「店舗のホームページは自社ECサイトでつくるべき?」
「モール型との違いは?」
「構築方法を教えてほしい!」
自分自身でECサイトをつくりたいと思っている方も多いはず。
そこで今回は自社ECのメリットと売上アップにつながる方法を解説します。
筆者は以下の経歴を持っており、ECサイト作成における悩みやお困りごとをずばり解決しますよ!
・楽天市場、Amazon、Yahooショッピング、自社ECなどEC事業をTOTALサポート
・計100社以上のEC事業をサポート
・コンサルティング契約リピート率95%以上(ご契約から6ヶ月間での実績)
ぜひ本記事を参考にし、ECサイトで自社の魅力をアピールしていきましょう!
目次
自社ECとは自分達の領域で一からサイトをつくりあげる運営方式です。
新しくドメインを取得し、自社で運営・管理していきます。
新規で土地を買い、その上に建物を建てるイメージと思ってもらえればよいでしょう。
自分自身の土地と建物のため、あらゆる面で自由が利きます。
近年はユーザーの購入経路が実店舗からネットへと切り替わっているのも事実。
差別化を図るのは必須であり、オリジナル性を出せる自社ECへの注目度が高まっています。
モール型ECは既にある基盤を利用し、ECサイトをつくりあげる運営方式です。
自社ECが新築戸建てであるならば、モール型ECは賃貸マンションとイメージしてもらえればよいでしょう。
自社で一からつくる必要はなく、土台を借りて運営していくスタイルです。
初心者でも始めやすいですが、賃料(ECサイト側に払う手数料)が発生します。
Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどが代表例。
ドメインもモール専用となります。
ここからは自社ECのメリットを解説します。
具体的なメリットは以下のとおりです。
・オリジナル性を出しやすい
・利益率が高い
・リピーターを獲得しやすい
・施策を打ち出しやすい
・データ収集がしやすい
次から順番に見ていきましょう!
自社ECはほぼ一から作り上げるため、オリジナル性を出しやすいです。
ターゲットに合わせてページの色・機能・決済方法を自由に変えられます。
結果的にユーザーの心に響きやすいもの。
反対にECモールであると、なかなか自社のカラーを出せません。
例えばAmazonはどのページも似たつくりであるのが分かるはず。
そうなるとユーザーは最終的に価格で選ぶため、価格競争に巻き込まれかねないのです。
自社ECは、ECモールで発生する手数料の概念がありません。
いくら販売しても手数料を払う必要はなく、発生するのは一般的にシステム保守費用のみ。
結果的に利益率が高くなるのです。
さらにECモールで発生しやすい価格競争とはほぼ無縁なため、一層利益の確保につながるのも事実。
軌道に乗れば一気に成功への道が開かれます。
リピーターはECサイトに何しらのか魅力を感じているからこそ、何度も足を運びたくなります。
魅力とはオリジナル性や独自機能。
自社ECサイトであればそのような打ち出しが可能であり、リピーターを獲得しやすい運営スタイルです。
加えてユーザー1人1人に合ったアプローチができるのも、リピーターをうみ出しやすい要因と言えます。
自社ECであれば幅広いマーケティング施策を打ち出せます。
SEO1つとっても、自社ECはブログやコンテンツ作成でSEO対策に取り組めるもの。
ECモールでもSEO対策ができますが、あくまで商品ページ内のキーワード対策に限定されます。
他にもSNSやメルマガなど、ターゲットに合わせてアプローチできるのは大きなメリットです。
購入したユーザーの属性や動きを把握するのは、EC運営にとって欠かせません。
もちろんECモールでも「何歳くらいの人が買ったか?」「男性なのか?女性なのか?」などの情報を得られます。
しかし、それはあくまで表面的な内容のみ。
サイト内の行動や流入経路などの詳細情報は把握できません。
自社ECであればそのような情報も管理でき、多方向から分析が可能です。
続いては自社ECのデメリットを解説します。
具体的なデメリットは以下のとおりです。
・軌道に乗せるまで時間がかかる
・一から作成しなければいけない
・コストがかかる場合もある
次から順番に見ていきましょう!
ECサイトを土台からつくるとなれば、当然ながら軌道に乗るまで時間がかかります。
初心者の場合はスキルが身に付くまで時間がかかるため、なおさら長い道のりです。
とはいえ一度コツを掴んでしまうと、売上は右肩上がりに伸びていくもの。
そのような事実もあり、自社ECで成功した方達は「0→1にするまで継続が大切」と口を揃えて言っています。
自社ECはオリジナル性が出せる反面、サイトを一から作成しなければいけません。
とくにはじめて作成する方にとっては右も左も分からない状態。
しかし自社ECの構築方法には様々あり、最初から土台が出来上がっているサービスもあります。
運営開始後も部分的な代行依頼も可能であるため、最初のうちはプロの手に頼ってみるのもありです。
自社ECはECモールで発生する手数料が発生しません。
とはいえ、ECサイトをつくるための専門家を雇ったり、社内で育成したりすればコストはかかります。
場合によっては「予定よりも費用が高くついた」「運営コストは想定以上だった」などはまれにあるのも現実。
自社ECを検討する場合は計画的に運用するのがポイントです。
ここからは初心者におすすめな自社ECの構築方法について解説します。
具体的な構築方法は以下のとおりです。
・ASP
・ECパッケージ
・クラウドEC
次から順番に見ていきましょう!
ASP(アプリケーション・サービス・プロバイダ)はソフトウェアを提供する事業者の意味です。
簡単に言うと、提供元が用意している土台で運営できるサービス。
こう聞くとECモールとほぼ変わりませんが、ASPの場合はあくまで自社主体で運営できる点です。
サイトデザインや機能を好きに決められるため、ターゲットに合わせたアプローチが可能となります。
「サイトを一からつくるのは厳しいけど、少しはオリジナル性も出したい」と希望される方にピッタリ!
ECパッケージはデザインや機能がパッケージ化されているサービスです。
自社サーバーにパッケージをインストールし、自由にカスタマイズしていきます。
クラウド上でなく自社サーバーで運営するため、何よりもセキュリティ性の高さには定評があるのも事実。
社員数が多い企業に最適な構築方法と言えます。
クラウドECはASPとECパッケージのいいとこ取りなサービスです。
クラウド上で運営しながらも、ECパッケージの自由さを持ち合わせている構築方法。
自社でサーバーを持つ必要がないため、管理やコスト面での心配はほぼありません。
システムや機能は常に最新の状態で保たれており、セキュリティ面においても安心です。
それでは最後に自社ECを成功に導くポイントを解説します。
具体的なポイントは以下のとおりです。
・目的やターゲットを明確にする
・CV率を上げる
・リピーターを増やす
次から順番に見ていきましょう!
目的やターゲットを明確にすれば、より魅力的なECサイトができあがります。
「どんなユーザーにも刺さるページ」よりも「少数に絞り込んだページ」が結果をうみ出すのです。
そのためにもデザインや言葉の言い回しなどは注目すべきポイント。
例えば40歳前後の男性を狙うのであれば、デザインはモノトーン、文章は結論から理論付けて作成していきましょう。
CV(コンバージョン)とは最終的な成果をあらわす指標です。
いわゆる「ページを訪れた人がどれだけ買ってくれたか」を示す数値。
いくらページを見てもらっても、売上につながらなければ意味がありません。
クレジットカード以外にもLINEPayや楽天ペイで決済方法を増やしたり、購入特典を付与してみたり。
ユーザーが思わず買いたくなるページづくりが大切です。
ECサイトでは「売上の8割は2割のリピーターがうみ出す」と言われています。
いかにリピーターが大切なのかはこの格言が物語っているのです。
クーポンの配布で再購入を促したり、ポイント還元率を高めたり、様々な施策でリピーターを増やしていきましょう。
会員ランクを設け、ランク別に優遇する方法もおすすめです。
今回は自社ECのメリットと売上アップにつながる方法を解説しました。
自社でサイトをつくればオリジナル性が出せ、利益率向上につながります。
はじめてで不安な方はASPやクラウドECでチャレンジしてみましょう!
サーバーを用意せず、ある程度決まった土台から作成できます。
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