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Amazonセラーセントラル登録方法を画像付きで解説【知っておくべき出品のポイント3つも紹介します】

Amazonセラーセントラル登録方法を画像付きで解説【出品のポイント3つも紹介します】

副業の1つとしてAmazonで出品したEC事業を検討している人も多いでしょう。まずはAmazonセラーセントラルに登録が必要になります。

今回は事前に準備するものからセラーセントラルの登録手順、出品のポイントに関しても解説します。

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Amazonセラーセントラルに登録する前に事前に準備するもの

Amazonセラーセントラルに登録する前に事前に準備するもの

セラーセントラルに登録する時に必要なものが4つあります。

①:本人確認書類
②:取引明細書
③:Amazonのアカウントまたはメールアドレス/電話番号
④:クレジットカードと銀行口座

これらの準備をしっかりして登録しましょう。

準備するもの①:本人確認書類

本人確認書類は行政機関が発行したパスポートや運転免許証などの顔写真付きの身分証明証が必要になります。

身分証に記載がある氏名とセラーセントラルに登録する情報が一致し、有効期限内であることが条件となり、マイナンバーカードはNGなのでご注意ください。

提出はスマートフォンなどで撮影した画像か原本のスキャンデータになり、スクリーンショットは審査対象外となります。

ファイル形式も*.png, *.tiff, *.tif, *.jpg, *.jpeg, *.pdf.のどれかと決まっているので、エラーなどが出た際はご確認ください。

準備するもの②:取引明細書

次に過去180日以内に発行された取引明細書が必要になります。

公共料金等の請求書・クレジットカードの利用明細書・インターネットバンキング取引明細などが該当します。

氏名・請求先住所・銀行情報(クレジットカード情報)・発行日や取引履歴がしっかりとわかる画像を準備しましょう。

準備するもの③:Amazonのアカウントまたはメールアドレス/電話番号

登録時にはAmazonアカウントを持つ必要があります。

すでにアカウントを持っている人はそのアカウントを使用し、持っていない人はメールアドレスか電話番号で新規アカウントを作成します。

Amazonアカウントは複数アカウントの作成を禁止していますのでご注意ください。

準備するもの④:クレジットカードと銀行口座

クレジットカードは手数料を払うため、銀行口座はAmazonから売上金を受け取るために必要です。

また登録する際にクレジットカードの利用明細やインターネットバンキングの取引明細が必要になるので準備しておきましょう。

法人で登録する場合は上記に追加して登記簿謄本が必要になります。

Amazonセラーセントラルの登録手順

Amazonセラーセントラルの登録手順

では実際の登録手順を説明します。

先ほども記述しましたがAmazonでは複数アカウントを持つことを禁止しているため、アカウントを持っている方はログインしましょう。

その後「アカウント&リスト」を押して、下の方にあるその他アカウントの「出品サービスアカウント」から「さっそく始める」を押します。

アカウントを持っていない人は新規作成から作りましょう。

出品アカウントを持っていない人は「Amazonアカウント作成」を押します。

アカウント作成画面に切り替わるので名前・Eメールアドレス・パスワードを入力し次へを押すと、登録したメールアドレス宛に確認コードが届くので入力してください。

Amazonセラーセントラルの登録手順1

出典:Amazon公式サイト

所在地・業種・氏名を入力し「同意して続行する」を押します。

次からは法人と個人事業主で異なりますので、ご自身の登録したい方を参照してください。

法人の場合

Amazonセラーセントラルの登録手順:法人の場合

出典:Amazon公式サイト

登記簿謄本を確認しながら法人番号、会社住所などを入力します。電話番号は登記されているもので無くてもよく、連絡がとれるものを登録しましょう。

主な担当者は本人確認書類と同一人物になります。

Amazonセラーセントラルの登録手順:出品者の情報

出典:Amazon公式サイト

必要事項を記入し「保存」を押します。

身元の証明はパスポートか免許証を選択してください。

その後、クレジットカード情報・ストア情報・本人確認書類をアップロードします。

Amazonセラーセントラルの登録手順:認証

出典:Amazon公式サイト

全てのアップロードが完了したら、送信ボタンを押して登録完了になり、3営業日ほどで審査結果がメールで届きます。

個人事業主の場合

Amazonセラーセントラルの登録手順 :個人事業主の場合

出典:Amazon公式サイト

基本的には法人の場合と同じ流れになり、必要事項を入力し「次へ」を押し、クレジットカード情報・ストア情報・本人確認書類をアップロードします。

Amazonセラーセントラルの登録手順:個人事業主、認証

出典:Amazon公式サイト

全てのアップロードが完了したら、送信ボタンを押して登録完了になり、3営業日ほどで審査結果がメールで届きます。

セラーセントラル登録後の流れ

セラーセントラルに登録が完了したら商品の登録をし、出品する流れとなります。

Amazonでは商品カテゴリーによって安全性の証明が必要な「制限対象商品」があり、出品する前に出荷許可申請を提出しAmazon側で許可を得る必要があります。

出荷許可申請が必要な商品には、酒類・医薬品・電子製品・電子機器など多数ありますので事前にAmazon公式サイトでご確認ください。

最初に商品の出品情報を作成します。

別の人が出品している場合は既存の出品情報を照合し、ご自身が最初の出品者もしくは唯一の出品者にあたる場合は新しい商品情報の作成が必要になります。

ほとんどの商品にはUPCやASINといった製品コードが存在し識別されているため、検索で登録されているか確認すると効率よく商品を登録できるでしょう。

オリジナル商品やハンドメイド商品など製品コードがない商品を販売する場合はカテゴリ毎に「製品コード免除申請」が必要になります。

一度商品カテゴリーで申請が通過した商品は、その後同様のカテゴリー商品は全て製品コード無しで出品が可能です。

Amazonのアカウント作成時における2つの注意点

Amazonのアカウント作成時における2つの注意点

Amazonでアカウントを作成する際には、以下の2つに注意しましょう。

①作成したアカウントが停止される
②誤って海外のアカウントを作成した場合

注意点①:作成したアカウントが停止される

新規でアカウントを作成した場合、マーケットプレイス設定時に「北米」と「ヨーロッパ」にチェックを入れるとAmazonアメリカとヨーロッパでアカウントが作成されます。

ただアカウントを作成するためにはそれぞれの国に対して個人情報を提示しなければなりません。

個人情報が未提示だと海外のアカウントが停止され、その後日本のアカウントも停止されます。

そのため北米とヨーロッパのチェックは外して登録しましょう。

注意点②:誤って海外のアカウントを作成した場合

誤って海外のアカウントを作成した場合に削除して再度作り直しても海外のマーケットプレイスが残ったままになり登録できません。

そのため一度海外のアカウントに日本のログイン情報でログインし、登録をキャンセルすることで解決できます。

また海外のテクニカルサポートに英語でメールし日本以外のマーケットプレイスを閉鎖したいことを送ります。間違っても日本のアカウントを削除しないように注意しましょう。

知っておくべきAmazonの小口出品と大口出品の違い

知っておくべきAmazonの小口出品と大口出品の違い

Amazonで出品アカウントを作成する前に必ず出品形態の違いを理解しておきましょう。

出品形態には「大口出品」と「小口出品」の2つの出品形態があり、手数料などが異なります。

小口出品について

1ヶ月に販売する予定の商品が49点以下の場合は小口出品がおすすめです。

小口出品プランでは販売手数料に加え、1商品が購入されるたびに100円の成約料がかかります。

まずはお試しで始めたい人や自社商品が無い人は小口から始めるのも良いですが、売上を伸ばしたい人や本格的に運営されたい場合は大口の方が良いでしょう。

大口出品いついて

大口出品は商品の出品や販売の有無に関わらず月額登録料4,900円(税抜)がかかります。

基本成約料はかかりませんが、本やCDなどのメディア系商材の場合はカテゴリー別成約料が発生しますので覚えておきましょう。

また大口出品は在庫ファイルを使用した一括商品登録・注文数や売上金額などの各種レポート取得と分析・カートボックスの取得・新規出品・配送料の設定などメリットが沢山あります。

売上を伸ばしたい方は大口出品がおすすめです。

Amazonセラーセントラルにおける各種手数料

Amazonセラーセントラルにおける各種手数料

Amazonセラーでは販売手数料や成約料、配送代行手数料など各種手数料が発生します。

①販売手数料
②成約料
③配送代行手数料
④在庫保管手数料
⑤その他手数料

それぞれの手数料を解説していきますね。

手数料①:販売手数料

出品者には販売された商品ごとに販売手数料が発生します。

商品ごとに最低販売手数料が定められており、出品者は販売手数料か商品ごとの販売最低手数料のいずれか多い方を支払います。

手数料②:成約料

本・CD・DVD・ビデオなどのメディアを販売する場合、販売手数料とは別にカテゴリー別成約料を支払う必要があるので注意してください。

手数料③:配送代行手数料

Amazonで販売した商品を発送する場合、自己発送する方法とFBAを利用して発送する場合の2つから選べます。

自己発送する場合には配送代行手数料はかかりませんが、FBAを利用して発送する場合は商品の大きさと重量により小型・標準・大型・特大の4つに区分された手数料がかかります。

手数料④:在庫保管手数料

在庫商品を自社で保管する場合に手数料はかかりませんが、Amazonの倉庫で保管する場合は商品のサイズと期間によって在庫保管手数料がかかり、日割りの月単位で請求されます。

手数料⑤:その他手数料

その他にも発生する手数料を解説します。

・長期在庫保管手数料
保管期間が365日を超えた場合に発生するもの

・FBA在庫の返送/所有権の放棄手数料
在庫の処分や返送を依頼するときに発生するもの

・購入者返品手数料
返品送料無料の商品が30日以内に返品された場合に発生するもの

・在庫保管超過手数料
Amazonが指定した保管期限を超過した場合に発生するもの

Amazon出品におけるポイント3つ

Amazon出品におけるポイント3つ

Amazonで出品をすればなんでも売れるわけではありません。販売における大切なポイントを3つ紹介します。

①毎日最安値を確認する
②カートボックスを獲得する
③広告を利用する

出品ポイント①:毎日最安値を確認する

出品した商品もしくは出品したい商品の最安値を毎日確認しましょう。

他の人も販売している相乗り商品では時期やトレンドに応じて価格競争が激しくなり、最安値は日々更新されます。

ただ、価格競争になると利益が出にくくなるのでご注意ください。

出品ポイント②:カートボックスを獲得する

Amazonではカタログ主義と呼ばれ1商品につき1ページというルールにのっとり運営されています。

既存商品を出品する場合は相乗り出品することになり、出品者が複数いる場合はランク付けされ、1位を取ると「カートボックス」を獲得でき効率よく販売できるでしょう。

カートボックスを獲得するには、大口出品・最安値で販売 ・出品の実績と評価・配送プラン・在庫数を満たす必要があります。

出品ポイント③:広告を利用する

Amazonで出品した商品は上位表示されると購入率が高くなります。

上位表示させる有効な手段の1つとして広告を利用する方法があり、その中でもクリック課金型で簡単に出稿できる「スポンサープロダクト広告」がおすすめ。

スポンサープロダクト広告を利用するには大口出品・商品が新品・カートボックスの取得・日本国内の全ての住所に発送できるなどの条件があります。

セラーセントラルに登録してAmazonで商品を販売しよう

セラーセントラルに登録してAmazonで商品を販売しよう

本人確認書類などの必要書類を準備してAmazonのセラーセントラルに登録し商品の販売を始めましょう。

本格的に運用を考えている人は大口出品を選択し、カートボックスの取得や広告を上手く利用して販売して売上につなげましょう。

この記事を書いた人

株式会社Wacworks 代表取締役社長 舟瀬
2021年11月に創業。自社サイト、楽天市場、Yahooショッピング、AmazonなどECサイト・モールに特化したコンサルティング事業を行っています。"売上をグロースさせたことがあるコンサルタント"のみをパートナーとしてアサインし、EC事業者さまの売上・利益を最大化するお手伝いをさせていただきます。
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