「楽天で売上を伸ばすにはどうしたらいいの?」
「競合に埋もれてしまった……」
「出店したばかりの時期に気をつけることって?」
国内のEC3大モールのひとつである楽天。
規模の大きい楽天で売上を伸ばしていきたいですよね。
楽天に出店したばかりという方の中には「何に注力したらいいのかわからない」「重要なポイントを教えて!」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
今回は、楽天で売上を伸ばす方法についてコンサル目線で解説します。
楽天の運営に悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
筆者は以下の経歴を持っており、EC事業でのお悩みやお困りごとをまるっと解決しますよ!
・楽天市場、Amazon、Yahooショッピング、自社ECなどEC事業をTOTALサポート
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最後まで読むと、楽天で売上を伸ばすポイントがわかるはずです。
目次
楽天で売上を伸ばす方法は、大きく以下2つです。
①圧倒的な商材力
②店舗の予算
商材に関しては、楽天のアルゴリズムから考えた方がいいと思います。
楽天でいうと一番重要なのは「楽天SEO」でしょう。
つまり、楽天の中で検索順位を高めることが重要です。
「そもそも市場を狙えるのか」ということは、商材によって大きく変わります。
たとえば、楽天でよく売っている美容関連の商材は、競合がかなり多いです。
そうなると、SEO戦略としてどのキーワードを狙うのかは重要ですね。
扱う商材を選定し、それに応じてSEO戦略を練ります。
結論、飛び道具みたいなものはないです。
ただ、競合に打ち勝つ方法は二つあると思っています。
①圧倒的なLPO(ページ改善)
②価格戦略
それぞれについてみていきましょう。
筆者はLPOにかなり力を入れています。
たとえば弊社でLPOをする場合、競合のLPなどを見て「うちだったらどう勝つべきか」という話をしていますね。
それ以外にも、競合のレビューを一気に10商品くらい分析して、どの位置でどういうクリエイティブを使っていくかという戦略も練っています。
LPOをうまくやっていくことは重要です。
大手さんと同じような商品を同じ価格で出しても当然勝てないので、価格で訴求する必要があります。
例えばクーポンやポイント、イベントですね。
楽天だとスーパーセールやお買い物マラソンにぶつけて、短期間で一気にどかっと売上をつくります。
「主力商品が競合に埋もれて売上が伸びない……」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
楽天にはまだまだブルーオーシャン状態になっているカテゴリーがあります。
仕入れや自社開発ができる商品でブルーオーシャン市場を狙っていくのも一つの戦略ですよ。
市場の見極めについては、カテゴリーベースで探す方法があります。
流れは以下のとおりです。
①カテゴリーに登録されている商品数で判断する
②キーワードでユーザーニーズを分析する
楽天で検索したときに商品数が少なすぎると、市場ニーズが低いため、そもそも売上がつくれません。
中の中〜中の下ぐらいのカテゴリーを狙い、自分たちができることと比べていく方法を試してみても良いでしょう。
ここからは、出店したばかりの時期に意識したいことを2つお伝えしていきます。
まず、手広く一気に売ろうとしない方が良いです。
商材パワーがないものを多く出品するときも、選択と集中を意識しましょう。
つまり、伸ばす商品を決めて対策をしていきます。
店舗さんだと売りたい気持ちが強いため、予算がなくてもたくさん広告をかけてしまうことがあるでしょう。しかし、各商品にたとえば2万円ずつかけていくのはナンセンスです。
楽天のアルゴリズムは、売れている商品が検索上位を取りやすいロジックがあります。
1つの商品を選択し、そのアクセスを取るために集中すると良いですよ。
立ち上げのときに一番困るのは、広告をかけてもLPを変えても売れない状況です。
この場合、商品にレビューをつけるための施策が重要だと思っています。
購入したお客様のうち75%ぐらいが商品のレビューを見るといわれており、いかに早くレビューを貯められるかというところが重要です。
楽天でよくやっているのは「レビューを書いてくれたらクーポンをプレゼントします」というような施策ですね。
立ち上げの時期は、お客様に再購入やレビューをつけてもらえるような座組みをつくることが重要といえます。
・自社商品のLPOが重要
・ブルーオーシャン探しが重要
・選択と集中が重要
今回は、楽天で売上を拡大するポイントをお伝えさせていただきました。
まずは売れるLPをしっかりつくることが重要です。
競合商品が多い市場よりも、ブルーオーシャンの市場を探して出店する戦略もあります。
しっかりと優先順位をつけて、必要なところにリソースを割いていきましょう。
本記事を楽天運営の参考にしていただけると幸いです。
今回記事にした内容はこちらの動画でもご覧いただけます。
本チャンネルでは、この他にもEC事業者の方に役立てていただける情報を多数発信していますので、ぜひそちらもご覧ください。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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