Amazonの商品画像のポイント7選!枚数や解像度などのルールも紹介
「Amazonの画像に掲載ルールはあるの?」
「商品画像にこだわるべき理由を教えてほしい!」
「メイン・サブ画像それぞれ設定時のポイントを知りたい!」
このようにAmazonの画像設定時は悩みや心配事がつきものです。
そこで今回はAmazon画像の掲載ルールと設定時の攻略ポイントを中心に解説していきます。
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目次
Amazonの画像には2種類ある
Amazonの画像には「メイン画像」と「サブ画像」があります。
メイン画像は検索結果画面一覧で表示される画像であり、商品詳細画面で一番最初に表示される画像です。
ユーザーの目に留まる画像であるため売上に最も左右すると言っても過言ではありません。
また、サブ画像は商品詳細画面でメイン画像以外に設定されている画像です。
メイン画像とは異なりサブ画像は設定しなくても問題ありません。
とはいえ情報を正確に伝えられる項目であるため、最大8枚設定しておくのがポイントです。
実際に売上が上位の商品は必ずと言っていいほどサブ画像が設定されています。
まずは商品のメイン画像を設定する際のルールを見ていきましょう。ここで紹介するルールを守らないと、検索結果に商品が表示されないなど売上低下に繋がります。内容をご確認の上、遵守した上で設定してください。
Amazonでメイン画像を設定する際のルール
まずは商品のメイン画像を設定する際のルールを見ていきましょう。ここで紹介するルールを守らないと、検索結果に商品が表示されないなど売上低下に繋がります。内容をご確認の上、遵守した上で設定してください。
基本のルール
メイン画像ルール | 内容 |
拡張子 | JPEG,GIF,PNG,TIFF 推奨:JPEG |
サイズ | 最小:500ピクセル最大:10,000ピクセル 推奨:1,600ピクセル |
背景 | 純粋な白のみRGB(255,255,255) |
商品が占める割合 | 85%以上 |
テキスト、透かし、装飾など | NG |
商品に同梱されていない画像 | NG |
複数の商品やバリエーションが映った画像 | NG |
人が映った画像 | NG |
Amazonのメイン画像は、検索結果の一覧に表示されるため重要な役割を持ちます。特にルールが厳しく定められており、守らなければ検索から除外されるケースもあるため、遵守が必須です。
また、他のネットショップと比べてもAmazonは画像のルールが厳しいため、他ショップで使用している商品画像をそのまま利用する場合は、一度ルールに則っているかを確認する必要があります。
メイン画像として使用できない画像
共通して言えることは、テキストや装飾などを施した画像が使用できないことです。楽天市場やYahoo!ショッピングではメイン画像に「国内生産No.1」などの装飾がありますが、Amazonでは商品画像のみしか表示できません。
背景が切り抜かれていない画像も使用禁止なため注意しましょう。商品画像を撮影してそのままでは使用できず、必ず背景を純粋な白にする必要があります。
さらに、カテゴリ別に禁止されている規約もあります。ファッションのカテゴリを例に見てみましょう。
- メイン画像にハンガーやマネキンが写ってはならない
- キッズ&ベビー服は平置きで撮影する
- レディース・メンズ服はモデルが着用した写真を使用する
- シューズは片方のみ、左向き45度で撮影する など
細部はAmazonセラーセントラル内の「カテゴリ別在庫ファイルテンプレート」で確認できます。
カテゴリを選択し「在庫ファイルテンプレート」をクリック、エクセルファイルをダウンロードすれば、「商品画像」タブに細部内容が表示されます。
Amazonでサブ画像を設定する際のルール
サブ画像ルール | 内容 |
拡張子 | JPEG,GIF,PNG,TIFF 推奨:JPEG |
サイズ | 最小:500ピクセル最大:10,000ピクセル 推奨:1,600ピクセル |
背景 | 白が推奨なものの、必須ではない |
商品が占める割合 | 規定なし |
テキスト、透かし、装飾など | OK※端がギザギザに加工されたものはNG |
商品に同梱されていない画像 | OK※購入者に付属品だと誤解を与えないよう注意 |
複数の商品やバリエーションが映った画像 | OK |
人が映った画像 | OK |
サブ画像はメイン画像に比べ制限が少ないです。文字や背景色を自由に設定できるため、メイン画像で説明できなかった部分や、ユーザーが実際に使用しているイメージなどを画像で表現できます。
パソコンの画面では最大8枚のサブ画像を表示できますが、スマホ画面では6枚までしか表示できません。可能な限り、6枚以内になるようサブ画像を設定しましょう。
Amazon画像にこだわるべき3つの理由
Amazonではメイン・サブ画像ともにこだわるべき理由があります。
具体的な理由は以下の通りです。
- クリック率アップのため
- 視覚に訴えられるため
- 信頼性を高められるため
次から順番に見ていきましょう。
画像にこだわるべき理由①:クリック率アップのため
Amazonは楽天市場やヤフーショッピングよりも画像掲載ルールが厳しいと言われています。
実際に楽天市場やヤフーショッピングでは白背景だけでなく、写真背景をそのまま載せている画像も見受けられるでしょう。
しかし、Amazonは白背景限定であり写真背景もNG。
ほぼ同じ背景の商品が並べられており、クリックしてもらえるかどうかは撮影者の腕が大きく左右されるのです。
ゆえにAmazonではより画像にこだわる必要があります。
画像にこだわるべき理由②:視覚に訴えられるため
消費者がECサイトを見る際、テキスト(説明文)を確認するのは全体の20%と言われています。
ほぼテキストは読まれないと言ってもよいでしょう。
一般的にユーザーは画像と価格を購入の判断材料としているのです。
このような事実からも画像に力を入れれば購入につながりやすいと言えます。
シンプルさを心掛けた上で、必要な情報を画像へ盛り込んでいきましょう。
画像にこだわるべき理由③:信頼性を高められるため
メイン画像が見やすかったり、サブ画像が豊富で雰囲気が伝わったり。
そのような魅力があると消費者は商品への信頼性を高めます。
結果的に購買へとつながっていくでしょう。
一方、サブ画像が無い場合やズームしても画像が見にくいと買う気力がわかなくなります。
消費者は画像という少ない情報から信ぴょう性をチェックしているのは念頭に置いておきましょう。
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Amazon画像の攻略ポイント7選
それでは最後にAmazon画像の攻略ポイントを解説します。
具体的なポイントは以下の通りです。
- 画像枚数は上限まで設定する
- 動画を設定する
- 角度を変えて撮影する
- 人が利用しているシーンも加える
- サイズ、比較表画像を採用する
- スマホの見え方を優先させる
- 解像度の高い画像を使う
次から順番に見ていきましょう。
攻略ポイント①:画像枚数は上限まで設定する
画像はサブ画像8枚の上限まですべて設定していきましょう。
掲載画像枚数が豊富であると受け取れる情報も多くなります。
結果的に信頼性の高さへとつながり購入アップにつながりやすいのです。
注意点はスマホ表示であるとサブ画像掲載枚数の上限が6枚である点。
優先したい画像は最初の6枚に掲載していきましょう。
攻略ポイント②:動画を設定する
Amazonではサブ画像の一つとして商品解説動画をアップできます。
動画であるとより詳しい情報を伝えられ臨場感あふれる映像でアピール可能。
売上アップにつながりやすいのです。
実際にAmazonが発表したデータによると、商品解説動画を見て購入した比率は見ていない場合に比べて約3.5倍と言われています。
売上で悩む方は商品解説動画のアップも検討していきましょう。
攻略ポイント③:角度を変えて撮影する
商品を撮影する際は様々な角度から撮影していきましょう。
なぜなら角度によって商品の大きさや色合いの伝わり具合が変わってくるからです。
実際に「正面画像を参考に買ったけど実際は奥行きが想像以上にあった」のようなケースもあります。
返品やクレームの原因となるためあらかじめ色んな角度から撮影しておきましょう。
正面・背面・裏側・横・上などのアングルから撮影するのがおすすめです。
攻略ポイント④:人が利用しているシーンも加える
サブ画像には実際に人が利用している画像も設定していきましょう。
サイズ感・利用シーン・利用効果などが手に取るように分かります。
実際にAmazonの上位商品では人を上手く活用しているもの。
ターゲットによってモデルの人物を臨機応変に変え、リアリティあふれる画像を提供していきましょう。
万が一モデルが見つからない場合はSNS・撮影会社・マッチングサイトなどで探せば、依頼媒体が見つかります。
攻略ポイント⑤:サイズ、比較表画像を採用する
商品によってサイズが複数ある場合は画像で説明するのもおすすめです。
表としてまとめれば情報が効果的に伝えられ消費者の理解度も大幅アップ。
説明文で確認するよりも説得力が増すのです。
またサイズ以外にも色違いがあれば漏れなく設定していきましょう。
画像を掲載する際はこのような「分かりやすさ」がポイントとなります。
攻略ポイント⑥:スマホの見え方を優先させる
画像を設定する際はスマホでの見え方を最優先させましょう。
なぜならECサイトを見る消費者はスマホがメインだからです。
画像を設定しても「スマホだと商品が大きすぎて見づらい」「画像内のテキストが変な場所で改行されている」などの不満をうむ原因にもなりかねません。
場合によってはAmazonからの評価が下がり検索順位が落ちる可能性もあります。
画像を設定したらかならずスマホでも確認しておきましょう。
攻略ポイント⑦:ズーム前提で画像を撮影する
画像はズーム前提で撮影するのがポイントです。
とくにアパレルや家具などの分野では細部までこだわるユーザーが多くなります。
消費者のニーズへ対応できれば売上アップにつながるでしょう。
画質は1000ピクセル以上であればズーム対応可能です。
あらためて画質について見直していきましょう。
画像選定は、ユーザーが商品を選ぶ上で重要な要素の1つ。客観的な視点で商品の魅力が伝わる写真を使用しましょう。
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Amazonの商品画像を設定する際の注意点
Amazonで定められた画像ルール以外にも、商品画像を設定する際の注意点があります。具体的には以下の3点です。
- 薬機法を守る
- 著作権を侵害しない
- Amazonのガイドラインに違反しない
注意点①:薬機法を守る
化粧品やサプリメントなどを取り扱う場合、薬機法に注意が必要です。薬機法とは、医薬品などについて、販売や広告に関する規制を定めた法律で、守らなければ行政処分や刑事罰の対象となります。
業務停止や罰金などは信頼の失墜にも繋がるため、説明文や画像に表示されている文言が薬機法に抵触しないかご確認のうえ設定してください。
具体的には以下の点に注意が必要です。
- 虚偽または誇大な効果を記載しない
- 効能・効果について医師などが保証したと誤解されるものを表示しない
- 医薬品等適正広告基準を遵守する
注意点②:著作権を侵害しない
著作権を侵害しないことも重要なポイントです。特に画像の選択肢が広がるサブ画像では、思わぬところで著作権侵害となるおそれがあります。
例えば、キャラクターもののマットレスの上で商品を撮影した、仕入れ先のホームページ上にある画像を無許可で使用したなどがよくあるケースです。
また、特殊なケースとして著作権フリーの画像が商用利用禁止の場合や、著作権フリーの画像サイトに無断転載されていた画像なども問題になることがあります。
外部の画像サイトを利用する場合は規約をよく確認し、キャラクターや芸能人などが写っていないことを確認して使用しましょう。
注意点③:Amazonのガイドラインに違反しない
Amazonには画像ルール以外にも、多くのガイドラインがあります。特に商品を販売する上で重要になるのが「商品登録ガイドライン」です。
商品登録ガイドラインはカテゴリごとに設定されており、商品画像の設定について細かい指定があるものも存在します。また、商品名を記載する順番なども定められているため、登録する商品のカテゴリをご確認の上、ご登録ください。
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Amazonの商品画像設定には細かいルールが定められています。特にメイン画像は制限が多いため、規約違反にならないよう事前のチェックが重要です。違反してしまうと、検索結果に表示されないなど売上低下に繋がります。
また、Amazonには商品画像以外にも商品名に関するルールや検索結果で上位表示させるための専門的なテクニックが必要になります。知識がないまま続けて、経費だけがかかり売上が上がらないケースも少なくありません。
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- どんな写真が売れる?
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この記事を書いた人
- 2021年11月に創業。自社サイト、楽天市場、Yahooショッピング、AmazonなどECサイト・モールに特化したコンサルティング事業を行っています。"売上をグロースさせたことがあるコンサルタント"のみをパートナーとしてアサインし、EC事業者さまの売上・利益を最大化するお手伝いをさせていただきます。