「楽天市場にはどうやって出店するの?」
「出店には審査がある?」
「楽天市場へ出店するにはどれくらい費用がかかる?」
市場出店を考えるにあたって様々な悩みや疑問をお持ちの方がいるでしょう。
そこで今回は楽天市場出店方法の流れと出店にかかる費用を中心に解説していきます。
筆者は以下の実績を持っており、ネットショップ開業のお悩みやお困りごとをずばり解決しますよ!
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ぜひ本記事を参考にし、楽天市場の出店を成功させていきましょう!
目次
まずは楽天市場における出店の流れを解説していきます。
具体的な出店ステップは以下の通りです。
・STEP①出店申込
・STEP②RMSアカウントの開設
・STEP③店舗開店準備
・STEP④開店前審査
次から順番に見ていきましょう!
まずは楽天市場ホームページ「出店申込」ボタンを押しましょう。
(「資料請求」ボタンから出店前の情報収集も可能です※無料)
申請フォームが表示されたら出店申込情報を入力し手続きを行っていきます。
申込に必要な情報は事業形態・会社名・連絡先など。
代理での出店申込はできないため必ず出店を希望する本人が申請を行っていきましょう。
申込が完了するとRMS(楽天市場運営システム)アカウントが発行されます。
(申込手続きからアカウント開設までは2~4週間掛かる)
アカウントが発行されたらRMSの利用が可能。
まずはRMSの管理画面に触れて使用感を確かめていきましょう。
RMSの操作に一通り慣れたら店舗の開店準備です。
配送や決済方法の設定を行っていきましょう。
また、開店にあたってはホームページ作成のスキルが必要不可欠。
知識がない方は楽天のサポーターでもある店舗オープンアドバイザーに頼ってみるのも良いです。
「どうやってページを作ればいい?」「RMSの使い方がいまいち分からない」など、RMSの操作含む店舗開店に関する全面的な支援を行ってくれます。
開店までには思いのほか時間がかかるため、スムーズな開店を目指すためにも上手く活用していきましょう。
開店準備ができたら開店前審査に入ります。
審査の詳細については後述しますが、開店準備と審査をあわせて掛かる時間は一般的に2ヵ月程度。
あらかじめ期間を見積もっておくとスムーズに開店できます。
そして、審査が完了したらいよいよ店舗オープンです。
ここからは出店審査を受ける前に知っておきたいポイントを解説します。
具体的には以下の通りです。
①審査ステップ
②チェックされる点
③個人出店は困難
次から順番に見ていきましょう!
審査は書類審査とオープン審査の2次審査で行われます。
書類審査で必要な書類は以下の通りです。
・登記簿謄本
・商材の写真
・営業許可、資格等の書類
・住民票、印鑑証明書 ※個人事業主のみ
・実店舗の写真 ※個人事業主のみ
オープン審査では次の項目が審査基準です。
・楽天からの振込口座の登録
・楽天への自動振替設定口座の登録
・配送に関する設定
・商品登録
・カテゴリーページの作成
・看板画像の作成
楽天市場の出店はハードルが高いと言われているものの、基本的には上記ポイントを押さえておけば問題ないでしょう。
また、次から解説する要点をとらえておけば審査クリアにグッと近付きます。
楽天市場は「信頼性」を重視しています。
実店舗で実績が乏しかったり、知名度が低かったりすると審査に落ちる可能性は高いです。
そのため、まずは楽天市場に認められるだけの売上を実店舗で築き上げるのが重要。
実際審査に落ちている店舗は売上が低く商材の品質が十分でないと見なされています。
尚、再審査は何度でも可能なため実績を積み上げながら諦めずにチャレンジしていきましょう。(落選理由は教えてくれません)
楽天市場で個人出店するにはハードルが高いと言われています。
前述の通り楽天市場は信頼性を重視するため、成果や実績のない個人店舗は必然的にはじかれてしまうのです。
加えて市場では副業が禁止されており個人で出店するなら開業届の証明が必須。
「会社員を辞めて個人で出店しよう」「趣味の延長で店を出してみよう」と考えるのは良いものの、厳しい現実であると念頭に置いておきましょう。
ここからは楽天市場出店のメリットを解説していきます。
具体的な出店メリットは次の通りです。
・会員数が業界最多
・販促の充実ぶり
・ページの自由度が高い
次から順番に見ていきましょう。
楽天市場の会員数は5,104万人であり業界最多です。
(2021年12月 ニールセンデジタル視聴者数データ)
2位は4,729万人でAmazon、3位は2,288万人でYahooJapan。
ネットショップユーザーの多くは楽天をメインに使っているのです。
楽天市場に出品すれば大きな売上アップが望めます。
楽天市場には売上を上げるための施策が目白押しです。
例えばお買い物マラソン・スーパーセール・ポイント5倍デーなど。
ユーザーが積極的に目を通すイベントが他のネットショップよりも多いです。
イベントを狙って販売すれば売上アップも見込めるでしょう。
楽天市場はページの自由度が高くオリジナリティにあふれた打ち出しができます。
例えばトップページや商品紹介ページなど好きなように作成可能。
他のネットショップよりも好きに作成できるため、このようなメリットを感じて楽天市場へ出店する方も多いです。
ページにこだわるなら楽天市場への出店も検討してみましょう。
楽天市場出店のメリットに続いてデメリットを解説します。
具体的なデメリットは以下の通りです。
・出店ハードルが高い
・費用がかかる
次から順番に見ていきましょう。
楽天市場への出店は他のネットショップに比べてハードルが高いです。
出店数を多い順で並べるとYahooJapan 117万店舗(2021年8月時点)、Amazon 40万店舗(2021年7月推測)、楽天市場 5万店舗(2021年2月時点)。
楽天市場は出店数で他のネットショップとは大きな差があると分かるでしょう。
出店制限をかけ質の高い店舗に集中しているとも言われています。
とはいえポイントを押さえれば出店も可能なため、前述した審査クリアの要点を実践していきましょう。
楽天市場は他のネットショップよりも出店費用がかかります。
詳しい内容は後述しますが、2倍以上差が出るケースもあり出店者の頭を悩ませるかもしれません。
しかし、目的や出品数によって比較的安いプランを選べばリーズナブルに出店可能です。
予算と相談して自社に合ったプランを選んでいきましょう。
楽天市場出店にかかる費用は「初期費用」「出店プラン」です。
初期費用は一律60,000円(加えて)となり、次から紹介する出店プランに上乗せされます。
出店プランは以下のとおり。
がんばれ!プラン | スタンダードプラン | メガショッププラン | |
月額出店料 | 19.500円/月 | 50,000円/月 | 100,000円/月 |
システム利用料 | 月間売上高の3.5~7.0% | 月間売上高の2.0〜4.5% | 月間売上高の2.0〜4.5% |
登録可能商品数 | 5000商品 | 20,000商品 | 無制限 |
※システム利用料:売上に応じて楽天に支払う費用。出店料が上がればシステム料は安くなる
※金額は全て税別
ネットショップが初めてで右も左も分からない方は「がんばれ!プラン」がおすすめです。
リーズナブルな料金で始められ5000商品と出品可能商品数が多いのも特徴。
ある程度売上の軌道が乗ったらスタンダードプランやメガショッププランへと変更していくと良いでしょう。
メガショッププランであれば画像容量も気にせず積極的に多くの商品をアピール可能です。
商品数や店舗規模に合わせてプランを選んでいきましょう。
今回は楽天市場出店方法の流れと出店にかかる費用を中心に解説しました。
楽天市場への出店はシンプルかつ簡単なため初心者でも気軽に申請可能です。
しかし、審査のハードルは高く実績のない店舗は落選するかもしれません。
あらかじめ審査のポイントを押さえ出店を実現させていきましょう。
そのためにもあらためて市場への出店方法を確認しておいてください!
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