Amazon商品ページの作り方は簡単10STEP【作成時の3つの注意点もあわせて解説】

「Amazonで新規商品を売るためのページ作成方法が知りたい!」
「作成時の注意点も教えてほしい」
Amazonでまだカタログがない商品を出品したいと考えているものの、いまいちページの作り方が分からない人も多いでしょう。
Amazonで新規のカタログを作ることができれば、カートを獲得しやすくなりますが、しっかりと商品ページを作りこまなければコンバージョンにはつながりません。
そこで今回は、商品ページの作成手順と注意点を中心に解説していきます。
安定して売れる商品ページを作成し、Amazonで売り上げを作っていきましょう。
「売り上げがなかなか上がらない」
「他社に広告の運用を依頼しているが改善策や提案がイマイチ」
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目次
Amazonの商品ページ(カタログ)の特徴
Amazonの商品ページは、楽天市場などのECモールとは異なり、1商品につき1つしか商品ページを作ることができません。
そのため、Amazonで既に出品されている場合は商品ページを作成することはできませんが、まだAmazonで出品されたことがない商品を販売する際は、自身で商品ページを作成する必要があります。
出品手段は相乗り出品と新規出品の2つ
Amazonで既に出品されている商品を販売する場合は、作成済みの商品ページに自身が参加する形になります。この出品手段を「相乗り出品」といいます。
一方、まだAmazonに商品ページがない場合は、自身で作成して出品しなければなりません。この出品手段を「新規出品」とよび、相乗り出品と区別しています。
新規出品はカートボックスを獲得しやすい
商品ページには、購入ボタン(カートボックス)はひとつしか設置されていません。
カートBOXを取得できるかどうかは、商品の販売実績などによって決まります。相乗り出品の場合は、カートボックスを獲得できなければ、広告以外での販売機会がほぼ見込めません。
新規出品の場合、競合が出品していない商品を販売するため、カートボックスを独占できます。
商品ページ(カタログ)作成には商品が必要
新規出品しカートボックスを独占するには、商品ページがまだ作られていない商品を用意する必要があります。
以下のいずれかの手段で用意するのが一般的です。
作成できるのは大口出品者のみ
Amazonには、「大口出品」と、「小口出品」の2つの出品のプランが用意されており、プランによって使える機能が大きく異なります。
商品ページを作成することができるのは、大口出品のプランを利用している出品者のみとなっています。
大口出品と小口出品の違いについては、以下の記事で解説しているので、詳しく知りたい方は参考にしてください。
Amazon商品ページ(カタログ)の作り方9STEP

それでは早速商品ページの作り方を解説します。
手順は多いですが一つひとつの内容はシンプルですので着実に進めていきましょう。
①既に販売があるかチェックする
まずは出品したい商品が既にAmazon上で販売されているか確認していきましょう。
Amazonセラーセントラルにログイン後「カタログ」→「商品登録」の順でクリックします。
「Amazonのカタログから商品を検索する」より商品名やJANコードを入力。
ここで該当が無ければAmazonでは未販売の商品なため、商品ページを新規作成できると判断できます。
②カテゴリーを選択する
Amazon上に商品ページがないことが確認できたら、検索画面に戻り「Amazonで販売されていない商品を追加します」をクリックします。
カテゴリー画面が表示されるので、希望項目を選択しましょう。
もし、商品ページを作成したい商品のカテゴリがヒットしない場合は、選択画面下の「キーワード検索」を使うと便利です。
③基本情報を入力する
カテゴリー選択が完了したら、次は基本情報の入力です。
基本情報では、以下の項目を登録します。
- 商品名
- メーカー名
- ブランド名
- メーカー型番(任意)
- JANコード
このとき、商品名・メーカー名は誤字や脱字がないか確認し、正しい情報を入力するよう気を付けましょう。
ブランド名は、シャープのヘルシオという電子レンジであれば「シャープ(SHARP)」、東芝のダイナブックというパソコンであれば「dynabook」のように、メーカーがどのようにブランド名を打ち出しているかによって異なります。
ブランド名の登録はとくにしっかりと確認し、間違えないように気をつけましょう。
④カラーやサイズを入力する
続いて、商品のカラーやサイズを入力します。
ここでは、サイズや色などのパターンをまとめて商品登録できます。
色やサイズごとに販売価格や在庫数などもそれぞれ入力しましょう。
⑤出品情報を入力する
出品情報では、次の情報を入力していきます。
- 出荷作業日数
- メーカー希望価格 ※必須
- 商品の入荷予定日
- 最大注文個数 ※必須
- ギフトメッセージ ※必須
- 配送パターン
- 販売開始日
- TAXコード
- フルフィルメントチャンネル
上記必須以外の項目に関しては、空欄もしくは初期設定値で問題ありません。
メーカー希望価格は販売時に「参考価格」として表示される値段です。メーカーが一般的に告知している最新の価格を入れておきましょう。
⑥画像を登録する
続いては商品画像を登録していきましょう。
メイン画像のフォーマットは以下のように決められています。
- 白背景であること
- 商品全体が映っていること
- 商品以外を画像に含めないこと
- 商品が画像全体の85%以上
- ファイル形式:JPEG、PNG、TIFF、GIF(アニメーションはNG)
- 画像の大きさ:縦横いずれかが500px以上
参考:Amazon|画像の要件
商品画像はユーザーが購入の決め手となることが多いため、商品の魅力が伝わる画像を厳選して登録しましょう。
サブ画像は最大8枚まで登録できますが、パソコン版では7枚目と8枚目はクリックしなければ選択できません。他の画像よりもひと手間かかり、6枚目までと比べてあまり見られないうえ、スマホ版では7枚目以降がそもそも表示されないため、サブ画像は6枚目までにとくに力を入れましょう。
⑦キーワードを登録する
商品の詳細情報を入力する際は「ターゲットユーザーのキーワード」と「検索キーワード」の2つの項目でキーワードを登録します。
ターゲットユーザーのキーワードでは、最大5つまで登録できます。
検索キーワードは、タイトルや商品仕様、商品説明文で入りきらなかったキーワードを登録できます。入力ルールが決められているため、以下の内容を確認のうえ登録しましょう。
- 改行せずにカンマ「,」でキーワードを区切って登録する
- 文字数:166文字 バイト数:500バイト の制限がある
- 商品名に登録したキーワードは使わない
- キーワードは重複しない
- キーワード間は半角スペースを入れる
⑧説明文を入力する
商品ページ作成では、商品の説明文を入力します。
商品を説明するテキストは、商品画像の次に目につく場所日表示される「商品の仕様」と、商品ページ下部に掲載される「商品説明文」の2箇所です。
商品の仕様はAmazon販売ページ商品情報下の「この商品について」と記載され、箇条書きで表示される部分です。AmazonのSEOにも大きく影響を与えるため、キーワードを自然な形で盛り込んでいきましょう。
商品説明文は、商品紹介コンテンツ(A+)に差し替えて、更に画像やテキストを充実させることができます。
商品紹介コンテンツ(A+)については、以下の記事で解説しているので、詳しく知りたい方は参考にしてください。
⑨詳細を入力する
商品の詳細情報の項目では、裏地素材・寸法・重量などを登録できます。
口や肌に触れるものは原材料や成分、アレルギーテストや安全性などの記述があると、より信頼性が高まります。ガジェット系では、規格やスペック、機能といった部分で判断されるケースも多いため、しっかりと記載しておきましょう。
商品が登録されてから実際に反映されるまで、10~20分程度の時間がかかることがあります。反映されない場合は、少し時間をおいて見直してみましょう。
登録が終わったら「保存して終了」でページの作成が完了です。
Amazon商品ページ(カタログ)の作り方における3つの注意点

ここからはAmazon商品ページ(カタログ)作成時の注意点を解説していきます。
①ガイドラインを遵守する
Amazonでは、商品ページ作成にあたってガイドラインを作成し、Amazon独自のルールや禁止表現などを定めています。
とくに、Amazonでは以下のワードや表現の使用が禁止されているため、注意が必要です。
- 最上級を表すワード:世界一、最安 など
- 断定のワード:永遠、完全、永久 など
また、「期間限定」「今だけ」などの期間限定をうたう場合は、有効期間の併記が必須です。
ほかにも、「最新」「New」などの時間的優位性を表す言葉は、商品発表から1年まで(1年以内に次の新型製品が発売した場合はその発売日の前日まで)と使用条件が決まっています。
禁止表現を使用すると、禁止ワードが削除されたり、商品ページ自体が削除されたりすることもあるため、しっかりと確認しておきましょう。
②内容がひと目で把握できる商品名をつける
Amazonの商品名には、基本の構成があります。
【メーカー名+ブランド名+商品名+仕様+型番】
この構成を守って商品名を付けることで、内容がひと目で把握でき、クリックされやすくなります。
また、商品名は以下の点にも注意が必要です。
- タイトル名の区切りは半角スペースを使う
- スペース含めて全角50文字以内に収める
- 半角カタカナや特殊文字は使用できない
- キーワードは重複しない
商品タイトルは、商品をクリックしてもらえるかどうかを左右するため、時間をかけて考えていきましょう。
商品名の付け方については、以下の記事で解説しているので、詳しく知りたい方は参考にしてください。
③商品がよくわかる画像を使う
商品画像は、メイン画像とサブ画像で適用されるルールが異なります。メイン画像では白背景が必須で、人物やテキストの使用はNGとされていますが、サブ画像ではOKとされています。
そのため、メイン画像では表現できない部分をサブ画像でしっかりと補い、最大限の情報を伝えられるよう、バランスよく画像を選びましょう。
Amazonのユーザーは、約7~8割がスマホから購入します。スマホでみたときに、画像の文字がつぶれていないか、小さすぎてわかりにくい部分がないかなど、画面サイズが変わっても問題ないか見え方を確認することが重要です。
画像については、以下の記事で解説しているので、詳しく知りたい方は参考にしてください。
Amazon商品ページ(カタログ)に関するよくある質問
Q.ノーブランド品の商品ページを編集したいのですが…
ノーブランド品は、出品者以外が商品詳細ページの編集や出品商品を追加することはできません。
以前はノーブランド品であれば編集できたものもありました。ただ、似たような外観のものが混入する可能性があり、それを購入者が商品ページで区別することが難しいため、現在はノーブランド品の扱いに明確なルールが設定され、編集できなくなりました。
Q.相乗り出品者は商品ページを編集できますか?
相乗り出品者であっても、その商品のブランド所有者から編集権限を付与してもらえている場合は、商品ページの編集が可能です。
編集権限が付与されていない相乗り出品者が編集する場合は、商品詳細ページの内容を変更すべき理由と証拠をAmazonへ提出しなければなりません。
参考:Amazon|商品詳細ページの項目情報を更新するための証拠要件
Q.商品ページの新規作成にはブランド登録が必須ですか?
Amazonで商品ページを新規作成する場合、ブランド登録はなくても問題ありません。
ただし、自社商品をブランド登録していない場合はリスクがあるため、以下のリスクを理解しておきましょう。
ブランド登録されていない場合、自社が商品ページを作成するより先に、他の出品者が商品ページを作成してしまう場合があります。その場合、商品ページを作成した出品者に編集権限を握られてしまい、自社商品であるにもかかわらず自社で編集できないリスクがあります。
このようなリスクを避けるためには、ブランド登録できるとベストです。
ブランド登録については、以下の記事で解説しているので、詳しく知りたい方は参考にしてください。
Q.Amazonの商品ページ作成代行はありますか?相場はいくらですか?
Amazon運用代行には、商品ページ作成もサービス内容に含めているところがあります。
商品ページ作成代行にくわえて、広告運用や分析、改善など、さまざまなサポートを依頼したい場合は、Amazon運用代行会社を検討してみましょう。
Amazonの商品ページ作成代行のみの場合、1カタログ5万円からが相場です。商品画像撮影のみの場合の相場は2万円からと、部分的に作成代行を請け負う業者もあります。
また、ココナラなどで探すと、商品ページ作成代行を出品している個人もおり、業者への発注よりも安い相場で依頼できます。ただし、結果を出せるかどうか個人差がとても大きく、当たり外れが大きい点は注意が必要です。
Amazon商品ページ(カタログ)作成で迷ったらWacworksへ!
Amazonでは、商品ページの出来がクリック率やコンバージョン率に大きく影響します。
商品ページの作成やカートボックス獲得など、出品や売上アップでお困りのかたは、Wacworksへご相談ください!
Wacworksは、Amazon運用支援のプロ集団です。120店舗以上の支援経験があり、新規出店者のご支援では12ヶ月で1,650万円まで成長させた実績もございます!

また、Wacworksでは無料で店舗分析を実施しています。
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Amazon商品ページの作り方をマスターしよう

今回はAmazon商品ページの作成手順と注意点を中心に解説しました。
商品ページの作成ステップは多いものの一度覚えてしまえば簡単に使いこなせます。
そのためにも各手順の注意事項を確認しトラブルなく作っていきましょう。
ポイントを押さえていけば魅力的なページが仕上がるはずです。
Wacworksでは、Amazonを含むECサイトのコンサルティングを行っています。
毎月5社無料で相談および分析を行っていますので、お困りごとがある方はぜひご相談ください!
この記事を書いた人

- 2021年11月に創業し、店舗立ち上げ初期から月商1億円以上の店舗まで120社以上を支援してきました。自社サイト、楽天市場、Yahooショッピング、AmazonなどECサイト・モールに特化したコンサルティング事業を行っています。売上アップ率は233%。"売上をグロースさせたことがあるコンサルタント"のみをパートナーとしてアサインし、EC事業者さまの売上・利益を最大化するお手伝いをさせていただきます。
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