「なぜ最近ASPカートシステムを導入する人が増えているの?」
「そもそもパッケージやクラウドとの違いは?」
「システムを選ぶポイントについて教えてほしい!」
ECサイトの開設やページリニューアルを考えている人にとって、ASPカートシステムの導入は欠かせません。
そこで今回はASPカートシステムの内容と導入メリットについて解説します。
筆者は以下の経歴を持っており、ECサイトにおける決済機能の悩みやお困りごとをずばり解決しますよ!
・楽天市場、Amazon、Yahooショッピング、自社ECなどEC事業をTOTALサポート
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ぜひ本記事を参考にし、ASPカートシステムを導入していきましょう!
目次
ASPカートシステムとは決済までの流れをシステム化した機能です。
本来であればカートボタンの設置や決済処理に至るまでを、すべて自分達で作らなければいけません。
とはいえカートシステムを構築するには時間や費用もかかります。
そこでASPカートシステムを導入すれば、かんたんに決済までの流れが完成するのです。
とくにはじめてECサイトを開設される方にとって、ASPカートシステムは心強い味方となるでしょう。
ASPカートシステムとよく比較されるのがパッケージ・クラウドです。
パッケージとはECサイトに必要な機能がパッケージ化されており、その中に決済システムも含まれているのが一般的。
自社サーバーにインストールする形式となるため、あらゆる面でカスタマイズ性に優れています。
一方、クラウドは自社サーバーを持たず、クラウド上で運営するECサイトです。
こちらも自由度が高く、好きなデザインや機能を組み込めるのが特徴的。
このように一般的に決済部分だけを提供し、あくまで決められた型で仕上げるASPカートシステムとは根本的に違います。
ここからはASPカートシステムの導入メリットについて解説します。
具体的な導入メリットは以下のとおりです。
・ECサイトが手軽に仕上がる
・導入コストを抑えられる
・メンテナンスの手間が省ける
・最新機能をすぐ利用できる
・越境ECにも対応している
次から順番に見ていきましょう!
ECサイトを自分自身で作っていると、悩みが多く出てくるのは決済システムです。
難解なコードを入力したり、バグを見つけて修正したりする作業は骨が折れます。
スキルや経験を要求され、とても初心者が対応できる作業内容ではありません。
そこでASPカートシステムを導入してしまえば、手軽にECサイトが仕上げられます。
あらゆるストレスやトラブルとは無縁に作成できるのです。
ECサイトをパッケージで作成するとなれば、コストは大幅にかかります。
平均数百万円、場合によっては1千万円近くかかるのも事実。
一方、ASPカートシステムの初期費用は数万円で、月額料金は2万円程度に抑えられます。
中には初期費用や月額料金が無料である場合も。
「カートシステムを試しに導入したい」「どんな風に仕上がるか見てみたい」と希望する方には最適です。
もちろん、自社でサーバーを用意する必要もありません。
ECサイトをはじめてわずらわしく感じるのがメンテナンスです。
いわゆる保守作業は、ホームページのシステムやプログラムが正しく機能しているかを確認する作業。
慣れていない方は作業に時間を要します。
しかしASPカートシステムであれば、手間のかかる作業も要りません。
あくまで提供者のシステムを借りて運用しているため、メンテナンス作業は提供会社が行ってくれます。
ASPカートシステムを利用すれば、メンテナンスだけでなくバージョンアップ作業も不要です。
ゆえに最新機能をすぐ利用可能。
例えばSNS連携機能や売上分析ツールなど、決済以外の部分も順次アップデートされていきます。
オプション機能を搭載する必要はなく、追加の運用費用を考えなくてもよいです。
加えてこれらの機能をフル活用すれば、売上アップも夢ではありません。
最近は海外を対象として、ECサイトを運営する方も増えてきました。
日本の商品は質が良く、海外からの評価は高いです。
そんな現在話題沸騰中の越境ECですが、実は様々なハードルがあるのも事実。
決済システムひとつ取っても、母国語対応にしたり、現地支払いに応じたりするのは手間がかかります。
ASPカートの中にはそのような作業に対応しているシステムもあり、越境ECにおけるハードルを限りなく低くしているのです。
続いてはASPカートシステムの導入デメリットを解説します。
具体的なデメリットは以下のとおりです。
・自由度が低い
・スキルがつきにくい
・連携しにくい
次から順番に見ていきましょう!
ASPカートはパッケージやクラウドほど自由度は高くありません。
1から手作業で行わず、ある程度決められたテンプレートから作成していきます。
ときには「このサイトの決済フォームどこかで見たな」「自分達と同じシステムを使っている」などと感じる場面もあるはず。
オリジナリティが出しにくいと言えば、分かりやすいかもしれません。
そんなデメリットを補うためにも、ASPカートで慣れてきたらクラウドやパッケージに移行する流れもおすすめです。
ASPカートを導入すると自分達で行う作業はほとんど省けます。
それがメリットでもあり、デメリットと感じる瞬間も出てくるはずです。
例えば効率性を重視できる分、担当者1人1人のスキルはほぼ身に付きません。
「いざ転職を試みても、アピールできる内容がほぼなかった」のようなケースに遭遇する可能性もあります。
ASPカートを導入しても、別途研修や勉強会は定期的に実施していきましょう。
ASPカートはテンプレートがすでに完成されている分、制約も多いです。
他システムと連携ができなかったり、連携できてもオプション費用が発生したり、クラウドやパッケージと比べると自由度は低いもの。
自分の望むままに使いたい人にとっては物足りなさを感じるでしょう。
あらかじめ外部システムとの連携を考えているならば、連携可否はかならず確認するのがポイントです。
それでは最後にASPカートを選ぶポイントを解説します。
具体的な選定ポイントは以下のとおりです。
・機能の豊富さ
・販売方式の対応可否
・決済機能の充実度
次から順番に見ていきましょう!
売上を上げるためには販促がポイントとなります。
その中でポイント付与機能・メルマガ配信機能・在庫情報発信機能・クーポン発行機能などがあれば、売上はアップしやすいです。
他にも会員ランク制度や友達紹介制度を設けているシステムも。
自社が販売する商品やサービスに合わせ、効果の高い機能を選んでいきましょう!
ASPカートの販売方式は予約販売・抽選販売・先着順販売・ダウンロード販売など様々です。
扱う商材によって合う販売方式が異なるため、確認が必要と言えます。
例えばゲームを販売する企業であれば、予約販売に対応していると顧客を獲得しやすいのも事実。
ポストカードやショップカードを販売する店舗は、実物以外にもダウンロード販売も兼ねると売上アップを狙えます。
ユーザーのニーズに合う販売方式を選んでいきましょう。
以前までは現金支払い以外にクレジットカードだけあれば良かったです。
しかし最近はキャッシュレス決済の広まりにより、多種多様な支払いをする方が増えました。
PayPayや楽天ペイにはじまるQRコード決済アプリや、スマホのキャリアと連動したd払いやau PAYなど様々。
販売商品やターゲットによってもポイントを押さえておきましょう。
例えば30代をターゲットにする場合、キャッシュレス決済は必須と言えます。
なぜなら30代は全年代の中で最もキャッシュレス決済を利用しているからです。
今回はASPカートシステムの内容と導入メリットについて解説しました。
ASPカートを導入すればECサイトが手軽に仕上がり、導入コストも抑えられます。
とくに初心者にとってわずらわしく感じる決済部分の構築を、テンプレートを導入するだけで完成するのは大きなメリット。
ぜひ積極的に活用し、ユーザーの決済ストレスを無くしていきましょう!
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