Amazonセラーセントラルとは?登録方法・ログイン・手数料・使い方を徹底解説

「Amazonセラーセントラルとは何か、どこからログインすればよいのか」「セラーセントラルへの登録手順や必要書類がわからない」「小口出品と大口出品はどちらを選ぶべきか」——Amazon出品を検討しているなかで、こうした疑問に直面する方は多いでしょう。
Amazonセラーセントラルには、商品登録・在庫管理・注文処理・売上確認・広告運用まで、Amazon販売に必要なすべての作業が集約されています。セラーセントラルへの登録段階でつまずくとアカウント停止のリスクにもつながるため、正しい手順の理解が不可欠です。
本記事では、Amazonセラーセントラルの基本概要から、ログイン方法、登録手順と必要書類、小口・大口出品の違い、手数料体系、主な使い方、ログインできない場合の対処法、解約方法までを一通り解説します。
目次
Amazonセラーセントラルとは
Amazonセラーセントラルとは、Amazonが出品者(セラー)向けに提供している販売管理ツールです。Amazonで商品を販売するには、このセラーセントラルへの登録と審査通過が必須となります。セラーセントラルには、商品登録から売上確認まで販売活動のすべてが集約されており、出品者はブラウザからアクセスして日常的な運用を行います。
セラーセントラルとベンダーセントラルの違い
Amazonには、出品者の立場によって使う管理画面が2種類あります。一般的にAmazon出品を検討している場合は、セラーセントラルの利用が前提です。ベンダーセントラルはAmazonからの招待制のため、通常は選択できません。2つの管理画面の違いを以下の表にまとめます。
| 比較項目 | セラーセントラル | ベンダーセントラル |
|---|---|---|
| 利用者 | 一般出品者・法人・個人事業主 | メーカー・大手ブランド(招待制) |
| 販売形態 | Amazonマーケットプレイスで自社販売 | AmazonへのBtoB卸売り |
| 販売者表示 | 自社ストア名 | Amazon.co.jp |
| 価格設定権 | 出品者が自分で設定 | Amazonが設定 |
| 参加方法 | 誰でも登録可能 | Amazonからの招待が必要 |
このように、セラーセントラルは誰でも登録できるオープンな仕組みである一方、ベンダーセントラルは一部の大手メーカーのみが利用できる招待制の仕組みです。Amazon出品を新たに始める場合は、セラーセントラルへの登録から着手します。
小口出品と大口出品の違い

セラーセントラルへの登録時に、出品者は小口出品か大口出品かのいずれかのプランを選択します。セラーセントラルで利用できる機能の範囲はプランによって大きく変わるため、自社の販売規模や運用方針に合わせて選ぶことが重要です。2つのプランの違いを以下の表で確認してください。
| 比較項目 | 小口出品 | 大口出品 |
|---|---|---|
| 月額費用 | なし | 4,900円(税込) |
| 基本成約料 | 1点につき100円 | なし |
| 出品可能数 | カテゴリーにより制限あり | 無制限 |
| カートボックス獲得 | 非対応 | 対応 |
| 広告出稿 | 不可 | 可 |
| ユーザー権限付与 | 不可 | 可 |
| APIアクセス | 不可 | 可 |
月50点以上販売する場合や、セラーセントラルの広告機能・FBAを積極的に活用したい場合は大口出品が実質必須となります。小口出品は、まず試験的に少量販売したい場合に向いています。
Amazonセラーセントラルへのログイン方法
Amazonセラーセントラルへのログインページは、sellercentral.amazon.co.jpです。通常のAmazon購買アカウントとは別のURLであり、購買アカウントをすでに持っていても、セラーセントラルには出品用アカウントとして別途登録が必要になります。以下の手順でログインします。
1. sellercentral.amazon.co.jpにアクセスする
2. セラーセントラルに登録済みのメールアドレスとパスワードを入力してサインインする
3. 2段階認証の確認コード(SMSまたは認証アプリ)を入力する
4. セラーセントラルの管理画面(ホーム)が表示されればログイン完了
セラーセントラルにログイン後は、画面上部のメニューから「カタログ」「在庫」「注文」「広告」「レポート」「設定」の各機能へアクセスできます。
セラーセントラルにログインできない場合のチェックポイント
セラーセントラルに「ログインできない」と表示される場合、原因はいくつかのパターンに分かれます。以下のチェックポイントを順に確認してください。
- メールアドレスまたはパスワードが誤っている場合は、セラーセントラルのログインページにある「パスワードをお忘れですか?」からリセットを実行する
- 2段階認証コードが届かない場合は、SMS受信設定を確認したうえで、認証アプリ(Google AuthenticatorなどのAuthenticatorアプリ)への切り替えを検討する
- セラーセントラルのアカウントが停止または一時停止されている場合は、登録メールアドレス宛に届いているAmazonからの通知を確認し、パフォーマンス通知ページを参照する
- ブラウザのキャッシュやCookieが原因の場合は、シークレットモードでセラーセントラルを開き直すか、別のブラウザを試す
- VPNやプロキシを使用している場合は、国内回線に切り替えてからセラーセントラルへの再アクセスを試みる
これらを試してもセラーセントラルへのログインが解決しない場合は、セラーセントラル内の「ヘルプ」からケースを起票してAmazonサポートへ問い合わせます。ただし、セラーセントラルにログインできない状態では電話サポートの番号を発行できないため、まずパスワードリセットでのアクセス回復を優先してください。
Amazonセラーセントラルの登録に必要なもの
Amazonセラーセントラルへの登録作業は、必要書類を事前に揃えておくことでスムーズに進められます。個人事業主と法人では用意するものが異なるため、それぞれ以下で確認してください。
個人事業主・個人の場合
個人事業主または個人としてAmazonセラーセントラルに登録する場合、以下の書類・情報が必要です。
- 本人確認書類(運転免許証・パスポート・マイナンバーカードいずれか1点)
- 住所確認書類(過去180日以内に発行されたもの:公共料金の領収書・銀行取引明細書など)
- 売上受取用の銀行口座(ゆうちょ銀行・楽天銀行も利用可)
- クレジットカード(大口出品を選択する場合は月額4,900円の引き落とし用に必要)
- SMS受信可能な電話番号
- メールアドレス(購買アカウントとは別のアドレスを推奨)
法人の場合
法人としてAmazonセラーセントラルに登録する場合は、個人事業主に必要な書類に加えて、以下が追加で必要になります。
- 法人登記謄本(登記事項証明書)
- 法人名義の銀行口座
- 代表者または担当者の本人確認書類
登録前の準備チェックリスト
Amazonセラーセントラルへの登録作業を始める前に、以下の表で準備状況を確認してください。書類の有効期限や発行日の要件を事前に把握しておくことで、審査のやり直しを防ぐことができます。
| 準備物 | 個人事業主 | 法人 |
|---|---|---|
| 本人確認書類(運転免許証・パスポートなど) | ○ | ○(代表者分) |
| 住所確認書類(180日以内発行) | ○ | ○ |
| 銀行口座 | ○(個人口座可) | ○(法人口座) |
| クレジットカード | 大口出品の場合のみ | 大口出品の場合のみ |
| 電話番号(SMS対応) | ○ | ○ |
| 法人登記謄本 | 不要 | ○ |
法人の場合、セラーセントラルへの登録情報と登記謄本の記載内容が一致していることが審査通過の条件になります。住所や代表者名の表記ゆれがないか、登録前に必ず照合してください。
Amazonセラーセントラルの登録手順
Amazonセラーセントラルの準備が整ったら、実際の登録手続きに進みます。登録はオンライン上で完結しますが、入力内容や確認方法を誤ると審査が停止します。本章では、Amazonセラーセントラル登録の流れを全体像から整理し、各ステップで注意すべきポイントを解説します。
「今すぐ無料で出品を開始する」をクリックする
まずはAmazonの出品者向けページからセラーセントラル登録画面に進みます。こちらのページにアクセスし、「さっそく始める」ボタンをクリックします。
以下の画面に遷移するので、中央下部の「Amazonアカウントを作成」を押しましょう。

アカウント作成画面に切り替わるので名前・Eメールアドレス・パスワードを入力し次へを押すと、登録したメールアドレス宛に確認コードが届くので入力してください。

出典:Amazon公式サイト
所在地・業種・氏名を入力し「同意して続行する」を押します。
次からは法人と個人事業主で異なりますので、ご自身の登録したい方を参照してください。
法人の場合

出典:Amazon公式サイト
登記簿謄本を確認しながら法人番号、会社住所などを入力します。電話番号は登記されているもので無くてもよく、連絡がとれるものを登録しましょう。
主な担当者は本人確認書類と同一人物になります。

出典:Amazon公式サイト
必要事項を記入し「保存」を押します。
身元の証明はパスポートか免許証を選択してください。
その後、クレジットカード情報・ストア情報・本人確認書類をアップロードします。

出典:Amazon公式サイト
全てのアップロードが完了したら、送信ボタンを押して登録完了になり、3営業日ほどで審査結果がメールで届きます。
個人事業主の場合

出典:Amazon公式サイト
基本的には法人の場合と同じ流れになり、必要事項を入力し「次へ」を押し、クレジットカード情報・ストア情報・本人確認書類をアップロードします。

出典:Amazon公式サイト
全てのアップロードが完了したら、送信ボタンを押して登録完了になり、3営業日ほどで審査結果がメールで届きます。
セラーセントラル登録後の流れ
セラーセントラルに登録が完了したら商品の登録をし、出品する流れとなります。
Amazonでは商品カテゴリーによって安全性の証明が必要な「制限対象商品」があり、出品する前に出品許可申請を提出しAmazon側で許可を得る必要があります。
出荷許可申請が必要な商品には、酒類・医薬品・電子製品・電子機器など多数ありますので事前にAmazon公式サイトでご確認ください。
商品を出品する際は、別の人が既に出品していないか確認しましょう。ご自身が最初の出品者もしくは唯一の出品者にあたる場合は新しい商品情報の作成が必要になります。
ほとんどの商品にはUPCやASINといった製品コードが存在し識別されているため、検索で登録されているか確認すると効率よく商品を登録できるでしょう。
オリジナル商品やハンドメイド商品など製品コードがない商品を販売する場合はカテゴリ毎に「製品コード免除申請」が必要になります。
一度商品カテゴリーで申請が通過した商品は、その後同様のカテゴリー商品は全て製品コード無しで出品が可能です。
Amazonセラーセントラルのアカウント作成時における4つの注意点
Amazonセラーセントラルの登録は、入力が完了すれば自動的に承認される仕組みではありません。提出書類と登録情報の整合性、アカウントの健全性、過去の利用履歴などが確認されます。
審査で停止すると販売開始が遅れ、最悪の場合は登録自体が却下されることもあります。本章では、審査で止まりやすい主な原因と、その対策を整理します。
書類不備によるアカウント停止
最も多い差し戻し理由は、提出書類の不備です。画像の不鮮明さや情報不足は即座に再提出対象になります。
よくある不備は以下の通りです。
- 書類の一部が切れている
- 反射や影で文字が読めない
- 発行日が180日を超えている
- 必須情報が表示されていない
提出前に、以下の項目を確認します。
- 氏名が明確に読めるか
- 住所が全文表示されているか
- 発行日が確認できるか
- 発行元が明記されているか
画像は高解像度で、四隅まで含めて撮影します。スクリーンショットや加工画像は避けます。
入力情報不一致の問題
登録フォームに入力した情報と、提出書類の記載内容が一致していない場合、審査は停止します。
特に注意すべき項目は以下の通りです。
- 氏名の表記
- 住所表記
- 法人名
- 代表者名
具体例として、次のような差異も問題になります。
- 全角と半角の違い
- 建物名の省略
- 旧字体と新字体の違い
登録前に、提出書類の表記に合わせて入力内容を統一します。先に書類を確認してから入力することが重要です。
IPアドレス重複リスク
Amazonはアカウントの関連性を厳しく監視しています。同一IPアドレスや同一環境から複数アカウントを作成すると、関連アカウントと判断される可能性があります。
リスクとなる行動は以下の通りです。
- 同一ネットワークで複数登録
- VPNを利用した登録
- 過去停止アカウントと同一環境での作業
特にVPN利用は注意が必要です。IP情報と登録国が一致しない場合、審査が長期化することがあります。
登録は、安定した国内回線環境で行います。
過去アカウントとの関連付け
過去にAmazon出品アカウントを保有していた場合、その履歴は審査時に確認されます。停止歴がある場合、審査が厳しくなる傾向があります。
関連付けが疑われるケースは以下の通りです。
- 同一名義での再登録
- 同一銀行口座の使用
- 同一クレジットカードの使用
過去に停止歴がある場合は、安易に再登録せず、状況を整理したうえで対応する必要があります。
Amazonセラーセントラル登録後の初期設定
Amazonセラーセントラルの審査に通過すると、管理画面にログインできる状態になります。しかし、この時点ではまだ販売準備は整っていません。初期設定を誤ると、カート獲得率の低下や出品停止リスクにつながります。本章では、販売開始前に必ず整えるべき初期設定を整理します。
出品カテゴリーの選定
Amazonでは、商品ごとに出品カテゴリーが設定されています。カテゴリーによっては、事前審査や書類提出が必要です。
カテゴリーの種類は大きく分けて以下の通りです。
- 制限なしカテゴリー
- 出品許可が必要なカテゴリー
- ブランド承認が必要なカテゴリー
出品前に、自社商品のカテゴリーが制限対象かどうかを確認します。制限カテゴリーに無断で出品すると、出品停止やアカウント健全性の低下につながります。
FBA利用設定
AmazonにはFBA(フルフィルメント by Amazon)という配送代行サービスがあります。FBAを利用するかどうかは、販売戦略に直結します。
FBA利用の主な特徴は以下の通りです。
- Amazon倉庫からの発送
- プライムマーク付与
- カスタマー対応の一部代行
- 返品処理の代行
自己発送と比較した違いは以下の通りです。
| 項目 | FBA | 自己発送 |
|---|---|---|
| 配送管理 | Amazon | 出品者 |
| プライム表示 | 付与される | 条件付き |
| 保管費用 | 発生する | 発生しない |
| カート獲得率 | 高い傾向 | 条件次第 |
販売初期はFBAを活用することで、購入率と信頼性を高めやすくなります。
配送・返品ポリシーの設定
出品者は、配送設定や返品条件を明確にする必要があります。ここが曖昧だと、顧客満足度の低下やアカウント評価の悪化につながります。
確認すべき設定は以下の通りです。
- 配送地域
- 配送日数
- 送料設定
- 返品受付条件
FBAを利用する場合は、Amazonのポリシーが適用されます。自己発送の場合は、自社ポリシーを明確に定める必要があります。
セラーセントラル画面構造の理解
登録後に最初に行うべきことは、管理画面の構造理解です。操作を把握していないと、在庫切れや価格設定ミスが発生します。
主要メニューは以下の通りです。
- 在庫
- 注文
- レポート
- 広告
- パフォーマンス
特に「アカウント健全性」画面は定期的に確認します。警告を放置すると、出品停止につながる可能性があります。
Amazonセラーセントラルの手数料体系

Amazonセラーセントラルを利用する際は、複数の手数料が発生します。手数料構造を理解せずに価格設定を行うと、利益を圧迫する原因になります。本章では、Amazonセラーセントラルで発生する主な手数料を整理します。
月額登録料
セラーセントラルの出品プランによって、月額費用の有無が異なります。以下の表で2つのプランの費用を比較してください。
| プラン | 月額費用(税込) | 備考 |
|---|---|---|
| 小口出品 | 無料 | 販売1点ごとに100円の基本成約料が発生 |
| 大口出品 | 4,900円/月 | 基本成約料なし、広告・カートなど主要機能が使える |
月間販売点数が49点以下であれば小口出品の方がコストは低くなりますが、50点以上になると大口出品の月額固定費の方が割安になります。セラーセントラルの機能をフルに活用したい場合は、早い段階で大口出品へ切り替えることを検討してください。
カテゴリー別販売手数料
セラーセントラルを通じて商品が売れるたびに、売上金額に対してカテゴリーごとに定められた率の販売手数料が発生します。主なカテゴリーの手数料率の目安を以下の表にまとめます。
| カテゴリー | 手数料率(目安) |
|---|---|
| 家電・カメラ・パソコン | 8% |
| 本・音楽・ゲーム・DVD | 15% |
| ファッション・シューズ | 10〜15% |
| おもちゃ・ホビー | 15% |
| 食品・飲料・ペットフード | 8〜15% |
| スポーツ・アウトドア | 15% |
| ドラッグストア・ビューティー | 15% |
手数料率はカテゴリーによって大きく異なるため、取り扱いカテゴリーの正確な料率はAmazon公式の「出品手数料」ページで必ず確認してください。セラーセントラル内の「FBA収益計算ツール」でも、商品ごとの手取り額を試算できます。
基本成約料
基本成約料は、小口出品プランのみで発生する手数料です。
内容は以下の通りです。
- 1商品あたり100円
大口出品では基本成約料は発生しません。月に50点以上販売する場合、基本成約料の合計が月額登録料を上回る可能性があります。
FBA手数料
セラーセントラルからFBA(フルフィルメント by Amazon)を利用する場合は、カテゴリー別販売手数料に加えて、以下の費用が別途発生します。
- FBA手数料:商品の重量・サイズに応じて1件あたり数百円〜数千円(Amazonの倉庫からの発送・梱包にかかる費用)
- 在庫保管手数料:Amazonの倉庫に保管している在庫量に応じて月次で発生(長期在庫には追加の長期保管手数料がかかる)
FBAを利用する場合は、セラーセントラルの「FBA収益計算ツール」で商品ごとの手取り額を事前に試算し、採算が取れるかどうかを確認してから出品することを推奨します。
その他の手数料
状況に応じて発生する手数料もあります。
代表例は以下の通りです。
| 手数料の種類 | 手数料 |
| 大量出品手数料 | 1商品ごとに0.05円の手数料 |
| 返金手数料 | 500円または販売手数料の10%に相当する額のうち少ない方 |
返金手数料は、返品時に販売手数料の一部が差し引かれる仕組みです。大量出品手数料は、一定数以上の商品を出品する場合に発生します。
Amazonセラーセントラルの主な使い方
Amazonセラーセントラルには、販売活動に必要な機能が一元集約されています。審査通過後は初期設定を済ませてから販売を開始します。以下に、セラーセントラルで日常的に使う主要機能の概要をまとめます。
商品登録
セラーセントラルの「カタログ」メニューから商品を登録します。Amazonのカタログにすでに存在する商品への相乗り出品と、新規に商品ページを作成する2つの方法があります。食品・医薬品・ブランド品など一部カテゴリーでは、セラーセントラルへの出品申請が事前に必要です。
在庫管理
セラーセントラルの「在庫」メニューでは、出品中の商品一覧の確認・在庫数の調整・価格変更・出品の一時停止を行います。FBAを利用している場合のFBA在庫については、セラーセントラルの「FBA在庫」メニューから別途管理します。
注文管理
セラーセントラルの「注文」メニューでは、受注一覧の確認・発送確認・配送ラベルの印刷を行います。自己発送の場合は、注文が入ったらセラーセントラルで発送処理を完了させる必要があります。注文のキャンセル処理や返金対応もこのメニューから実施します。
売上確認・レポート
セラーセントラルの「レポート」メニューからは、ビジネスレポート・注文レポート・支払い明細を確認できます。確定申告用の取引データをCSV形式でダウンロードする場合も、セラーセントラルのこのメニューを使用します。
広告運用
セラーセントラルの大口出品者向けに、スポンサープロダクト広告やスポンサーブランド広告をセラーセントラルまたはAmazon広告コンソールから設定・運用できます。広告はカートボックスの獲得状況と連動するため、セラーセントラルへの初期設定完了後に早期着手することが推奨されます。
ユーザー権限付与
セラーセントラルの大口出品者向けの「設定>ユーザー権限」では、スタッフや代理店など複数のユーザーをセラーセントラルのアカウントに追加できます。権限レベルは管理者・閲覧のみ・特定機能のみから設定可能です。小口出品者はセラーセントラルのこの機能を利用できないため、複数人での運用を想定している場合は大口出品を選択してください。
休日・長期休暇の設定
自己発送の場合は、セラーセントラルの「設定>配送設定」から休日設定・営業日設定を行います。年末年始や祝日の発送停止をセラーセントラルで事前に設定しておかないと、休業中でも注文が入り続けます。注文が入った後にキャンセルするとパフォーマンス指標が低下するため、セラーセントラルでの設定を早めに済ませておくことが重要です。
Amazonセラーセントラルへの問い合わせ方法
Amazonセラーセントラルへのサポート問い合わせには、電話・チャット・メール(ケース起票)の3つの手段があります。これらの手段はすべて、セラーセントラルにログイン後のヘルプページから利用する仕組みです。
セラーセントラルへの問い合わせ手順
セラーセントラルのサポートへの問い合わせは、以下の手順で行います。
- Amazonセラーセントラルにログインする
- セラーセントラル画面右上の「ヘルプ」をクリックする
- 「サポートに連絡」を選択する
- 問題のカテゴリーを選択する
- 電話・チャット・メールのいずれかを選んで問い合わせる
セラーセントラルのサポートへの電話番号は、セラーセントラルのログイン後の問い合わせページでワンタイムPIN(暗証番号)が発行される仕組みです。
固定の電話番号は公開されていないため、セラーセントラルにログインできない状態では電話サポートを利用できません。
セラーセントラルにログインできない状態での問い合わせ
セラーセントラルへのログインが不能な場合は、「help.amazon.co.jp」からゲスト状態でケースを起票するか、Amazonから届いているメールへ返信する方法が有効です。問い合わせには、セラーセントラルへの登録時に使用したメールアドレス・氏名・登録ストア名を記載すると、サポート側が対象アカウントを特定しやすくなります。
Amazonセラーセントラルの解約方法
Amazonセラーセントラルのアカウントを解約(閉鎖)するには、セラーセントラル内の「設定>アカウント情報>アカウントの閉鎖」から申請します。
セラーセントラルの解約作業に入る前に、以下の4点を必ず確認してください。
- セラーセントラルに未発送の注文が残っていないことを確認する
- セラーセントラルに紐づいたFBA在庫がある場合は引き取り申請または廃棄申請を完了させる
- Amazonへの未払い残高がないことを確認する
- 大口出品者は月額費用の次回請求日より前にセラーセントラルの解約手続きを行う
セラーセントラルのアカウントを一度閉鎖すると再開ができません。
一時的な販売休止であれば、解約ではなくセラーセントラルの「出品の停止」で対応することを推奨します。
出品停止であれば、セラーセントラルに登録した在庫情報や設定を維持したまま販売を止めることができます。
Amazonセラーセントラルに関するよくある質問

ここからは、Amazonセラーセントラルに関するよくある質問に回答していきます。
セラーセントラルの登録にかかる費用は?
セラーセントラルへのアカウント登録自体に費用はかかりません。小口出品を選択した場合は販売1点ごとに100円の基本成約料が発生し、大口出品を選択した場合はセラーセントラルから月額4,900円(税込)が引き落とされます。
セラーセントラルの2段階認証コードが届かない場合はどうすればよいですか?
まずSMSの受信設定と、セラーセントラルに登録している電話番号の内容を確認してください。それでも届かない場合は、Google AuthenticatorなどのAuthenticatorアプリへの切り替えを推奨します。携帯電話番号を変更している場合は、セラーセントラルの設定から旧番号の解除と新番号の登録を行ってください。
個人でもセラーセントラルに登録できますか?
個人でもセラーセントラルに登録できます。業種選択で「個人」を選び、本人確認書類と住所確認書類を提出すれば登録が可能です。ただし、継続的に販売活動を行う場合は税務・法務上のリスクを避けるために、個人事業主として開業届を提出したうえでセラーセントラルに登録することを推奨します。
セラーセントラルのアカウントが停止した場合の対処法は?
セラーセントラルの「パフォーマンス通知」から停止理由を確認してください。停止理由ごとに、改善計画(Plan of Action)を作成してAmazonへ提出する必要があります。停止理由を正確に把握せずにセラーセントラルへ改善計画を提出しても却下される可能性が高いため、通知内容を丁寧に読んだうえで対応することが重要です。
セラーセントラルのアカウントを複数開設できますか?
セラーセントラルのアカウントは原則として1人1つのルールがあり、無断で複数のアカウントを開設するとポリシー違反によりすべてのアカウントが停止対象となります。正当な事業上の理由がある場合は、事前にAmazonへ申請して許可を取ることが必要です。
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まとめ:セラーセントラルに登録してAmazonで商品を販売しよう

本記事では、Amazonセラーセントラルの基本から解約まで、出品者が押さえるべき情報を一通り解説しました。
- Amazonセラーセントラルは出品者が販売活動のすべてを管理する中枢システムであり、ログインURLはsellercentral.amazon.co.jpで、購買アカウントとは別の出品用アカウント登録が必要
- セラーセントラルの小口出品は月額費用なしで試験運用に向いており、大口出品は月額4,900円だがセラーセントラルの広告・カートボックス・ユーザー権限付与など主要機能が使えるようになる
- セラーセントラルへの登録には本人確認書類・住所確認書類・銀行口座が必須で、大口出品の場合はクレジットカードも必要
- セラーセントラルへの登録時は1アカウント原則・書類不備・VPN使用の3点に特に注意する
- セラーセントラルへの問い合わせはログイン後の「ヘルプ」から行い、電話番号はその都度発行される仕組みのため固定番号はない
- セラーセントラルの解約はアカウント閉鎖から申請するが、一時休止であればセラーセントラルの「出品の停止」で対応するほうが安全
まずセラーセントラルへの登録前に必要書類を揃え、国内の安定した回線環境で登録作業を行うことが、審査をスムーズに通過するための基本です。セラーセントラルの機能や手数料に疑問点があれば、登録前にAmazon公式のヘルプページで確認することをおすすめします。
