロシャツの広告が表示されます。
キーワードを入力してわざわざ検索する方は、購買意欲の高い方であると分かるはず。
そのような方達へ的確にアプローチできます。
AMSを利用すれば、同時に広告レポートが活用できます。
広告レポートとは、出稿している広告の成果を分析できるツール。
例えば「商品が売れるまでにどれだけ広告費がかかったか?」「7~9月の中で一番クリックされた月はいつだろう?」などが分かります。
このような細かい分析ができるのはAmazonだけと言っても過言ではありません。
費用対効果が明確に確認できれば、より少ない費用で大きな売上をうみ出せます。
ここからはAMSが展開する3つの広告について解説します。
具体的な広告は以下のとおりです。
・スポンサープロダクト広告
・ヘッドライン検索広告
・商品ディスプレイ広告
次から順番に見ていきましょう!
スポンサープロダクト広告とは、ユーザー検索意図に沿って表示される広告です。
商品ページに「スポンサー」と書かれた商品を見た方も多いはず。
あの商品こそがまさしくスポンサープロダクト広告となります。
広告でありながら広告らしさがない、ユーザーが違和感なくクリックできる広告として人気です。
購買意欲の高いユーザーがクリックするため、購買率が高いのも魅力の1つ。
ヘッドライン検索広告とは、ページ最上部に大きく表示される広告です。
この広告もスポンサープロダクト広告同様、キーワードに沿って広告が表示されます。
ユーザーから最も目に留めてもらえる広告と言えます。
スポンサープロダクト広告よりは費用が高くなりますが「早く広告の効果を出したい」「すぐにでも売上がほしい」といった方にピッタリ。
インパクトを出すなら、ヘッドライン広告で間違いありません!
商品ディスプレイ広告は、ユーザーに関心のある商品を掲載する広告です。
商品ページ右下やカテゴリーページにバナーとして表示されます。
前述した2つの広告と違い「出品者をもっと知ってもらいたい」「他の商品にも興味を持ってほしい」などの希望を持った方におすすめ。
実際に広告設定についても、キーワードではなく閲覧中商品や関心によってターゲットを設定します。
目的にあわせて商品ディスプレイ広告もうまく活用していきましょう!
続いてはAMSを効率良く運用するポイントについて解説します。
具体的なポイントは次のとおりです。
・実際に検索してみる
・入札価格は随時見直す
・除外キーワードを活用する
次から順番に見ていきましょう!
スポンサープロダクト広告やヘッドライン検索広告で出稿する場合、実際に自分自身で検索するのも1つの手です。
検索するとどんな商品が上位表示されているか分かります。
例えば男性用のポロシャツを販売したい場合「ポロシャツ」でキーワード設定しても、売上は上がりません。
なぜならライバル企業が既にひしめき合っているからです。
この場合「ポロシャツ メンズ 青」などでキーワードを絞り込むと、競合が少なくページ上位に入りやすくなります。
AMSでは広告の入札価格を設定して出稿します。
とはいえ運用開始後に入札価格を見直す方は少なく、どうしても初期値から変更されない方が大半。
入札価格の再設定を行えば、クリックされる確率も高くなります。
例えばタイムセールやイベント開催期間に入札価格を上げるだけで、効果は大きく変わるもの。
そのためにも日々市場変化を読み取るのが大切です。
除外キーワードとは、広告を表示させるキーワードの絞り込み機能です。
(スポンサープロダクト広告のみ)
例えば除外キーワードに「ポロシャツ」と入力しておけば、ポロシャツとユーザーが入力しても広告は表示されません。
この機能を使うと無駄な広告費用を省け、効率的に運用できます。
「広告を出稿しているけど効果が出ていない」「クリックはされるけど売上にはつながらない」といった悩みをお持ちの方は、除外キーワードを活用してみましょう。
ここまで聞くと「AMSはAmazonマーケットプレイス広告と違いがないのでは?」と疑問に思っている方もいるはず。
Amazonマーケットプレイス広告とはAmazonの大口出品契約者が出稿できる広告。
代表的なスポンサープロダクト広告を出稿できます。
とはいえ、Amazonマーケットプレイス広告で利用できるのはスポンサープロダクト広告のみ。
商品ディスプレイ広告は出稿できません。
加えてヘッドライン検索広告を出稿するには、様々な制約があるのも事実です。
そのためAmazonで広告をフル活用するには、AMSを利用しましょう!
今回はAMSの利用メリットと効率的な運用ポイントを解説しました。
AMSはスポンサープロダクト広告・ヘッドライン検索広告・商品ディスプレイ広告が使える画期的な広告手法です。
AMSを活用すれば、低コストで露出度や知名度が上げられます。
Amazonで売上アップを目指すなら、積極的にAMSを利用していきましょう!
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