AmazonでEC事業を開始した際に梱包から発送をご自身でするかFBAを利用してAmazonに依頼するか悩む方も多いでしょう。
FBAを利用したいけど手数料がかかったり、どれくらい売れるかわからなかったりするのでまずは自己発送から始めたい方も一定数います。
自己発送でおすすめなのはクリックポストを活用する方法で、簡単に登録でき発送料等も抑えられます。
筆者は以下の経歴を持っており、ECサイトのお悩みやお困りごとをずばり解決しますよ!
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クリックポストを活用してAmazonEC事業の自己配送を充実させてください。
目次
AmazonでEC事業をする際に、注文が入った後に商品を発送する方法として、自己発送とAmazonに依頼する方法の2種類から選択できます。
クリックポストとは、Amazonで自己発送する際に活用される発送方法の1つで、ポストに投函できる小型サイズ商品を発送する場合におすすめです。
クリックポストを利用する際には以下の3つを事前にご準備ください。
・Amazonアカウント
クリックポストの利用にはAmazonアカウント・AmazonPayのいずれかが必要になります。
申請から承認まで数日かかる場合があるので、Amazonアカウントがない場合は早めに新規作成してください。
・クレジットカード
Amazonで支払い方法を登録する際に必要になりますので、有効なクレジットカードをご準備ください。
・プリンター
自宅でラベルを印刷し荷物に貼り付けて発送するため、1台あると便利です。
Amazonで自己発送する際に用いられるクリックポストの特徴を紹介します。
手数料が一律で安いなどの特徴があり、自己発送する方の中でも人気があります。
①手数料が一律185円(税込)
②ネットで運賃決済ができる
③ラベルを簡単に印刷できる
④ポストに投函可能
⑤追跡サービスが付いている
それぞれの特徴を解説していきますね。
クリックポストの特徴の1つは手数料が日本全国一律で185円(税込)である点です。
クリックポストは発送サイズに制限があり(詳細は後述します)、発送できる商品は限られるためご注意ください。
他の類似サービスである「ゆうメール」「レターパック」「ネコポス」「飛脚メール便」などと比べると、発送費用や業務コスト削減に期待できます。
コスト削減する費用的には額が小さいかもしれませんが、物量が多くなってきたら大きなコスト削減になります。
ネットで運賃決済ができるのもクリックポストの特徴の1つです。
Amazonpayで支払うためクレジットカードの登録を済ませば、自宅から配送運賃が決済可能です。
たとえば商品発送の際にコンビニや郵便局の窓口に行って手続きもなくなるため、余分に時間を使う必要がありません。
運賃決済のし忘れで発送できないなどの心配もなくなります。
クリックポストでは、自宅にプリンターがあれば簡単にラベルを印刷できます。
オンラインで宛名を入力しプリンターに出力するため、手書きの必要がなく時間や手間を省けます。
自宅にプリンターがない際は近くのコンビニでも印刷可能ですので活用してください。
手軽にポストに発送商品を投函できるのもクリックポストの特徴です。
郵便窓口に持っていく必要がないため、24時間ご自身の好きな時間に発送できるので都合のよい時間にまとめて作業しやすいです。
また届け先の郵便受けに配達されるため、受取人が不在でも届けられるので相手の予定を心配する必要はありません。
ポストに投函できるのは大きなメリットと言えます。
クリックポストには追跡番号による追跡サービスがついています。
ラベルを発行するごとに12桁の追跡番号が発行され、控えを紛失した場合でもクリックポストのマイページにログインして確認できます。
荷物の配送状況を確認したい際は、郵便追跡サービスから配送状況を確認でき、不明の場合は近くの郵便局へ問合せをしてください。
受取人から商品がまだ届かないといった連絡が入った場合は、追跡サービスを上手に活用してください。
クリックポストを利用して発送するのは非常に便利ですが、注意点もありますので紹介します。
利用する前にご確認ください。
①サイズや重量に制限がある
②ラベルには有効期限がある
③支払いについて
注意点の1つ目は、発送できる商品のサイズは重量に以下の制限があることです。
・サイズ
長辺14cm以上34cm以下・短辺9cm以上25cm以下・厚さ3cm以内、
・重量
1kg以内
規定サイズを超えた商品は返送されるため、発送前には十分確認してください。
ラベルには有効期間があり、支払い手続きが完了した日の翌日から起算して7日間です。
有効期間がきれたラベルでは発送できないため、再度発送の申込からやり直す必要がありますのでご注意ください。
その他光沢のある紙を使用したり、印刷が薄かったりすると追跡バーコードなど読み取れなくなる可能性もあります。
余裕をもって発送対応すると、ラベル間違いや期限切れは防げます。
クリックポストの支払いはAmazonPayのクレジットカード払いのみになります。
運賃の決済処理は、郵便局で引受処理をした時点で発生するため、規定サイズ外などの理由でクリックポストが返還された場合は決済されません。
またクレジットカード情報が最新でないケースは、支払い手続きの確定に失敗する可能性もあるのでご注意ください。
運賃の割引や着払い・領収書の発行には対応していないため、クリックポストを取り扱いには注意してください。
最後にAmazonクリックポストの登録手順を紹介します。
先に紹介した「事前に準備するもの」を準備すれば簡単に登録でき、すぐに使える様になります。
Amazonアカウントを持っていない方は、最初に新規作成してください。
登録が完了するには1〜3日かかる場合もあるため、事前に登録しておくことをおすすめします。
すでに登録している方は「クリックポストに登録する流れ」に進んでください。
ではクリックポストに登録する流れを紹介します。
Amazonアカウントを登録したら、日本郵政のクリックポスト公式サイトを開き、「Amazonアカウントでログイン」を押します。
Amazonアカウントでログインしているかの確認画面が表示されます。
問題なければ「〇〇として続行」を押します。
利用規約を確認し、問題なければ「利用規約に同意する」にチェックをいれ、「次へ」を押します。
初めて利用する際は「新規登録をする」を押します。
もしAmazon以外でクリックポストをすでに利用している場合は、「追加登録をする」を選択してください。
ご自身の必要な情報を入力し、「次へ」を押します。
住所などは間違わないように注意してください。
登録内容とラベル上での表示イメージを確認し、問題なければ「登録」を押し、登録したメールアドレス宛てに届いたメール認証を完了して、クリックポストへの登録完了となります。
登録完了したらラベルを作成して印刷し、発送商品に貼付後にポスト投函すれば発送もスムーズにできます。
AmazonEC事業を始めて自己配送を検討している方は、クリックポストを活用してみてください。
サイズや重量に規制がありますが、本やCD等は一番安く発送できます。
販売個数が増えれば売上も向上します。
Amazonクリックポストを活用して自己発送で売上をあげてください。
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