Amazon広告の出し方を紹介!広告の種類やかかる費用も解説

「Amazon広告の出し方がわからない…」
「広告の種類と費用が知りたい」
Amazonでは、自社の商品やサービスを広告として掲載できます。広告の種類も豊富なため、自社のターゲットやマーケティング戦略に合わせた運用が可能です。
一方でAmazon広告の運用を行っている企業は数多くあるため、やみくもに広告を使っただけでは、狙った通りの効果を得ることは難しいでしょう。
この記事では、Amazon広告の概要や種類、費用、出し方から成果を上げるためのコツまで解説します。
広告効果を最大限に発揮し、利益を上げていくためにも、Amazon広告の運用についてしっかりと理解しておきましょう。
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目次
そもそも「Amazon広告」とは

「Amazon広告」とは、世界最大級のECプラットフォームである「Amazon(アマゾン)」で配信する広告のことです。
Amazon出品者専用の広告がメイン
Amazon広告は、Amazonのウェブサイトやアプリ上に広告を掲載できるサービスです。Amazon広告を活用することで、Amazonを訪問するユーザーに商品やブランドを効果的にアピールできます。
Amazon広告にはさまざまな種類の広告が用意されていますが、基本的にはAmazon出品者が使う広告です。そのため、ごく一部の広告を除いては、Amazon出品者として登録をしていない人は、Amazon広告を使用できません。
ターゲット層に効率よくアピールできる
Amazon広告は、Amazonサイト内やアプリへ訪問した人へアピールできる広告です。
Amazonに訪問するユーザーは、基本的に商品を探しており、ニーズに合う商品があれば購入したいと考えている「購買意欲が高いユーザー」です。
また、Amazonで商品を探している人の多くは、普段からAmazonで購入しています。そのため、コンバージョンにつながりやすいターゲット層へ、商品やブランドを見てもらう機会を創出できます。
広告なしでAmazonで売上を拡大するのは難しい
日本におけるECサイトの売上を見ると、2021年には日本でAmazonを運営している「アマゾンジャパン」の売上高は2兆円以上となっています。これは、日本のECサイトの中でもトップレベルの集客力と売上規模です。
Amazonは、出品している店舗が多いため、ただ出品しているだけではライバル商品に埋もれてしまい、ユーザーになかなか見つけてもらえません。Amazon広告を活用することで、自社で出品している商品をターゲット層に露出できるようになるため、Amazonで売上を上げるなら広告運用は欠かせない要素といえます。
参考:【EC売上ランキング2022年版】1位はアマゾン、2位はヨドバシ、3位はZOZO | 通販新聞ダイジェスト | ネットショップ担当者フォーラム
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Amazon広告の種類7つ

Amazon広告の種類は、以下の7つに分類されます。
- 広告らしさが少ない「スポンサープロダクト広告」
- ブランドをアピールできる「スポンサーブランド広告」
- さまざまな媒体に配信できる「スポンサーディスプレイ広告」
- 外部から顧客を呼び込める「Amazon DSP」
- 2種類から選べる「動画広告」
- 音声配信サービスに出せる「音声広告」
- オーダーメイドの広告を作れる「カスタム広告ソリューション」
それぞれの広告がどのようなものかを解説していきます。
広告らしさが少ない「スポンサープロダクト広告」

スポンサープロダクト広告とは、Amazon内でユーザーが商品を検索したときや商品の詳細ページを開いたときに表示される広告のことです。
スポンサープロダクト広告では広告を表示させるためのキーワードを設定し、そのキーワードでユーザーが検索した際に検索結果ページに、広告が表示されます。そのため広告らしさが少なく、自然な形で商品の宣伝が可能です。
また、ユーザーがクリックした場合のみ料金が発生する「クリック課金制」を採用しているため、コストをかけずに運用ができることも特徴です。
参考:スポンサープロダクト広告 – 商品の売り上げ促進 | Amazon Ads
スポンサープロダクト広告については、以下の記事で解説しているので、詳しく知りたい方は参考にしてください。
ブランドをアピールできる「スポンサーブランド広告」


スポンサーブランド広告は、スポンサープロダクト広告と同様にユーザーが商品を検索した際に表示される広告ですが、商品に加えてブランドロゴの表示もできる広告のことです。
検索結果より上位に表示されたり、検索結果画面の中段を大きく占有する形で表示されるため、ブランドの認知度向上などに役立ちます。
ユーザーがスポンサーブランド広告をクリックすると、自社の商品ページに飛ぶので、購入を促すこともできます。この広告を利用する場合は、事前にブランド登録が必要になるため、設定を忘れずに行いましょう。
参考:スポンサーブランド広告 – ブランド認知度の向上 | Amazon Ads
さまざまな媒体に配信できる「スポンサーディスプレイ広告」


スポンサーディスプレイ広告とは、以下のようなさまざまな箇所に掲載される広告のことです。
- Amazonのトップページ
- Amazonの商品詳細ページ
- Amazonの検索結果ページ
- Amazonが所有するサイト(TwitchやIMDbなど)
Amazon独自のマーケティング戦略に基づいて、特定の商品やユーザーの興味にあわせたアプローチができ、広告から商品購入ページへ遷移させることも可能です。Amazon以外のサイトにも掲載できることから、別のサイトで商品の情報を調べているユーザーに対しても効果的な訴求が行えるのが強みです。
参考:スポンサーディスプレイ広告 – ディスプレイ広告キャンペーンの作成 | Amazon Ads
外部から顧客を呼び込める「Amazon DSP」
Amazon DSPとは、Amazon以外のWebサイトにも広告を掲載できる機能のことです。DSPとは、「Demand-Side Platform」の頭文字を取ったもので、広告の配信を希望しているプラットフォームという意味になります。
Amazon以外にも広告掲載ができるため、Amazonに流入したユーザーのみにアプローチするスポンサー広告よりも広い範囲までリーチ可能です。また、動画広告とディスプレイ広告のどちらも選択できるため、商品の特徴に合わせた広告を打てます。
参考:Amazon DSP – デマンドサイドプラットフォームを使用したキャンペーンの作成 | Amazon Ads
Amazon DSPについては、以下の記事で解説しているので、詳しく知りたい方は参考にしてください。
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2種類から選べる「動画広告」
Amazonの動画広告では「ストリーミングTV広告」と「オンライン動画広告」の2種類から選べます。
ストリーミングTV広告とは、Amazonが運営しているPrime VideoやFire TVなどの動画配信サービスに流す広告のことです。Amazonプライム会員など、Prime Videoを日常的に活用しているユーザーに対してリーチができます。
オンライン動画広告は、アマゾンのサービスにとどまらず、他のサービスでも配信される広告になります。
参考:スポンサーブランド動画広告 – 広告仕様とガイドライン | Amazon Ads
音声配信サービスに出せる「音声広告」
音声広告とは、ラジオの広告のように音声のみで配信する広告のことです。Amazon Musicなどの音楽配信サービスなどに、広告を配信することが可能になります。また、EchoやFire TVなどのAlexa対応デバイスへの配信にも対応しています。
音声配信は昨今、急成長を遂げている分野であり、2025年には420億円まで市場規模が上がっていくと予想されているため、商品の特徴にあっていれば積極的に活用したい広告になります。
参照:音声広告 – 音声広告キャンペーンの作成 | Amazon Ads
デジタル音声広告の市場規模は2020年に16億円、2025年には420億円に | デジタルインファクト
オーダーメイドの広告を作れる「カスタム広告ソリューション」
カスタム広告ソリューションとは、Amazonのサポートを受けながら自社オリジナルの広告をオーダーメイドで作成できるサービスのことです。単純な広告作成ではなく、ブランドの認知度からコンバージョン、効果検証までを広告主の目標に合わせて二人三脚で取り組んでくれるのが特徴です。
カスタム広告ソリューションの一例としては、任天堂とAmazonが手を組み、スーパーマリオブラザーズ35周年を記念して作成したオンボックス広告があります。カスタムAmazonボックスとして、コレクターの間でも人気を博しました。
参照:カスタム広告ソリューション – カスタム広告キャンペーン | Amazon Ads
ボックスがビルボードになる時: Amazonのオンボックス広告 | Amazon Ads
Amazon広告のターゲティング

Amazon広告を配信する際のターゲッティング方法としては、以下の4種類が挙げられます。
- キーワードの指定をしない「オートターゲティング」
- キーワードを指定する「キーワードターゲティング」
- カテゴリーやブランドで絞り込む「商品ターゲティング」
- ユーザーの属性に合わせて配信できる「興味関心ターゲティング」
それぞれの方法について解説していきます。
キーワードの指定をしない「オートターゲティング」
オートターゲティングとは、自動でターゲティングを行う方法です。自社でキーワードを指定せず、Amazon側のAIによって自動で「どのキーワードで表示させるか」が決定されます。
自社でキーワードを設定しないため、幅広い層にリーチができたり、自社がターゲットとしていなかった層にもアプローチができたりします。また、キーワード選定などの手間もかからないため、すぐに広告の配信が始められるのもメリットです。
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キーワードを指定する「キーワードターゲティング」
キーワードターゲティングとは、自社が狙いたいキーワードを設定し、そのキーワードで検索をかけたユーザーの検索結果や商品ページへ広告を配信する方法です。自社でキーワードを設定するため、ターゲット層をきちんと絞り、的確なキーワードを選択することが求められます。
なお、キーワードは完全一致から部分一致、フレーズ一致から設定が可能です。より確度の高い広告を配信したい場合には完全一致、幅広い層にリーチをかけたい場合には部分一致というように使い分けるとよいでしょう。
カテゴリーやブランドで絞り込む「商品ターゲティング」
商品ターゲティングとは、商品のカテゴリーからブランド、価格帯等で絞りこみ、広告を配信するターゲティング方法です。
スポンサープロダクト広告では、広告で配信する商品と類似する商品が検索された際に広告が表示されたり、ASINで指定した商品とともに広告が表示されたりします。
自社の商品を競合商品の詳細ページに表示させる戦略に活用できます。
ユーザーの属性に合わせて配信できる「興味関心ターゲティング」
興味関心ターゲティングとは、Amazonでユーザーの行動を指定して配信できる広告のことです。Amazon内でユーザーがどのような商品を閲覧しているか、購入しているかなどのデータをもとに148の興味関心リストからユーザーの属性が指定されます。
リストの中から、ターゲティングしたいカテゴリーを指定すると、直近14日間の間に指定したカテゴリーを閲覧したユーザーに対して広告が配信されます。すでに商品の検索を行うなど、購買意欲が高いユーザーに対してリーチできるのが特徴です。
Amazon広告にかかる費用
Amazon広告は、Amazon内で展開される「内部向け広告」とAmazon以外にも広告を配信できる「外部向け広告」に分類されます。
内部向け広告は、7つの広告種類の内「スポンサープロダクト広告」「スポンサーブランド広告」「スポンサーディスプレイ広告」の3つです。残りの広告が外部向け広告になります。
内部向け広告と外部向け広告のそれぞれの費用相場は以下の通りです。なお、広告費用については変動する可能性があるため、運用前に最新の情報を確認しておいてください。
<Amazon広告の費用相場>
広告の種類 | 最低出稿料金 | 課金形式 | 費用 |
スポンサープロダクト広告 | なし | クリック課金 | 1クリックあたり5〜10円 |
スポンサーブランド広告 | なし | クリック課金 | 1クリックあたり5〜10円 |
スポンサーディスプレイ広告 | なし | クリック課金 ※広告が1,000件表示されるごとに発生する「ビューアブルインプレッション単価」も選択可能 | 1クリックあたり5〜10円 |
Amazon DSP | 3,000,000円〜 ※代理店によって運用料金が変わる可能性あり | CPM課金 | 3,000,000円〜 |
Amazon広告を運用する際には、どのような狙いを持ってどの広告で運用するかを決めておくことが大切です。
たとえば商品やブランドの認知向上を図りたいのであれば、スポンサーブランド広告が適切です。ただし、ブランド登録者でなければ利用できないため、相乗り出品者はスポンサープロダクト広告を利用することになります。
Amazon内に露出するのか、Amazon外部にリーチしたいのかによっても選択肢が異なります。予算や目的に合わせて広告を選定しましょう。
Amazon広告の費用については、以下の記事で解説しているので、詳しく知りたい方は参考にしてください。
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Amazon広告「スポンサープロダクト広告」の出し方

スポンサープロダクト広告は、検索キーワードに合わせやすいため、初心者におすすめの広告です。
大口出品者としての登録されているアカウントで、かつAmazonで良好な状態を維持していることがスポンサープロダクト広告の利用条件となっています。
【事前準備】出稿する商品とキーワードを選定しておく
スポンサープロダクト広告は、Amazon内でユーザーが商品を検索したときなどに表示される広告です。そのため、スポンサープロダクト広告に出稿する際は「露出させたい商品」と「検索キーワード」が必要になります。キーワードによって成果が大きく変わるため、事前にリサーチしておきましょう。
また、スポンサープロダクト広告には、制限対象商品や広告掲載禁止商品が設定されています。商品がスポンサープロダクト広告への出稿を許可されているのか事前に確認しておくことをおすすめします。
参照元:スポンサープロダクト広告の利用資格要件|Amazon Ads
キャンペーンを作成する
スポンサープロダクト広告を出稿するには、まずキャンペーンを作成します。
キャンペーン作成は、以下の手順で行います。
- セラーセントラルのメニュー画面
- 広告
- 広告キャンペーンマネージャー
- 「キャンペーンを作成する」をクリック
- 国セレクターでキャンペーンを作成する国を確認
- 「スポンサープロダクト広告」を選択
キャンペーンの設定セクションでは、以下の情報を登録します。
【キャンペーン名】
どのような広告か名前を付けて管理できます。キャンペーン名は広告に表示されたり、ユーザーに見られたりすることはありません。わかりやすいキャンペーン名をつけましょう。
【1日の予算】
スポンサープロダクト広告で出稿する広告の予算の上限を設定します。いつでも変更できますが、はじめて使う場合は、少ない金額で設定しながら様子を見ましょう。
【開始日と終了日】
広告キャンペーンごとの開始日や終了日を設定します。キャンペーンは、送信後1~2時間で掲載され、いつでも一時停止や再開、掲載日時の変更が可能です。
ターゲティングと入札価格を設定する
ターゲティングでは、以下の2つのいずれかでキーワードや商品を設定します。
- オートターゲティング:自動でキーワードや商品を設定してくれる。初心者向け
- マニュアルターゲティング:キーワードや商品を手動で設定する。
はじめて広告を使う場合や、まずは様子見で使ってみたい場合は「オートターゲティング」から始めてみましょう。
キャンペーンの入札戦略を設定する
キャンペーンの入札戦略では、以下のいずれかを選択できます。
- 動的な入札額-ダウンのみ:購入されにくい場合は入札単価を引き下げ
- 動的な入札額-アップとダウン:購入されやすい場合は入札単価を引き上げ、購入されにくい場合は入札単価を引き下げる
- 固定入札額:入札単価の引き上げ・引き下げを行わない
明確な戦略が決まっていなければ、「ダウンのみ」から始めることをおすすめします。
広告グループやポートフォリオを設定する
広告グループやポートフォリオを設定することで、複数の広告キャンペーンをひとつのグループでまとめてチェックできます。
- 広告グループ:複数のキャンペーンをひとつのフォルダにまとめることができます。
- ポートフォリオ:複数の広告グループをフォルダにまとめる機能です。ポートフォリオごとに月の予算や特定期間の予算を設定できます。
最初の方は設定しなくても問題ありませんが、広告を複数出稿している場合は広告グループやポートフォリオを活用してまとめておくと管理しやすくなります。
どちらもユーザーの目にはつかないため、広告担当者がわかりやすい名前をつけると良いでしょう。
参照元:スポンサープロダクト広告キャンペーンを作成|Amazon Ads
Amazon広告「スポンサーブランド広告」の出し方

スポンサーブランド広告は、Amazonブランド登録に登録済みの出品者が利用できる広告です。この広告では、商品コレクション、ストアスポットライト、動画といった多様な広告フォーマットを活用してブランドをアピールできます。
【事前準備】広告クリエイティブを用意しておく
スポンサーブランド広告では、キャンペーンの目標に応じて、適切な広告フォーマットを選ぶ必要があります。フォーマットによって、準備するクリエイティブが変わります。
- 商品コレクション:少なくとも3点以上の商品が必要
- ストアスポットライト:4ページ以上のストアページと、各ページに固有の商品が1つ以上必要
- 動画:単一商品やブランドの動画が必要
どのフォーマットで出稿するか先に決め、必要なクリエイティブを準備しておきましょう。
キャンペーンを作成する
スポンサーブランド広告のキャンペーンは、以下の手順で作成します。
- セラーセントラルのメニュー画面
- 広告
- 広告キャンペーンマネージャー
- 「キャンペーンを作成する」をクリック
- 国セレクターでキャンペーンを作成する国を確認
- 「スポンサーブランド広告」を選択
キャンペーンの設定セクションでは、以下の情報を登録します。
【キャンペーン名】
キャンペーンのタイトルを自由に付けられます。キャンペーン名は広告に表示されたり、ユーザーに見られたりすることはありません。わかりやすいキャンペーン名をつけましょう。
【キャンペーン予算】
1日の予算かライフタイム予算(このキャンペーンに費やしてもよい合計額)のいずれかを設定します。キャンペーン作成後は1日の予算とライフタイム予算の切り替えができないため注意が必要です。
【開始日と終了日】
広告の掲載期間を設定します。終了日を設定せずに常時掲載することも可能です。
【目標】
目標に合ったキャンペーン目標を選択する項目です。「ページ訪問数の促進」か「ブランドインプレッションシェアの拡大」から選択します。
ブランドインプレッションシェアとは、検索結果ページ上部に掲載されるブランド広告です。アクセス数を増やしたいならページ訪問数の促進、露出を増やしたいならブランドインプレッションシェアの拡大を選択します。
広告フォーマットを選択する
広告フォーマットは、「目標」の設定によって選択できる種類が変わります。
- 商品コレクション:ブランドロゴと商品セレクションを同時に表示するフォーマットです。少なくとも3点以上の商品が必要になります。
- ストアスポットライト:ストアのサブページをプロモーションする際に使用します。4ページ以上のストアページと、各ページに固有の商品が1つ以上必要です。
- 動画:単一商品やブランドの動画を掲載し、商品詳細ページまたはストアへリンクします。
ターゲティングと入札価格を設定する
選択したキャンペーン目標と広告フォーマットに応じて、ターゲティング方法と入札額を設定します。
- キーワードターゲティング
- 商品ターゲティング
「ページ訪問数の促進」を目標に選んだ場合、ターゲティングの種類を選択して入札額を入力します。このとき、キーワードターゲティングと商品ターゲティングは同時に使用できません。
「ブランドインプレッションシェアの拡大」を目標に選んだ場合、キーワードターゲティングのみ設定できます。
【キーワードターゲティング】
ユーザーの検索キーワードに合わせて商品検索や商品詳細ページに商品を表示します。キャンペーンに追加できるキーワードの最大数は1,000個です。
キーワードターゲティングでは、ターゲティンググループを戦略の一部として使用できます。ターゲットグループには、ブランドに関連するキーワードとランディングページに関連するキーワードの2つがあります。
- ブランドに関連するキーワード: ブランド検索やブランドインプレッション促進によく使われるキーワードを設定。
- ランディングページに関連するキーワード: ストアページや商品詳細ページへのトラフィックを促進する関連キーワード。
【商品ターゲティング】
カテゴリー全体や個々の商品をターゲットに設定し、リーチを拡大または絞り込みます。
競合商品のユーザーに自社商品をアピールするなど、キーワードターゲティングとは異なるアプローチができます。
広告クリエイティブを設定する
選択した広告フォーマットに応じて、広告クリエイティブを作成・提出します。フォーマットの設定内容は以下のとおりです。
- 商品コレクション:ブランド名とロゴ、見出し、カスタム画像(商品やブランドの利用シーン画像)を設定します。AI生成画像も利用可能です。
- ストアスポットライト:ブランド名とロゴ、見出し、プロモーションするストアの3つのサブページを追加します。
- 動画:ブランド名とロゴ(ストアにリンクする場合)、見出し(ストアにリンクする場合)、動画をアップロードします。
すべての手順が完了したら、「審査に提出」ボタンをクリックして申請完了です。承認されると掲載が開始され、キャンペーンパフォーマンスはキャンペーンマネージャーで確認できるようになります。
審査は早ければその日のうちに、遅くとも3営業日程度で完了します。
Amazon広告「スポンサーディスプレイ広告」の出し方

スポンサーディスプレイ広告は、Amazonブランド登録に登録済みの出品者が利用できる広告です。
【事前準備】出稿する商品とターゲット像を決めておく
スポンサーディスプレイ広告では、人の興味や行動を元に、ターゲット層を絞り込んで広告を配信できます。どのような層に、何をアプローチしたいのかを事前に決めておきましょう。
キャンペーンを作成する
スポンサーディスプレイ広告を出稿するには、まずキャンペーンを作成します。
キャンペーン作成は、以下の手順で行います。
- セラーセントラルのメニュー画面
- 広告
- 広告キャンペーンマネージャー
- 「キャンペーンの作成」をクリック
- 「スポンサーディスプレイ広告」を選択
キャンペーンの設定セクションでは、以下の情報を登録します。
【キャンペーン名】
どのような広告か名前を付けて管理できます。キャンペーン名は広告に表示されたり、ユーザーに見られたりすることはありません。わかりやすいキャンペーン名をつけましょう。
【1日の予算】
スポンサーディスプレイ広告で出稿する広告の予算の上限を設定します。いつでも変更できますが、はじめて使う場合は、少ない金額で設定しながら様子を見ましょう。
【開始日と終了日】
広告キャンペーンごとの開始日や終了日を設定します。キャンペーンは、送信後1~2時間で掲載され、いつでも一時停止や再開、掲載日時の変更が可能です。
ターゲティングを設定する
スポンサーディスプレイ広告では、コンテキストターゲティングかオーディエンスターゲティングのいずれかを設定し、ターゲットを指定します。それぞれに設定できる内容は以下のとおりです。
【コンテキストターゲティング】
コンテキストターゲティングは、商品やカテゴリーなどを指定できるターゲティング方法です。以下の3つのターゲティング方法から選択できます。
- 商品ターゲティング:商品ターゲティング:特定の商品ページや、類似商品を閲覧しているユーザーに広告を表示する。
- カテゴリーターゲティング:特定の商品カテゴリーを閲覧しているユーザーに広告を表示する
- 絞り込み:ブランド、価格、評価、プライム配送利用資格などでカテゴリーを絞り込む。
【オーディエンスターゲティング】
オーディエンスターゲティングは、ユーザーの行動を使って関連性の高い広告を表示するターゲティング方法です。以下の3つのターゲティング方法から選択できます。
- Amazonオーディエンス:ユーザーの興味関心や特定カテゴリーの商品の購入、ライフイベント(引っ越し、結婚など)にかかわる活動をしているユーザーに広告を表示する。
- 閲覧リマーケティング:過去に特定の商品ページやカテゴリー、ブランドなどを閲覧したユーザーに広告を表示する。
- 購入のリマーケティング:過去に特定の商品ページやカテゴリー、ブランドなどを購入したユーザーに広告を表示する。
最適化戦略を選択する
スポンサーディスプレイ広告では、以下の3つの最適化戦略のうちいずれかを選択します。
- リーチに合わせた最適化:広告の表示回数を最大化する
- コンバージョンに合わせた最適化:商品の購入率を最大化する
- ページの訪問数に合わせた最適化:広告のクリック数を最大化する
最適化戦略は、目的に合わせて選択しましょう。
リーチに合わせた最適化は、幅広い層に商品やブランドを認知させたい場合に有効です。購入率を重要視する場合は、コンバージョンに合わせた最適化が適しています。
競合商品を検討しているユーザーを自社の商品ページへ呼び込みたいなら、ページの訪問数に合わせた最適化がおすすめです。
広告グループやポートフォリオを設定する
広告グループやポートフォリオを設定することで、複数の広告キャンペーンをひとつのグループでまとめてチェックできます。
- 広告グループ:複数のキャンペーンをひとつのフォルダにまとめることができます。
- ポートフォリオ:複数の広告グループをフォルダにまとめる機能です。ポートフォリオごとに月の予算や特定期間の予算を設定できます。
最初の方は設定しなくても問題ありませんが、広告を複数出稿している場合は広告グループやポートフォリオを活用してまとめておくと管理しやすくなります。
どちらもユーザーの目にはつかないため、広告担当者がわかりやすい名前をつけると良いでしょう。
「何から見直せばいいかわからない」「独学に限界を感じている」方でも、すぐ実践できる改善ステップをわかりやすく解説しています。
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Amazon広告を出す際の注意点

Amazon広告は利用規約に基づいて出稿することが求められます。とくに以下の2点については、事前にきちんと確認しておくことが大切です。
- 広告を出せない商品がある
- 在庫がなくなると広告は非表示になる
それぞれの注意点について解説していきます。
広告を出せない商品がある
Amazon広告では、商品を広告として出せないものがあります。具体的には下記の商品は広告を掲載できません。
- アダルト関連の商品
- タバコ類の商品
- 銃刀類などの危険物として扱われる商品
- 医薬品や医療機器などの商品
- 中古品や再生品
- その他利用規約で禁止されている商品
広告を出したいと考えている商品が上記に該当をしていないか、出稿前に確認をしておきましょう。
在庫がなくなると広告は非表示になる
広告を出稿している商品が在庫切れになると、Amazonの広告が非表示になります。非表示になってしまうとユーザーは商品を見つけることができなくなり、購入の機会損失につながってしまいます。
一度広告が非表示になると、広告を使ったことで積み重ねてきた「運用実績」が途切れてしまいます。在庫を補充して広告を再開したとしても、以前と同じように有利な位置に広告を掲載できなくなるケースも。
在庫を補充したからといって、在庫切れを起こす前の状態に元通りになるわけではないため、Amazonでは在庫を常に把握しながら広告運用していくことが大切になります。
Amazonで在庫切れを起こした場合の致命的なリスクについては、以下の記事で解説しているので、詳しく知りたい方は参考にしてください。
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Amazon広告を使って成果を上げるコツ

Amazon広告は効果的に使うことで、成果に繋がっていきます。運用する際には、以下の3つのコツを意識するとよいでしょう。
- 広告ランクを上げる
- 商品ページを充実させる
- 商品との関連性が強いキーワードに絞る
それぞれのコツについて具体的に解説していきます。
広告ランクを上げる
Amazon広告には広告ごとに「ランク」が設定されており、このランクが高いと、同じ条件で広告を出稿したとしても、有利な掲載位置に表示されやすくなります。
たまに、広告ランクは入札額のみで決められると思っている人を見かけますが、実際は以下の3つの要素でランクが変わります。
- 広告と検索キーワードの関連性があるか
- クリックされる見込みのある広告か
- 入札額
つまり、入札額だけではなく、広告そのものの精度や適切さも影響があるということです。
「何から見直せばいいかわからない」「独学に限界を感じている」方でも、すぐ実践できる改善ステップをわかりやすく解説しています。
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商品ページを充実させる
Amazon広告を出す目的は、ユーザーに商品を購入してもらうことです。しかし、広告の運用ばかりに気が入ってしまい、本来の商品ページが薄くなってしまっていることは少なくありません。
商品ページへ訪れたユーザーは、購買意欲が高い可能性があります。そのユーザーがどのような情報を求めているのか、購入するためにどのような情報が必要なのかを考えて、ページを充実させることが大切です。
商品ページを作りこむ際は、オーガニック検索で上位に表示されている競合の人気商品の詳細ページを参考にするとよいでしょう。
また、商品画像のクオリティによってコンバージョン率が大きく変わるケースも少なくありません。商品画像については、以下の記事で解説しているので、詳しく知りたい方は参考にしてください。
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商品との関連性が強いキーワードに絞る
効果的に商品を訴求するためには、商品との関連性が強いキーワードに絞ることも大切です。実際にAmazonもキーワード戦略が非常に大切であると説明しています。
参照:キーワード戦略の開始および改善方法 | Amazon Ads
ターゲットとすべきキーワードとしては、商品の特徴や素材、メリットなどを明確にした具体的なものが推奨されています。また、設定したキーワードで効果が出ているか確認し、新しいキーワードを追加する際には検索ワードレポートのチェックが望ましいです。
最初から最適なキーワードが設定できるとは限りません。データを確認し、試行錯誤を繰り返しながら、商品と関連性が強いキーワードを設定するとよいでしょう。
キーワード選定については、以下の記事で解説しているので、詳しく知りたい方は参考にしてください。
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レポートを確認し改善に活かす
Amazon広告レポートを確認し改善に活かすためには、データに基づいてPDCAサイクルを回すことが不可欠です。レポートを継続的にチェックし、改善に活かすことで、広告効果の最大化と無駄コスト削減を実現できます。
広告レポートをチェックする際は、以下の手順でダウンロードできます。
- セラーセントラルへログイン
- 広告管理画面
- 効果測定とレポート
- スポンサー広告レポート
なお、広告レポートは最大2か月分までしか取得できません。月ごとのルーティンに組み込むなど、こまめにダウンロードしましょう。
売れないと感じたらAmazon広告の運用代行に頼ろう
Amazon広告を効果的に運用するためには、広告の運用経験が豊富な人材や広告運用のノウハウが必要になります。
Amazon広告を運用しているのに、なかなか成果に繋がらない場合は、「運用代行」を検討してみるのもおすすめです。運用代行を扱っている代理店は、広告運用のノウハウを持っているので、代理店に頼めば成果を出すまでの時間の短縮も期待できます。
また、広告運用業務は広告を設定するだけでなく、広告の効果検証やその後の改善案の作成、結果報告書の作成など多岐にわたります。運用代行に依頼することで、広告運用業務の負担がなくなり、自社の人材リソースを消耗せずに済む点も魅力です。。
自社に広告運用のノウハウがなく、Amazon広告の運用で早く結果を出したいと考えているのであれば、積極的に活用してみてください。
Amazon広告の運用代行おすすめ代理店

実際にAmazon広告の運用代行を外注したい場合、どの代理店に頼むとよいのでしょうか?
ここからは、運用代行におすすめの代理店を4つ紹介します。ぜひ、参考にしてみてください。
株式会社Wacworks

- 顧客と戦略に合わせた費用対効果+Amazonサーチをハックするサービスを提案
- 費用対効果を高めるための運用をすべて代行
- 豊富な広告運用実績
株式会社Wacworksは、EC業界で結果を出した実績のあるフリーランスを集めたグロースハック集団です。
Amazon広告の運用のほかにも、Amazonでの店舗立ち上げやカタログ登録を代行したり、楽天市場や自社ECサイトなど複数のECサイトをまとめてコンサルティングしたりしています。ほかにも、Webシステムの構築やSNSの運用代行など、ECサイト運用に関するサービスを幅広く展開している企業です。
Amazon広告運用代行では、スポンサープロダクト広告やスポンサーブランド広告の運用代行ができ、広告を上位表示させるためのSEO対策などを担います。さらに初めてAmazon広告を運用する場合でも効果が出るように、運用戦略から代行、レポート業務までの一連の流れをサポートします。
株式会社グラッドキューブ

- 商品ごとの目標設定と細やかな配信調整が可能
- 日本語のみならず、英語や中国語にも対応
- Amazonだけに限らず、他媒体の施策も合わせて目標体制にコミット
株式会社グラッドキューブは、ウェブサイトの解析から改善までまとめてサポートするツールの提供やインターネット広告分野で成長している会社です。Amazon広告のほかにも、リスティング広告やソーシャル広告、動画広告など幅広いインターネット広告の運用代行を行っています。
Amazon広告運用代行では、Amazon広告運用代行担当者チームが、広告主ごとに専任でサポートする体制を構築。オンライン上で行うコミュニケーションで抱えがちな「顔が見えない不安」を感じさせないよう、丁寧な対応を心がけており、売上の満足度だけではなくサポートの満足度の高さも評判の企業です。
株式会社いつも

- Amazon Ads アドバンストパートナーである
- Amazonの専門知識を持った”チーム”が運用代行を行ってくれる
- これまでの運用代行件数12,000件以上
株式会社いつもは、「日本の未来をECでつくる」をミッションに掲げ、EC事業の総合支援やEC・D2Cブランドの立ち上げ支援、EC人材育成などを行っている会社です。日本全国の大企業から中小企業までの対応から、アメリカや中国、ヨーロッパ、東南アジア地域など幅広い地域でサービスを提供しています。
Amazon広告運用代行では、独自の商品ページ改善ノウハウを持っており、成果を上げていない顧客に改善ポイントを指摘してくれます。商品情報などを提供すれば、商品ページの制作作業はすべて代行してくれるのも嬉しい点です。
また、Amazon広告のみならず他のECサイトでの支援実績があるため、それらのデータも活用した効果的なサポートで売上拡大に貢献してくれます。
デジタルアスリート株式会社

- 豊富なノウハウを活かしたキーワード戦略ができる
- 商品の出品準備なども代行してくれるため、ゼロからの状態でも頼める
- 運用代行の継続率は、90%以上
デジタルアスリート株式会社は、「すべての挑戦をさらなる高みへ」というミッションを掲げ、リスティング広告代行からライティング・ホームページの制作、Webマーケティング代行やデジタルマーケティング人材の育成や派遣など手広く行っている会社です。
リスティング広告という言葉が聞き慣れない時代から、自社でテストを繰り返してノウハウを作り、サービスとして提供してきたことに強みを持っています。
Amazon広告運用代行でも、これまでのリスティング広告の実績やノウハウを応用しながら高い成功率を収めています。また、ゼロからAmazon広告を運用したい場合でもアカウント開設から出品、広告運用までをワンステップで対応可能です。
サポート体制は1社3名体制となっており、電話やメール、チャットでいつでもコミュニケーションが取れるだけでなく、多角的な視点から分析する体制を構築しています。
Amazon広告に関するよくある質問
ここからは、Amazon広告に関するよくある質問に回答していきます。
広告を出しても売れない場合は何を見直したらよいですか?
広告を使っても売れない場合、まずは広告がしっかりと露出できているか、クリックされているかをいったパフォーマンスを、レポートで確認しましょう。
露出は十分あるのにクリックされないならサムネイルや価格設定を、クリックされているのにコンバージョンにつながらないなら商品ページの品質を見直すことをおすすめします。
まずは「どこまでスムーズに流れているのか」「どこがボトルネックになっているのか」を確認することが重要です。
広告以外にも売上を伸ばすための施策はあるため、以下の記事も参考にしてください。
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広告運用の料金設定や予算の決め方にコツはありますか?
広告運用の際の料金設定は、商品によってことなります。基本的には、商品の原価や販売価格、送料も含めて費用を計算し、利益が確保できるかどうかを目安に「いくらまで」と決めるとよいでしょう。
また、広告は出稿したあともレポートをこまめにチェックし、パフォーマンスや費用対効果を計測することも重要です。
広告のパフォーマンスの計測方法については、以下の記事で解説しているので、詳しく知りたい方は参考にしてください。
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広告の種類はどのように選べばよいでしょうか?
Amazonの広告はさまざまな種類がありますが、運用に慣れていない場合はAmazon内にリーチする「スポンサー広告」からはじめましょう。
特に、スポンサープロダクト広告は初心者でも設定がわかりやすく、広告効果も高いためおすすめです。
ブランド登録者であれば、スポンサープロダクト広告よりも目を引くスポンサーブランド広告も活用すると、商品をユーザーに見つけてもらいやすくなります。
Amazonに出品していなくても広告を利用できますか?
はい。一部のAmazon広告は、Amazonに出品していなくてもスポンサーディスプレイ広告を利用できます。
ただし、すべての業種が対象となるわけではないため、事前に確認しておきましょう。
広告効果はどのように確認できますか?
Amazonの広告効果は、広告管理画面の「効果測定とレポート」画面から確認できます。
「レポートを作成」ボタンをクリックし、広告効果を知りたい広告の種類や期間など、さまざまな項目の指定が可能です。レポートを取得できる期間は最大2ヶ月と限られているため、こまめにダウンロードしましょう。
「何から見直せばいいかわからない」「独学に限界を感じている」方でも、すぐ実践できる改善ステップをわかりやすく解説しています。
今なら無料ダウンロード可能。この機会に、自社の運用改善にお役立てください。
Amazon広告の運用代行ならWacworksへご相談ください!
Amazon広告は、ターゲットや目的、予算によって運用方法が大きく異なります。商品にあわせて広告を選定し、しっかりと目的意識を持って運用していくことで、広告効果を最大化していくことができます。
もし「広告運用のノウハウを持っている人がいない」「広告運用に割けるリソースがない」とお困りの方は、Wacworksへご相談ください。
Wacworksは、11ヶ月のご支援で月間売上を300万円から800万円へ成長させた実績を持つAmazon運用支援のスペシャリストです。

Wacworksでは、毎月5社限定で店舗分析を行っております。
「広告運用がうまくいかない原因をプロに見てほしい」「どのような運用をすればよいか、自店の課題が知りたい」という方は、ぜひWacworksの店舗分析をご活用ください!
まとめ:ECサイトの作って売上アップに繋げよう
Amazon広告を効果的に運用すれば、自社商品の売上アップが大いに期待できます。しかし、適切な運用を行うためには豊富な知識とノウハウ、経験などが求められます。少しでもAmazon広告の運用に不安があるのであれば、運用代行をぜひ検討してみてください。
どの運用代行に頼めばよいか悩んでいるのであれば、まずはEC業界で実績のあるフリーランスを集めたグロースハック集団の株式会社Wacworksへご相談ください。