「Amazon限定ブランドとは何?」
「どんなメリットがあるの?」
「限定ブランドで販売すると何か制約は発生する?」
Amazon限定ブランドには様々なメリットがあり、売上アップを目指すなら知っておいて損はありません。
そこで今回はAmazon限定ブランドの概要とメリットを中心に解説します。
筆者は以下の経歴を持っており、ECサイトにおけるブランド製品の悩みやお困りごとをずばり解決しますよ!
・楽天市場、Amazon、Yahooショッピング、自社ECなどEC事業をTOTALサポート
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ぜひ本記事でメリットを把握し、Amazonでオリジナルの商品を販売していきましょう!
目次
Amazon限定ブランドとは、新商品をAmazonブランドで立ち上げるサービスです。
【Amazon.co.jp限定】と書かれた商品を見た経験のある方も多いでしょう。
その商品こそがまさしくAmazon限定ブランドの商品となります。
商品は自社で開発するものの、世界で唯一Amazonでのみ販売される高価値な商品。
ECサイトにおいて差別化がつきにくい時代だからこそ、現在注目のプログラムと言えます。
Amazon限定ブランドの登録費用はかからないものの、販売手数料として+ 7%掛かります。
これにAmazonのカテゴリー別販売手数料を足したものが、最終的に販売成立時にAmazonへ支払う費用です。
人によっては高いと感じる方もいるでしょう。
とはいえ売れた場合のみ費用が掛かると考えれば、初心者でも安心して運用できます。
Amazon限定ブランドとAmazonブランドは聞こえはほぼ同じですが、意味はまったく異なります。
Amazonブランドはあくまで開発から販売までAmazon自らが手掛けた商品。
商品名に「Amazonブランド」と記載されているのが分かるでしょう。
Eono(イオーノ)やUmi.(ウミ)などのブランドが該当。
メーカー商品と似た製品ながら、より安く販売しています。
一方、Amazon限定ブランドは前述の通り、商品選定や開発は自社で行っているのです。
ブランド商品を出品検討中の方は、両者の違いを明確に把握しておきましょう。
ここからはAmazon限定ブランドのメリットについて解説します。
具体的なメリットは以下のとおりです。
・目立つ位置に表示される
・SEOで有利になる
・信頼性が上がる
・先取りプログラムが無料利用できる
・スペシャリストがつく
・セールに無料参加できる
・WEBセミナーの受講対象者となる
次から順番に見ていきましょう!
Amazon限定ブランドに登録すると、カテゴリーによってはスポンサープロダクト広告と同列に表示されます。
スポンサープロダクト広告はページ1列目に表示される商品。
その広告商品と同列に並ぶ=目立つ位置に配置されると理解できます。
また、カテゴリーによっては商品検索ページの左、条件絞り込み項目に「Amazonブランド・限定ブランド」「Amazonブランド等」と表示されているのが分かるでしょう。
なおかつ最上部に項目が表示されているため、思わず絞り込んでチェックする方も多いです。
結果的にクリック数が増え、売上アップも期待できます。
前述の通り限定ブランドに登録すれば、ユーザーの目にとまりやすいです。
クリック数や販売数が上がれば、次第に検索順位はアップしていきます。
検索順位がアップするとさらにクリック数が上がる、このような好循環がうまれていくのも事実。
AmazonでSEO対策を行い、上位表示を狙うには時間も労力も必要です。
限定ブランドへの登録なら最短で売上アップが狙えます。
消費者にとって、Amazonブランドから買える安心感は何物にも代えがたいです。
たとえ商品が良くても、価格が安くても「この店から買うのは不安だな」「もっと名の知れた店から買ったほうがいいかな」となれば、購入を控えるのも事実。
それだけAmazonブランドへの信頼性は高く、消費者に与える威力は大きいのです。
限定ブランドであれば、知名度の低い店舗や商品数の少ない出品者でも安心でしょう。
Amazon Vine先取りプログラムとは洗練されたレビュアーに対し、発売前に自社商品をレビューしてもらうシステム。
通常先取りプログラムを利用する場合、数万円の費用を払わなければいけません。
それが限定ブランドへ登録すれば無料で利用できます。
レビューは購入の決め手になる重要な要素です。
高評価を得た状態で、最高のスタートダッシュを切れるのは大きなメリットでしょう。
Amazon限定ブランドに登録すると、Amazonのサイト運営スペシャリストが専属で1名つきます。
「ライバルはどれくらいいるのか?」「どれくらいのアクセスが見込めるか?」「商品開発時にどんな点を注意すればいいか?」などの質問に対し、的確に回答してくれるのです。
通常であれば出品者に担当者はつかず、疑問点や悩みがあっても自己解決しなければいけません。
解決の糸口が見えなければ売上は上がらないでしょう。
そう考えると、専門家がついてくれるのは心強いです。
Amazonではプライムデーやブラックフライデーといったセールが開催されています。
セールへ参加すれば大きな売上アップが見込めるのも事実。
とはいえ、セールへ参加するには複雑な手続きをクリアしなければいけません。
加えて費用も掛かるため、人によっては参加するのにハードルが高いです。
Amazon限定ブランドに登録すれば、手続き不要かつ無料で参加できます。
Amazon主催のWEBセミナーは定期的に行われており、出品者に向けて「販売方法」「配送」「広告」などのテーマで随時開催されています。
限定ブランドのテーマもそのひとつで、Amazon限定ブランドに登録していれば受講可能。
限定ブランドにおける基礎から応用まで、Amazonの裏側を専門家がズバリ教えてくれるのです。
Amazonで売上を上げるならば、できる限り参加しておきたいところでしょう。
続いてはAmazon限定ブランドのデメリットについて解説します。
具体的なデメリットは以下のとおりです。
・Amazon以外で販売できない
・販売手数料がかかる
・開発状況の明示が必須
・別途アカウントの作成が必要
次から順番に見ていきましょう!
Amazon限定ブランドに決定した商品は他の販路で販売できません。
たとえ莫大な売上が上がっても、楽天市場やYahoo!ショッピングでは売れないのです。
また「在庫を抱えたので他のECサイトで売ろう」「違うモールで処分セールを行おう」といった打ち出しもできず、在庫リスクも上がるでしょう。
このように限定ブランドへ登録する商品は、確実に売れそうな製品を選定する必要があります。
限定ブランドへ登録する場合、販売手数料として+ 7%掛かります。
例えば文房具やオフィス家電を販売すると手数料は15%ですが、限定ブランドでの販売は計22%。
利益が計算できる商品でないと赤字になります。
なおかつ販売手数料は製品ごとではなく限定ブランド全体の売上で計算されるため、手数料を加味した上で販売していきましょう。
限定ブランドで販売する際は「どこを経由して仕入れているか?」「どの工場で生産しているのか?」などを明示しなくてはいけません。
それが海外生産であればAmazonから却下される可能性も。
Amazonはあくまで国内生産を想定しているため、イメージや質の問題から継続は不可能とされるのです。
そのため、限定ブランドに選定する商品は国内産が安全と言えるでしょう。
Amazon限定ブランドで販売を行う場合は別途アカウントの作成が必要になります。
Amazonではそれぞれのアカウントで健全に運営するのを目指しているため、ひとつにまとめるのは不可能なのです。
複数アカウントを管理する必要があり、場合によっては「ログインのし直しがわずらわしい」「どちらのアカウントでログインしていたか分からなくなった」などの悩みもうまれてくるでしょう。
限定ブランドを登録する場合は、アカウントの管理方法を見直す必要があります。
Amazon限定ブランドに挑戦したいと思っても、すぐに登録できるわけではありません。
条件を満たした方へAmazonからメールで案内が行く流れです。
そこではじめて限定ブランドへ登録可能。
条件は公開されておらず、一部では売上や販売数が一定の方を対象にすると言われています。
そのため限定ブランドへの希望をお持ちの方は、まず実績をつくるステップからはじめてみましょう!
今回はAmazon限定ブランドの概要とメリットを中心に解説しました。
限定ブランドに登録すれば、ユーザーの目にとまりやすいです。
SEO効果も期待できるため、売上アップを目指すならチャレンジする価値はあります。
Amazonから案内がきたら積極的に登録してみましょう!
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