「楽天RMSはアップデートでどう変わったの?」

「分析機能を使って売上につなげたい!」

「分析はあまりしてこなかったから、使いこなせるかわからない……」

売上を上げるためには、データ分析と改善を繰り返すことが重要です。

楽天RMSのアップデートによって、見られるデータが増えましたが「具体的にどのような指標が見られるようになったの?」「特に重要な指標が知りたい!」と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、アップデートによる変更点と、どのようなアクションが取れるのかについて解説していきます。

PDCAを回していけば、売上アップが見込めるでしょう。

筆者は以下の経歴を持っており、EC事業でのお悩みやお困りごとをまるっと解決しますよ!

・楽天市場、Amazon、Yahooショッピング、自社ECなどEC事業をTOTALサポート

・計100社以上のEC事業をサポート

・コンサルティング契約リピート率95%以上(ご契約から6ヶ月間での実績)

最後まで読むと、売上を上げるために特に見るべき指標と施策がわかるはずです。

アップデートによって見られるデータが増えた

アップデートによって、アクセス分析の中の商品分析の部分が強化されました。

元々、商品分析のページは存在し、一般的な売上・アクセス・売上件数といったデータを商品別に見られましたね。

アップデート後は、以下のデータも確認できるようになっています。

・お気に入り登録数

・離脱率

・レビュー数

コンサル的に助かるアップデート

今までは、ざっくりとした月のデータと、日別での売上といった重要なところしか見られませんでしたが、アップデートでより詳しく見られるようになりました。

特に、お気に入り登録数はブラックボックスだったんです。

トラッキングもできず、どれくらい登録されているのかわかりませんでした。

そういった部分を含め、総じて今回のアップデートは良かったと思っています。

特に利用していく指標2つ

特に利用していこうと考えている指標は以下2つです。

・お気に入り登録

・離脱率

ここからは、それぞれの項目について解説していきます。

お気に入り登録

今後は、お気に入り登録を定量的に見ることができますよ。

お気に入り登録をする方は、ニーズがあり、商品を気に入っています。買う手前の状態にあるので、そこに向けた施策ができますね。

たとえば、お気に入り登録がたまっていれば、以下の施策を打つと良いでしょう。

・時間限定のクーポンを配信

・R-SNSを使ったLINE

お気に入りユーザーに対してのアクションを多少できるようになります。

まずはお気に入り登録のデータを見てみましょう。

施策については後ほど詳しく解説しますね。

離脱率

ページ滞在時間・直帰数・離脱数が出ると思うのですが、離脱率を下げることが重要だと考えています。

いわゆる店舗内回遊がどれだけされているのかが可視化できるようになるんですね。

店舗内の他の商品を選んでもらう施策や、あわせ買いを行ってもらう施策を実施しているところに関しては重要な指標だといえます。

今後もっと分析を進めていきたいです。

指標に対する施策

ここからは、お気に入り登録と離脱率に対する施策を解説していきます。

お気に入り登録に対する施策

先述した施策以外でいうと、お気に入り登録者数の母数を増やす施策を打つこともできます。

商品ページ内にお気に入り登録のバナーを作り、そこから登録をしてもらうのも良いでしょう。

お気に入り登録を増やすことで、自分たちの商品に興味を持ってくれるかつアクションを取れる方のリスト取りの施策はやっていた方が良いです。

可視化できるので、PDCAを回すことができます。

離脱率に対する施策

離脱を低減させるためには、回遊バナーを入れるなどユーザーが回遊しやすくなるための施策があります。

店舗内でセールをやっていますよという特集ページを作っても良いですね。

たとえば、Bluetoothイヤホンのページで入ってきた方に対して、他のBluetoothイヤホンを提案したり、コードタイプのイヤホンを提案したりします。

他商品をダイレクトで提案できるような施策ができると良いです。

バナーを張ったり、ページ内で告知をしたりすれば、回遊率はどんどん上がっていきますよ。

分析に慣れていない場合はお問い合わせください!

分析や細かい指標を日々追っていくことに慣れていない場合は、まず弊社に一度お問い合わせください。

「店舗を分析してください」とお伝えいただければ、分析して、こういったことが売上につながるのではとご提案させていただきます。

店舗の売上が伸びないと感じている方は、ぜひお気軽にご相談ください。

まとめ

・アップデートによって見られるデータが増えた

・お気に入り登録と離脱率に注目

・お気に入り登録者へのアクションや母数を増やす施策が大事

・ユーザーが回遊しやすくなるような施策が大事

・分析に慣れていない場合は弊社にご相談を

今回はアップデートによる変更点と指標に対する施策についてお伝えさせていただきました。

特に注目している指標が、お気に入り登録と離脱率です。

お気に入り登録者へのアクションや母数を増やす施策を打つと良いですよ。

離脱率を下げるために回遊率を上げていきましょう。

今回紹介した施策を実践すれば、売上向上が見込めます。

本記事を参考にし、分析と改善を繰り返していただけると幸いです。

今回記事にした内容はこちらの動画でもご覧いただけます。

本チャンネルでは、この他にもEC事業者の方に役立てていただける情報を多数発信していますので、ぜひそちらもご覧ください。

ECグロースチャンネル – YouTube

最後まで読んでいただきありがとうございました!

この記事を書いた人

株式会社Wacworks 代表取締役社長 舟瀬
2021年11月に創業。自社サイト、楽天市場、Yahooショッピング、AmazonなどECサイト・モールに特化したコンサルティング事業を行っています。"売上をグロースさせたことがあるコンサルタント"のみをパートナーとしてアサインし、EC事業者さまの売上・利益を最大化するお手伝いをさせていただきます。